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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

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カリビアンクリスマス旅:さよならハバナ編

本日のテーマソング:chara "あたしなんで抱きしめたいんだろう?"
 
さて、バラデロで三日目の最後の朝、お宿で美味しい朝食をいただき(5cuc)
浜辺を散歩したり波を眺めて波の音と風に最後に癒されつつ。


あ、そうそう。人生初葉巻にも挑戦。
普段、タバコもなど吸う系のものはいずれも嗜まないのですが、
お土産があまりにも見つからずに、よし、会社の日本人には葉巻じゃい(製造業はどこもそうなんですかね?メキシコではどこでも日本人の喫煙率が高い)と思って、買ってみようかな、と。

しかし大昔にほぼ初めての海外旅行で行ったニューヨークでお土産に葉巻を買ったものの、
カッターが要ることとか、味とか、どうやって吸うのかすら知らずにはいっと渡して、
「吸えない」とブーイングを受けた覚えがあります。

そういえば去年のセンセイ(仮名・日本人カメラマン)との旅の途中の欧米人が支配する街のグアテマラの古都、アンティグアで、センセイがヨーロピアンが経営しているシガーバーに行ってたのを思い出しました。
入り口のガラス部屋で葉巻を売っているのでそこで買って、
中のカフェで一本の葉巻を長い時間をかけて嗜みながら、まったり過ごす、と。

そうか、そういうところに行けばお試しで吸える上に、オススメを聞けて、ライターや道具も揃っているじゃなかろうか、と思って「タバコの家」というお店に入ってみました。
お店の雰囲気は重厚で古めかしくて静かに時間が流れていて、いかにもシガーバー。
と、思いきや尋ねてみるとシガーバーではなくてただの葉巻屋さんでした(笑)
けど、カッターが要らないものでお土産にもオススメの細いものを教えてもらい、
その内の一本を開けて火をつけて渡してくれました。
これ、火をつけてもらわんかったらどっちが先っぽかすら私にはわからんもんね。


シガーは肺には入れず、口の中だけで味わってから吐き出す、と。
味は。。。他に比べる対象となる経験がないのでなんとも(笑)
あーこれが葉巻か、みたいな。
しかしこれでお土産に安心して渡せるってもんです。

お宿のおかみさんにまだハバナのお宿が決まってないことを言うと、ハバナのいろんなお宿にすぐに電話をかけ始めてくれました。
やっぱりどこも混んでいるらしく、数件目の電話でやっとこさ民宿をメインでやっているところなのかホステルと名のつくところを確保でき、その住所を確認してお別れし、ビアスール社のオフィスに行ってチェックインを済ませました。
当日買おうとする人がかなりいましたが、次の便を買ったりしているところをみると、やっぱりハバナに戻る便もなかなかこの時期は混んでいるのだと思います。
チェックインとかするけども席は自由席です。
乗車の際に前に並んでいた女性二人組が日本人だったので、タクシーの乗り合いが出来ないかと思ってハバナについてからのホテルの場所を聞いてみたら、エリアが違ったのでアウト。
このバスの中は日本人、ちょいちょいいたなぁ。

 
バスの出発を待ってる間の海も穏やか。


バスの中から今回最後のカリブ海の色を堪能。

そういえばバラデロは細長く突き出た半島で、先っぽの方に行くほど、オールインクルーシブのホテルばかりで、私が居た本土に近い方面は、日本人は皆無でした。
たまに見かけるアジアンも中国人ばかりでしたし。
そんな中、ぼっちで過ごしたバラデロ、、、2回ほど道ですれ違う地元ッティ女子に声をかけられました。
「アミーガ!一人なの??キャー、くすくす(笑)」って感じに。

・・・いいもーん。ぼっちで優雅な旅を楽しむ30代だもーん。(結果そんな優雅ではないが。)
・・・来年はさ、一人旅はちょっと控えれるように頑張るもーん。。。

さて。途中一回10分ちょっとの休憩を挟んで、ハバナの旧市街へ。
(帰りはバスターミナルだけでなくて市街で止まってくれる)
タクシーで新市街の方へ依頼し、ハバナリブレというホテルしか知らなかったのでそこら辺、と言って乗ったところ(7cuc)そこからお宿は8ブロックほど離れていて、そこまでなら10cuc、と言ってきます。

道を挟んだ左右のマンションの差。築70年差くらいあるのではなかろうか。

いたる所でカードが使えないのと、翌日出発で不要になる現金の調整を考えていたので、支払う現金を極力減らしていこうと思った私。
10cuc欲しいから無理にでもお宿まで乗せていこうとする運転手さんと半ば喧嘩しながら、
当初の予定通りハバナリブレ前で7cucで降ろしてもらいました。
で、ハバナリブレの横がネットが出来る場所なので、先日の残りのカードを使って連絡してみると、、、。
翌日からのメキシコ旅行関係で大事な連絡が入っていたりで、やっぱりネット環境って必要だわ〜。

で、まだまだ昼間の明るい時間なので、そのまま地図通りに歩いてホステルに到着しましたが、従業員さん達の様子がおかしい。
どうやら上がっていらっしゃーい!と言ったものの、待ち構えていたのは別のアジアン(中国人)らしく、私の予約のことはオーナーから聞いていない、と。
3人居た従業員の一人、40代に見える明るい雰囲気の女性が、明日の早朝出発で長い時間じゃないなら、エアコンなくてもいいなら「好意の値段で」私の家にいらっしゃいよ、とのこと。
私はここから5ブロック先に叔父と二人で住んでいて、なんの気兼ねもいらないわ、と。

うーん、、、、バラデロのおかみさんは電話で日本人って伝えていたし、従業員がお金欲しさにホテルのお客を奪うっていうのもあり得るし、何よりこないだみたいに民泊の許可無しの家に行ってまた後悔するようなことなっても嫌だし。。。
と迷っていたのですが。
また8ブロック歩いて大きなホテル(ハバナリブレ)に行くこととか、行ってももし予約で埋まっていたら、と考えるのも億劫で、その方を疑いながらも滞在させていただくことにしました。

その家までは歩いて5ブロックくらい。
38歳の女性のお嬢さん(20歳。かわいい。)が、連れて行ってくれました。
彼女はその女性の実の子供で一緒の場所で働いているけど、一緒には暮らしていない、とのこと。

キューバは警察が信用できる。暮らしやすいし、のんびりしているし安全で好き。
だけど給料が安くてやってらんない。(私の一月の給料20ドルよ!と言いつつタバコは欠かしません)
まだしばらくキューバは変わらないんじゃない?

などなど話しながら、お宅へ。
民泊などはしていないため生活感溢れる、でもちゃんと片付いた家です。
でも、私なんでここにいるんだろう。。。って思ったね。
(冒頭の曲、歌詞変えてマジで歌ってました/笑)
そこで荷物を置いてそのまま、また街へ。(お嬢さんはまた職場のホステルに戻って行きました。)
ホテルの建物内で、観光客であふれたリカーショップでお持ち帰りのラムを買い、(でもこの時だけカード使えず。)ブラブラしてホステルで女性と合流してお宅へ帰りました。

歩きながら話していて、その女性が悪い人じゃないことはわかります。
お腹空いているならごはんもすぐに準備するからね〜、とも。
しかし、このキューバで得た体験からして、この人どれだけ私からお金をもらえるつもりにしているんだろう?と思ってしまいます。
人を疑うことと、人に対して怒る事って心がとても疲れるのであまり、したくはないのですが、どうしても、ね。

シャワーを浴びている時も、彼女が誰かと「まぁ、20cucはくれるでしょうよ」と電話で話している声が聞こえて、なんだかなぁ、、、と思いつつ。
電話の相手は若い彼氏だったみたいで、彼女がごはんの準備をしている間に家に来ました。
うわぉ、二人からお金を迫られたら逃げられんし、でも私、今現金あまりないし、どうしよう!!

と、緊張しながらも準備していただいたごはんをペロリと食べて、しまいには寝落ちそうになっている私(笑)
あ、ごはんは白ごはんとシーチキンのトマト煮とチーズでした。
で、まずは15cucを宿泊に対する「好意の気持ち」でお支払い。
確か、普通の民泊が20か25cucからなので、夜中の2時半までの滞在で熱いお湯のシャワーもエアコンも無いセントロからかなり歩いた所であるここなら15で充分じゃないか、と。
あとは、ごはん代とここまで連れてきてくれたお嬢さんに、などなどの気持ちでプラス5cucをお支払いして、とりあえずひと眠りしました。


29日夜中、2時過ぎ。起きて顔を洗って準備します。
前日のうちにお宅の女性がご近所に住むタクシー運転手さんに2時半に頼んでおいてくれたのですが、少し早く来てくれていました。
女性は最後まで見送ってくれて、ここでやっと、この人ちゃんとホスピタリティの心を持っている人だった〜と思えました。

タクシーの料金は少し高めの30cucで(夜中だから仕方なし)前日のうちに確認しておいたのですが。
おぉ!オープンカーでは無いけどクラシックカー!!
57年(52だったかな?)と言っていましたが、57年前の車なのか1957年製なのか確認していないのですが、どっちにしてもすごい。


どれも深夜の走行中撮影によりブレブレですみません。。。
が、クラシックシングルのバイクを更にクラシカルに改造していた私としては、リベットや計器類や頼りないサイドミラーなどに萌え萌えです!!



しかし警察に渡すから、ということで乗ってすぐ集金。
しかも友達と称する別の男性も助手席に乗っています。
えーっ!怖い!!!
今まではお金を取られたりボられたりする恐怖だけだったけど、この状況は襲われても逃げられないという別の恐怖も出てきます。
さらに空港に向かう郊外の道に連れ出されたり、捨て置かれたりして飛行機乗れなかったらどうしよう、とか。
まぁ、話してみるとちゃんと登録してあるタクシーのドライバーさんで、友達も本当にただのお友達で、ライトの故障で停まった時(これの方が本当に怖い)のお手伝い要員さんだったみたいです。
途中で通る警察からも何も停められたりもしなかったし、ほっと安心。

時々車は停まりそうになりながらも予定の3時には空港着。
小さな空港なので夜中も空いているか心配しましたが、そんな時間も飛んでいるのでちゃんと開いています。
パナマ行きや、カンクン経由のイタリア行きなどの便で、全く聞いたことも無いエアラインの便でしたが、バシバシ飛んでいるみたいです。

一時、パナマの街で現金が無いから心配していた出国税も、今はエアチケットに組み込まれていて(ネットで調べた)もうこれ以上お金を使うことはありません。
空港の中のお土産屋さんですら市中と同じ値段でお酒などを売っているので(こういうところはキューバのいいところ)安心してハバナクラブの3年もの中瓶(3.95cuc。モヒート作る用に。)買って預け入れ荷物に入れて、と。

1時間近く遅れて開いたアエロメヒコ航空のカウンターで、無事に荷物を預けて、イミグレを通って中の搭乗口側の待合室へ。
ここでサンドイッチとコーヒーを買って本当にぴったりきれいにキューバ通貨を使いきりました。
(と思っていたら後日、隠し銭として持っていた20cuc、2000円ちょっと分くらいを発見して切ない。。。)
今思えば、キューバは税抜き表示じゃ無いので計算がしやすかったなー。


キューバのコーヒーは最後まで粉っぽさのある独特のものでした。
空港の待合室(ラウンジでは無い)でこんな入れ物に入ってくるのもなんとも70年代クラシカルな感じで素敵。

そんなこんなでキューバを離れます。
久々の一人旅だったし、短かったし、準備が足り無いなどで、いろんな思いをしましたが、毎日飲んでたいろんなカクテルは美味しかったなー。
また、いつかリベンジに行く時には、もっと人と素直に楽しめることに期待しつつ、でも今のクラシカルな風景は変わらずにいて欲しいと勝手ながら思いつつ、寝ている間に飛行機はメキシコシティに向かっていたのでしたん。


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カリビアンクリスマス旅:カヨブランコでの休暇編

この日のテーマソング:COCCO "強く儚い者たち"

朝八時半に近所のオールインクルーシブのホテルでピックアップの、イルカと泳ぐシュノーケリングツアーに出発。
家を替わるために荷物をまとめておいて、二軒隣のネーナおばあちゃんのところへ持っていく。
ハンモックが壊れた滞在先民家のおかみさんの所に荷物を置いておきたくなかったし、そもそも朝の出発の時間など全てお伝えしていたけど、出てくることもしないもんね。。。
ここまでホスピタリティを感じられない宿泊先ってさ。。。
キューバなので仕方ないし、もうどうでもいいけど。(一晩寝てやるせなさに耐性ができた)

ホテルに約20分遅れでバスが到着し、その後も各ホテルを回って30人以上は乗ったと思います。
そのままクルージング船の出発場所へ。さらに他の所を回ってきたホテルからの参加者と併せて一層のボートに50人くらい?×2艘で出発です。


ハイシーズンで大盛況です。
ここでも一人で参加している人は私のみ(笑)
アジア人もほとんどいなくて、他に2組くらい中国人のファミリーを見ただけかな。

キャプテンお手製のポンチ(フルーツがゴロゴロ入ったジュース)でラムポンチを(何杯か)飲みながらボートは和やかな雰囲気で進みます。
途中、ボートを停めてシュノーケリングするスポットがありましたが、足ヒレは付いていないしどうも、上手く呼吸ができなくて早々に引き上げました。
周りに人も大量にいましたが、魚も少し見えました。

老夫婦が舳先に近いところでタイタニックごっこをしているのを見ると、足元にトランポリンのようにネットが張られた部分があり(下は海面)、そこで欧米人は寝転がって風と太陽を満喫しています。
これは!!!巨大ハンモックじゃないか!!
日焼け止めをよく塗って、私も参加。
時々下から小さな水しぶきが当たるのも気持ち良く、私は動く海上のハンモックを手に入れたのでした。

お昼ご飯はカヨブランコ、という白い砂浜の無人島に上陸し、ロブスター含む数種類のグリルなどをいただきます。


ご飯までの時間はのんびり砂浜で寝るもよし、お酒を飲むもよし、ですが、たまに船長によるゲーム大会やみんなでメレンゲ踊ったり。
一人でも参加して充分楽しみました。




イルカを見に行く人は、船に早めに戻ってすぐ近くにあるイルカ保護センターみたいな場所に移動です。

あ、野生のイルカに乗ったり一緒に泳ぐわけじゃないんだね、、、当たり前か。
イルカさん達の目が穏やかなのは、優しいのか、狭いところで飼いならされてる哀しさからくるのかよくわからないけど、「あなた楽しい?」と話しかけている怪しい30代(笑)
ここでは順番に並んで、いるかのお腹にタッチしたり、イルカさんにキスしてもらっているところを撮影してもらったりしました。
イルカの肌は想像した通りのモキュモキュ感。。。


その後、カヨブランコに戻って、イルカオプションに参加しなかった残りの人をピックアップし、夕方にはバラデロへ。
帰りもハンモックを満喫しました。


到着してからネーナおばあちゃんのところへ荷物を取りに行きました。
(今度は)美味しくアイスをいただき、お金が入るわけでもないのに、次の宿泊先を探してさらにおじいちゃんに連れて行ってもらうなど、とっても良くしてくれたおばあちゃんに本当に感謝です。
おじいちゃんと二台でそれぞれチャリンコに乗って、ローカルな2番通りをゆっくり走ります。
おじいちゃんは荷台に私のミニスーツケースを乗せて片手で支えて。。。すごいな。

次のお宿は電話会社の建物の目の前で、wi-fiに期待しましたが、やはりそんなものは無いらしい。。。
ここはちゃんと民泊マークが有り、お部屋も快適です。
美味しいご飯屋さん、と言われた隣の通りのイタリアンがいっぱいだったので、お持ち帰りをして帰ると、ご夫妻が晩御飯中で、一緒に食べる?と誘ってくれました。
しかも普通にロブスター食べてるもんなー。
ちょっと味見させてもらうとプッリプリで美味しい!
ロブスターが食卓に上がるのは日常茶飯事なのかお尋ねしたら、ちょうど今日、オリーブオイル漬けを作ったところだから食べていたけど、毎日食べるようなものでも無いらいしい。

気持ち良い風を感じながら、この日は心に何も残すことなく就寝したのでした。




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カリビアンクリスマス旅:バラデロの青い海と心編

この日のテーマソング:とんでったバナナ

26日朝、都市間高速バスのビアスール社のターミナルへパブロさんが10cucで連れて行ってくれました。
タクシーの運転手さんたちがすぐにバラデロへタクシーで行かないか、とたくさん話しかけてきます。
バスはバラデロへ10cuc、タクシーは1台80cucで4人で乗り合いできれば20cucになるので、バスのチケットが買えなかった人たちでうまく乗り合わせないといけません。
バスセンターで何人かに声をかけるものの、みなさん行き先が異なります。
そうこうしているうちにタクシーの運転手さんがトルコ人の女の子二人組をつかまえ、あと一人をつかまえるまで待ってもいいし、80cucを三人で払うならすぐに出発するよ、と言ってきました。

待つのも面倒臭いよねー、と意見が合致した所で出発。

道は高速道路というわけではなく、人も横断したりするのですが、総じて綺麗に整備されています。

タクシーの中では、私が昔トルコの商品を売っていたことや、旅の話などを英語でキャッキャと話しながらも、すぐにそれぞれが旅の疲れで寝落ちたりしつつ、長閑な雰囲気で海沿いの道を走りました。
時々道沿いに見える海の色が変わっていき、バラデロでの綺麗なカリブ海の色と透明度に期待が高まります。

10時過ぎにはハバナのお宿の(下の階の)おばあちゃんに紹介してもらった家に到着。
そこもおかみさんはおばあちゃんで、とってもにこやかに出迎えてくれました。
が、そこも今日はすでに予約で埋まっているので、2件お隣のご近所さん(民泊やっていますの掲示はない一般のお家)に泊めてくれるとのこと。
翌日もバラデロに滞在したいけどまだお宿を取れていないこと、一緒にタクシーに乗った女の子たちも同じで、今日の一泊はホテルを持っているけど翌日を押さえられていないことなどをスペイン語で説明すると、なんとかそっちの彼女たちの分も押さえるわ!取れたらそれぞれに連絡するから、と頼もしいお返事。
しかしこのご近所の情報網というか、ホテルに客を持って行かれてなるものかの連携力のすごいこと。

実際に泊まる一般のお宅の門扉横には思いがけず、私が憧れてやまないハンモックがありました!

今までに経験してきたハンモックより少し小さめで、糸も綿100%でボロそうだけど
今までハンモックがある海辺では必ず気持ち良い昼寝をしてきた私としては、ここも最高のお昼寝ができるはず!
と浮かれて、そのまま荷物を置いて水着に着替えて海へお散歩に出ました。



ビーサンを買ったり(お店に全然種類も在庫も置かれてなくて、選択肢が一択しかない12cuc。・・・高い)、浜辺を歩いたり、生演奏の音楽聞きながらロブスターを食べたり、メキシコペソから両替できる銀行を見つけたり、お部屋に入れるようになる午後までぶらぶら。

27番通りのスナックバーでフローズンダイキリ。



名物のロブスターにはビール、待ってる間にピニャコラーダ。
音楽はカリビアンな3人トリオ。

宿泊お宅に帰ると部屋が整っていたので、荷物とともに入りました。
宿泊費をお支払いしようとすると35cuc。
さらに飲み水として4cuc。
民泊設定は金額が25cucから5cucずつでランクがあり、上限も決まっています。
でもシーズン料金とかはなかったみたいで、35はここでこの施設で高くないか?と思いつつも、普通にお支払いしました。
さらに嬉しいことに、翌日のもう一泊も紹介元の二軒隣のおばあちゃんが手を尽くしてくれたらしく、別の家で確保できたらしい、との嬉しい知らせもありました。
やっぱなんとかなるもんだ。

こうしてバラデロに居れる日程が確定したので、ハバナに帰るバスのチケットを買ったり、翌日のシュノーケリングができるツアーを申し込みに行ったりして、その後は夕方からハンモックで最高の昼寝タイム。。。

と、思ったら。。。
地面に落ちた。
乗ってすぐにドン、では無く、しばらくしてかかとが入った網目から糸が裂けて、ドスンと。
コントか。
下に置いてあった陶器の置物で頭を打たなくてよかった〜、と。

で、お宅のおかみさんに事情を話したら「これ人からの貰い物なのに!!」と嘆かれ責められ、新品を買わされる始末。

貰い物なのか贈り物なのかはわかりませんが(でも新品をゲットした瞬間にケロッとしていたから思い出の詰まった物ではない模様)、でも泣きたいのはこっちです。
ボロくて破れたものの代りに新品を買わされてその上それを使わせてもらえないし、それよりも何よりも、私の愛するハンモックの上で昼寝という最高の時間が一気に真っ黒な思い出に。

新品を買わされに連れて行かれた民芸品市場のお店の人に、私が乗って破れたことは話さずに許容体重など聞いたら「もちろんあなたが乗って破れるわけない」と言ってたじゃないかぁ、、、絶対綿糸の経年劣化じゃん(怒)
だからハンモックはお土産品でもメキシコやグアテマラ、ベリーズで使っているようなナイロンがちょっと入っていて、体を包み込むタイプがいいんだよ。。。

それと、こういう素人が民泊お宿業をやるべきじゃないと思いましたね。
ここは民泊やってますのマークの掲示がないお宅だったんですが、これって許可制か登録制じゃないのかな?
家も一つはベッドが使えないベッドメイクだし(見た目綺麗に整っていると思いきや、ベッドマットにシーツがなくて、枕も毛布を丸めているだけ。)
こういうアクシデントが起こった時にお客様の心配をするわけでもなく、
ボロくて危ないものを置いておくこともそうだし、
使われて困るものなら最初から使わせないようにする配慮もしていない。
そもそも到着最初の時点の初対面でいきなり、
「タブレットを持っている?日本ではいくらである?
日本にはいっぱい良いタブレットがあるんでしょう?
だから持ってるものを(中古だから安く)売って」
と言ってきた人です。
・・・タブレットは持ってないし、持っていたとしても自分のデータが入っていて必要だから使っているものを、見ず知らずのあなたに市場より安く売ることは有りえんわ。

この国の民泊業の趣旨は海外からのゲストに居心地の良いお宿を提供しよう、というホスピタリティからくるものではなく、自分達が持っている資源を使っていかにお金をゲットできるかどうか、がメインなんだな、と改めて感じるとともに。
それでも綺麗で安全なお部屋をホテルより安く提供してくれている、ちゃんと(国の許可を取って?)民泊をしている他のオーナーさんたちを見習って欲しいと思いました。。。

はぁ、、、失われしハンモックタイム。。。

紹介元の2軒隣のおばあちゃん(民泊業の掲示をしている)は、年の功か、私の顔を見た瞬間に何かあったの?とアイスクリーム食べていく?と優しい。
(でもやっぱり今までのキューバで過ごした時間での経験で、そのアイスクリームもお金取るんじゃない?と疑ってしまい、素直に食べれない私。哀しいなぁ。)

おばあちゃんおすすめの安くて美味しい食堂(15番通りの海近く、ビール含めて6cucくらい)で晩御飯をいただき、その日は就寝したのでした。


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カリビアンクリスマス:ぼっちクリスマスハバナ編

この日のテーマソング:福山雅治 "僕らの愛はいつも忙しい"
ってなぜか歌詞と真逆ではあるんですが。

さて翌日25日。お宿のご主人パブロさんは独身らしく、朝ごはんとか用意できないのですが(民泊のお家は朝ごはんや晩御飯も別料金で提供してくれるところが多いです。)コーヒー飲む?と入れてくれました。
小さなカップに苦くて少し泥っぽい感じ、最後に粉が残るのは、トルココーヒーとかみたいな、粉を溶かして淹れるタイプかもしれません。
屋上のお洗濯場所を確認すると、いい風が吹いていてここでお酒飲んでも良さげだなぁ。


この日はとりあえずハバナ観光に出てみよう、ということで旧市街に行こうかと思っていると、パブロさんが車で連れて行ってくれました。
お宿は新市街のマレコン(海辺)のすぐ近くで、そこから海沿いを走り、遠くに見える要塞で今日はセレモニーがあるよ、行くなら一緒に行く?と誘ってくれたので、クリスマスらしいことをしようと思い、。19時半に約束しました。
10時半くらいだったと思うのですが、旧市街の公園で降ろしてくれた瞬間から、観光馬車やクラシックカーのタクシー、ココタクシー(トゥクトゥク)の客引きが待ち構えています。



旧市街にあるモヒート発祥のバーに興味があり、それ以外に特に行きたいところがなかったので、ブラブラ歩き回ろうかと思いましたが、暑い。
しかもクリスマスなのと午前中なことでそこ以外にも主要な観光地はすべて閉まっている。。。ちーん。
というわけで、素敵な建物たちを遠目に眺める観光馬車に乗り、旧市街を周りルートを変えて最後はお宿がある新市街側の革命記念公園で降ろしてもらうことにしました。

ラム工場は本当にラム工場だったのかラム博物館みたいなところだったのか、よくわかりませんが、そこに併設されたバーでモヒートを飲んでみる。



ヘミングウェイはあの席が定番だったよ、とカウンターの右端の席を言われましたが、私、ヘミングウェイも村上龍のキューバ絡みの本も読まないまま来たもので何も感慨深くもなく。
ただ、ヘミングウェイも私と同じく端っこ好きさんだったんだな、と(笑)

観光馬車のガイドさんはおそらく公認ガイドとかでは無く、この建物はいつ頃建てられたの?と聞いてもだいたい全部の建物100年以上前に建てられてるよ、とか。
そりゃ言われんでもわかるわ。
私がモヒート飲んだあたりから下ネタしか言わないし、勝手に私のキューバの恋人を名乗ってくるし、おいおい、そんな適当観光ガイド久しぶりなんですけど。

中華街があるということを行った人から聞いていたので、足裏マッサージ屋さんがあることを期待していたのですが、途中通りかかった中華街の入り口の門はキョンシーが出てきそうな雰囲気。。。
昔は中国人が実際に住んでいる中華街だったらしいですが、革命の時にみんな逃げて、今ではそこにキューバ人しか住んでいないのだとか。

そういえば、キューバ滞在中は「チーナ!」(中国人)としか、声をかけられないし、アジア人観光客も圧倒的に中国人で、国中を走るバスは中国車で、やっぱり同じ主義の国は今も仲がよろしいようで。

革命記念公園で降りた後は、まだお昼になるかならないかだし、もうハバナの旧市街はいいやーと思って1日乗り降り自由で5cucの二階建て観光バスに乗って、ハバナじゅうをぐるりと回りました。



その後、昨日の道端で外国人観光客に教えて貰った美味しいというご飯屋さんで、イタリアンなお昼を食べましたが、こういうお店でもネットは無い。


やはりこの国では情報インフラはまだまだで、グアテマラの5分の一も整っていない印象です。
そこで家の近所にある、ハバナリブレという大きなホテルの付近がWiFiスポットになっており、1時間3cucでインターネットに繋げられるカードを買って、メールなどをチェックしました。
データ容量ではなく時間、みたいなのでラインで近況報告とかにもバシバシ画像を送ります。


一通りのやりとりが終わって、あとは海辺でのんびり。

多くの地元ッティ達も、ただ座っておしゃべりして過ごしています。
こういう憩いの場でも子供の姿が少ないこの国は、実はかなりの高齢化社会だ、と先日記事を読みました。
お金がなくて育てられないから産まない人が多いのだとか。

それと、岩場に飲んだ後の瓶缶が多数。
メキシコやグアテマラでは考えられない光景です。
だって、それらを拾って売ってお金にする人がすぐに回収していくから。
ここはそんなことをしなくても暮らせるからか、拾う仕事の人が働いていないのか、リサイクルという業種を国として用意していないからか、多数の残骸がありました。
 

その後、お宿に戻って一階のおばあちゃんにバラデロのお宿にはどうやっていけばいいのか尋ねましたが、やっぱりそこも自分が持っている家でもなんでもなくて、知り合い紹介するよー、というだけでした。
それすらこれまた観光地でハイシーズンなので、一泊しか取れなかったですが、ひとまず明日の早朝の長距離バスのチケットを押さえなさい、と。

そこから急いで観光バスを乗り換えたり、墓地の横を2キロ近く歩いたり、親切なおじさんに地元の人が使うバスに乗せてもらって助けられたりしながら、なんとか長距離バスのビアスール社のターミナル兼チケットオフィスに着いたのが18時半くらいだったと思います。
タクシーに乗らなかったのは、3時間くらい離れたバラデロにバスで行くのに10cuc、と市内でしかもバスチケットを買うために同じ額のタクシー代を払うことがバカみたいに思えたので。

そうしたらバスチケット、27日まで全便全席売り切れとか言われるしー。
やっぱりチケットを買うために並んでいた同年代日本人カップル(指さし会話帳と歩き方を持っていた)に、市内までのタクシー乗り合いにしませんか?と提案しましたが、旅慣れてナイラーらしく警戒したみたいで「考えます」という微妙なお断りをされたので、一人でタクシーに乗って10cuc支払ってお宿に帰りました。

ちなみにそのカップルさんはキューバの中で一番遠い(バスで15時間とかかかるのでたいがいのネット情報には飛行機がオススメと書いてあるルートです)サンティアゴという所までのチケットを買おうとしてやはり全便満席で撃沈した所でした。
こういうときにスペイン語が多少なりともわかる日本人とか便利過ぎて、私なら逆に捕まえてくっついていくのですが、これもまた今までの人生で得た図太さなのか。。。
(自分が旅慣れテーラーと自称するつもりは全く無いです。なんか、私、改めて思うけど図太いな、と/笑)

あ、そうそう。今更ですがキューバ人の話すスペイン語、恐ろしいほど分かりません。
単語は簡単なのですが、発音がなんだかベラ〜っとしていて、聞き返すと、わからんのか?みたいに言われるか英語に切り替えるかされるのですが、いや、ほんと聞き取れませんから!と叫びたかった。。。

帰りのタクシーの運転手さんにチケット買えなかったことを話すと、朝、チケットを買えなかったらタクシーで乗り合いを捕まえればいいさー、20cucからあるさー、とのこと。
うむ、そうしよう。
と、決めてお宿の一階のおばあちゃんに話すと、別の自分の所への宿泊客が同じように捕まえ済みの乗り合いタクシーに私を入れ込めんか、と交渉勝手にしてくれたりしてますが。
(普通のセダンに既に4人乗ることが決まっているから無理、とタクシーの運転手さんは言ってる所にごり押し)
そういうやりとりをしていたら19時半を過ぎて、パブロさんとのクリスマス花火見に行けなかったし(泣)

結局、近所のご飯屋さんで一人ごはん。クリスマスに(笑)
ウェイターさんの優しさとクバリブレが心にしみます、、、が、あまりクリスマス感が無いのでそう寂しくもありません。


実りがあるような、無いような、そもそも旅に実りなんて要るのか、要らないのか。
そんなハバナのクリスマスでした。


街で見かけたキューバっぽさ。


不動産屋のドアに貼ってあった売り物件情報。
値段はわかりませんが、どれも1930年代、40年代が普通!

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カリビアンクリスマス旅:つかみのハバナ編

メキシコに戻ってそのままシティの空港内で次の旅の相方、いやさ弟子待ちなうのニイナです。
いい感じにパソコンや携帯の充電ができるお店がないので、待ち合わせ場所の空港1タミ9番出口付近でスーツケースを椅子代わりに壁から電気を拝借しつつ(失礼っ)書いております。

と、いうわけで少し遡ってハバナ到着から。
この日のテーマソング:ブエナビスタソシアルクラブ

あれだけ間際に購入したクバーナ航空CU131便は満席で、予定より1時間ほど遅れて出発し、途中パンだけの軽食がサービスされて到着しました。
着陸がうまいなぁと思っていると、乗客の皆さんそう思っていたらしく、自然と起こる拍手(笑)

入国で並んでいた時に後ろに並んでいた同年代のカップルが日本人の様子だったので、歩き方か宿情報か何かお持ちではないですか?と尋ねる。
アメリカに在住の方々らしく、自分たちも持ってないんですよー、と。
しかし、自分たちが二日前に宿を押さえた時はまだ空きがありましたよー、もし見つからなかったら最後の砦にどうぞ、と宿情報のサイトを写メらせていただきました。ありがたや。
入国では心配していた旅行保険の加入有無とか聞かれることなく、アメリカ市民か?とだけ聞かれたと思います。

出口を出てすぐに旅行インフォメーション(受付の女性は英語も話せてにこやか親切。キックバックが発生するわけでもなさそうなので安心)へ直行し、ハバナとバラデロに行きたい、と言ったところ、バラデロにも家を持っている民宿オーナーに電話をしてくれました。
そのオーナーさん家は今日は空いていないけど、その家の上の階が空いていて、バラデロの家も使えるように手配してくれる、とのことでした。
いやぁ、良かった、とりあえず野宿は免れそうで。

そのまま空港の外にある両替所へ。
打って変わってものすごく態度が悪いです。どこの国もお金を扱う仕事の人って自分たちのお金でもないのに勘違いする人、多いもんね。。。

メキシコペソからcucという外国人用の通貨に換えたのですが、レートが悪いのはメキシコペソ安なので致し方なし。
1cucは確か0.87usdの固定(usd連動)と聞いていたので、円高ならメキシコペソやアメリカドルからではなく、日本円からの方がいいんだろうなぁ。
空港の2階でキューバの人が使うcupという通貨に換えられる、とも聞いていましたが、面倒くさいし、結局外国人ならその通貨を大量に払わないといけないのでやめておきました。
とりあえずタクシーは市内まで一律25cucのようなので、何も考えず乗る。

30代と思しき運転手さんにアメリカとの関係回復で何か変わったか尋ねましたが、観光客が増えたこと以外何も変わってない、と。ふむふむ。


車窓から見る外の景色はクラシカルが基本。道はメキシコの方がよほど悪いでこぼこ。

そうこうして到着した新市街のアパートの入り口でお宿のおばあちゃんが待っていてくれましたが。
明日からバラデロに行きたいことなど話していると、話しながら寝落ちるなどどうもおかしい。
ハバナを知るために2日間はここに居なさい、バラデロは旅行者が多くて物価も高い(それでもいいから私は行きたいと言ったのですが)など自分都合の話をしてくるなぁ、と思っていると、どうもお金の徴収をしたいらしい。
結局、おばあちゃんの言うことに負けて二日間、そこにいることになりましたが、お金を受け取る時だけは、しっかり目を開けてものすごい勢いでサッと取る。
え、痴呆が進んでるんじゃなくて、本当に自分が話を聴きたくない時だけの狸寝入りでした?
未だ分からず。

おばあちゃん家。クラシカル。

このおばあちゃんに限らずキューバ全体で感じたことですが、旅行者をお金としか見ていない人が多く、名前も聞かれません。
会った瞬間に名乗って名前を尋ねるメキシコ人に慣れていたので、どうも心が落ち着かない。
いろんなところで他所で支払う金額のことを聞いてきます。
最初はこちらのお財布事情を心配してくれてるのかなぁ、と思っていたのですがどうやら違って。
この人はどれだけ自分にお金を落とすか、だけが気がかりのようなのです。
そういう人は女性に多いかな。こういう人が多いのも仕方ないのかもしれませんが。
全部がそういうわけではなく、純粋に人として接してくれる人やナンパなどはお金より先に名前を聞いてくれます。
なので、話しかけられたらどっちか見極めるのは簡単ですが、基本的にいつもそういう疑いの心を持っていることになるので、その後も心がちょっとだけ疲れる状態が旅の間ずっと続くことになりました。。。

その後、通りに出てローカルな食堂を目指しました。
道を教えてくれる外国人旅行者や、ハバナへようこそ!と道すがらに声をかけてくる人々は、あ、ここってのんびりしてるところなんだな、と思わせてくれるのですが。
結局、安いと教えられたけどそうでもないところで生音楽を聴きつつ(勝手にテーブルのそばで歌ってチップを払うまで離れてくれない。でも歌声は素敵。)、ローカルメニューをいただきました。



ここで最初のビールはどれにしようかな、とケースを見たら、なんと懐かしのグアテマラの安ビール、ブラバがあるじゃないですか!!!
他のキューバ産のはこれからいくらでも飲めるしー、と思ってブラバを注文。
こんな味だったっけー?と思いながらも、飲み干しましたが。

後日、写真を見返していて気づいたこと。
これ、ブラバ(BRAHVA)じゃない! ブラマ(BRAHMA)だ!
・・・やられた(笑)




そこからお宿に戻る間に「あらー、空港で会ったわね」と現地女性に声をかけられる。
え、誰。
と、思いつつも、「どこに行くの?私はパーティに行くところなの。あら、スーパーに行きたいなら連れて行ってあげる。私がいたら現地値段で買い物できるから」と言われ、誘導される。

もともと人を信じやすい私は、こういう風に声をかけられるとすぐにあ、連れてってー、となります。
いろんな旅での経験で、そうやって近づく人はなんらかの魂胆がある場合も有ると知ったけど、まぁ、捕って食われることもないだろうし、いざ何かあってもこの人相手なら走って逃げれそうだし、と踏んでゆるゆるそのまま歩いてみます。

そうすると物が本当に少ない商店で、現地シャンプー(1.4cuc)を買うと、自分のおかげで現地値段で買えたんだからその分自分に何かおごれ、とうるさい。
はい、きたー。
やっぱ魂胆あるパターンだったかー。
そういやこの人も名前、聞いてこなかったな。

現地人通貨で買ったわけでもなく、全国どこで買っても同じ金額の国で現地シャンプーを買っただけなのに、何をそんな強気に人にたかれるんだろう。
あまりにもうるさく面倒臭いので、近所のスタンドで自分用に水を買って(1cuc)、それと同じ金額を渡し、「これでジュースでも買えば。でももう付いて来ないで」と言って離れました。

もやっとした気分でお宿に帰り着き、本当のお宿のご主人(昼間やりとりしたおばあちゃんは自分のところがいっぱいだったので、上の階に私を紹介しただけで、斡旋料は取れないんだと思います)に、お部屋を紹介してもらい、その後はバタンキュー。

そんなこんなで、ゆるいけど、心落ち着かない、でもこれがキューバっぽい、という旅の初日だったのでした。

街中を走るトゥクトゥク、通称ココタクシー。南国です。



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