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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

手続き編:納め

冬眠生活から抜け出せません、ニイナです。

ちょうど誕生日を挟んだこともあり、連日友人とご飯を食べたりして、これがまた毎回温かい激励のお言葉をいただき、本当にありがたいです。
激励(と心配)は主に仕事や引っ越しについてより、早く女の幸せゲットを頑張ってね的なのが多い気がするのはなんでだろう(笑)

それと家に置いてある荷物もなるべく減らすべく片付けました。
大昔の自営業のときの商品が残っていたので、お友達のインテリアコーディネーターさんにお願いして預かってもらうことに。
お宅にお伺いすると、そこでまた素敵な出会いがありました。
同い年のデコラティヴペインターさんと、その作品です。
お伺いした際に、そのお友達の家(ここがまたとっても素敵な場所なんだ)のトイレのドアを、敢えて何年も経った風合いの様に絵を描く作業をされていました。

よく(ビンテージ家具とか流行った時など特に)家具をムラ塗りして素朴な風合いにDIY!などなど雑誌で見かけますが、そんなもんではないです。
本当に絵で、風合いを表現されるんです。
テーマパークの昔風の建物が実はペイントで表現されてる、みたいなあの技術です。
同い年の女性、しかもフランスで修行されていたということもあり、海外のそんじょそこらの街中の壁話(笑)で盛り上がりました。
あっ!早いとこグアテマラで撮影した珠玉の壁写真データを送らなきゃ〜。


バタバタしているようで、空いている時間は相変わらず惰眠をむさぼり、本当に来週から社会人生活をまともに送れるのか、と。
心配しても仕方ないんですけどね。
そして(北九州市民のソウルフードである)資さんうどんのゴボ天うどんも、家の近所で北九州で一番美味しいと思っているたこ焼きも無事に食べ納めました。

今回もやはり荷物作りは出発前日の深夜に開始・・・。
ここまでくるともう、お尻に火がつくのが遅過ぎるっていう病気じゃないか、とさえ思います。
毎度、旅行や引っ越しの度に、母から準備したと?と心配されています、34歳にもなったのに。
てへへ。

朝、なんとか無事に荷物を作り、呼んでおいたタクシーでバスセンターに出発。
こちらのタクシー、姉が昔から使っているのですが、いつぞやはゲリラタクシーと呼ばれた代物で、距離と時間で計る(?)格安な会員制のハイヤーサービスです。

福岡空港には、糸島に住む妹が見送りに来てくれました。
外国人みたいにソフトタイプの大きなカバンを運ぶのにカートを使っていたら、なかなか旅慣れてーラーっぽいと言われました(笑)


妹からもらったマンハッタンをスターフライヤー機内サービスの自慢、タリーズコーヒーとともにいただく。
えー、もうなにこの至福の時間。マンハッタンとコーヒーですよ。

こう聞けばかっこいいのですが、福岡県民なら、それは世界一ホットでクールな街で飲むコーヒーではない、ということを認識されているかと思います。
このマンハッタンも食べ納め。

久々にちゃんと国内線の機内で起きていたので、雪化粧の富士山が綺麗に見れました。


夜は東京で15年来のお友達と飲みに行きました。
出会ったときからずっとお兄ちゃんとして仲良くしてもらってて、事ある毎に恋愛がらみの相談をしていましたが。
今回は今までとちょっと違いました。

彼は先日お父さんになり、私は地元を離れて海外へ。

自分が一番自分のことを好きである様に教えてくれた、自称:永遠の厨二病患者(笑)の彼が、
「ニイナみたいな生き方は羨ましいと思うよ」と、言いました。

彼は望んで安定した生活や守りたいものを着実に手に入れていってるので、ちょっと意外な言葉でした。

まぁ、男の人はみんなどこかしらで、冒険や挑戦を心のどこかで求めているんだろうね、それを実現するかしないかは別として。
っていう話で盛り上がりました。
そして私にはそれを実現するタイプの人としかもう恋愛は出来ないんじゃないか、とも。
えーっ!むっちゃ少なくならないか、それ(笑)

こうしておにいちゃんからの恋愛指南をネタにした飲み会も、いつも通り元気をもらって終了し、東京は永田町、静かな夜を過ごしたのでした。

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