本帰国と日本の生活準備 2020/08/31 コロナ禍の本帰国4:帰国者ルールに則った自宅までの道のり前編 日本帰っても相変わらずのんびりし過ぎてアップが遅くなって申し訳ないです、ニイナです。帰国者を取り巻く状況も日々変わっていくので、あまり役に立つかわかりませんが、とりあえず現時点でも入国ルールは(意味があるのか謎なルールではありますが)変わっていないので、私のパターンを引き続きお伝えします。 羽田空港での検査で陰性が出てから周回バスで蒲田駅近くに下ろしてもらったところまではこちら。17時過ぎに着陸した便で20時過ぎに羽田空港を発車したバスでしたが、荷物が大きくて重たい私は下ろしてもらったところからホテルに着くまで一苦労。。。これメキシコならどこからか男性が集まって(道も知らないのに)誰かしらが声をかけてくれて手伝ってくれるのが当たり前なので荷物運びに苦労するなんてことは無いのですが。(下心も何も無い人も多いのですが、親切にしてもらったら明らかに身なりの良い人以外には後からなんとなくチップをあげる。)ここは日本。街角の広場にたむろってビール飲んでいるいかにも蒲田なおじさんが唯一「手伝おうか」と言ってくれただけでした。(そしてそのおじさんが下心ありそうに見えるのでお断りする。ごめん、おっちゃんw)そうしてなんとか到着日の21時過ぎに蒲田のホテルに入りました。ホテルでは帰国者か聞かれて、隔離者専用階での滞在になりました。陰性で自腹でお金も払うのに、この階のお部屋では連泊でも掃除も入らず、朝ごはん付きプランは使わせてもらえません。ホテルのレストラン使ってはダメだけどその分、外に買いに行けっていうのは隔離の意味って何だろう?と改めて思いつつ。私は偶然にも交通手段を確保して3泊でチェックアウトだから耐えられたけど、2週間の滞在を強制されている帰国者にはこれ辛いなぁ。。。幸い(狙ってたんだけど)ホテルの周りは居酒屋だらけでコンビニもあるので遅い晩ご飯を調達に出ました。まずびっくりしたのが、え、日本、こんなに普通にみんな歩いとって大丈夫なん?道に客引きもいっぱいいるし!居酒屋、普通にみんな座って大きな声で話してるし!ということでした。いや、そりゃ満席とかにはなっていないんでしょうし、大人数での会合はしていないんだと思います。飲食店の方は売り上げなど数字で言ったら、こんなの全然少ないよ!という状況であることはお察しします。でも、メキシコとアメリカで人がグッと少ない状況に慣れていたので、日本での人との距離感と密度っぷりに本当に驚き、怖くもなりました。結局、日本到着後の最初のご飯には、近所の銀だこをテイクアウトで買って、コンビニでビールを買ってホテルに帰りました。 たこ焼き、シュークリーム、スーパードライ。日本食欲爆発。その後の二日間、近所にご飯を食べに出る以外はホテルの部屋でひたすらネットで情報を集めたりしていました。 朝兼昼食を食べに入った定食屋でビールを飲む。平日でサラリーマンの方もいるのにごめんなさいね。。。と思ったけど、さすが蒲田。私以外の人も何人もビール付属ってかビールがメイン(笑)それと荷物もホテルでダンボールを買って一箱買ってクロネコヤマトの宅急便で福岡の自宅に送りました。今回の引越しを兼ねた帰国は、スーツケースは大が一つと機内持ち込み用の小が一つでもう一つの預け荷物は変形自在な超巨大なナイロンのボストンバッグ(スタイリストバッグっていう形らしい)でレオンの自宅から乗り換えの度に大変な思いをして引きずりながら移動をしていたのですが、ここで力尽きる。。。25キロ減らしてもまだ40キロくらい持ってたことになるんですけどね。やはりバッグがなくなると動きやすそうです。 蒲田の街を歩きながら自分の格好は日本では浮いているのでは?という気になりユニクロに今の流行を調査に行く。最前線の服を魔女の宅急便か麻原◯晃にしか見えん、とか思ってる時点で日本の流行についていくことは完全に諦める。一度、ご飯を食べるついでに手持ちの日本円が無かったので両替に行きました。メキシコペソは日本では両替できるところはほとんど無いし、出来ても紙くずのようなレートでしか無いので、一時帰国の時も必ずアメリカドルを用意します。今回は手元にあったメキシコペソは奇跡的に最後の1ペソまでレオンの空港で使い切れましたが、日本円をほんの少ししか持っていなかったので、ドルを日本円に替えなくてはです。2月にメキシコペソが大暴落してからはアメリカドルに替えることもしていなかったのですが、帰国前にアメリカドルに替えておこう、とほんの少しでも持ち直したタイミングでチビチビと両替して持っていた、ドル現金の内の少しを両替えすることにしました。(少しなのはドル円のレートも悪いので。)まぁ、後から友達に教えてもらってわかりましたが、ここまでしなくても日本のコンビニATMでメキシコの銀行のデビッドカードで向こうの口座のお金を日本円で少額ですが引き出すことができるのでそれでも良かったのですが。なんせメキシコのカードなんて、ね。いつ使えなくなってもおかしくないくらい、信用のないものですから。日本はお金を持ち歩いたところで、メキシコみたいに盗られる心配は少ないので、現金で持って、替えられるところで替えておけばその方が安心です。利用したのはJR蒲田駅の反対側にある質屋さんとpocketchangeです。このpocketchangeという機械。以前、福岡のparcoでお見かけした時には使い方がさっぱりわからず退散したのですが、今回はネットで使い方をよく確認して行ったので、バッチリ使えました。すっかり浦島太郎なもので、日本のなんとかpayとかポイントとかがちんぷんかんぷんで、福岡ではお恥ずかしながらの退散でした。どうやら外貨(メジャーな通貨だけ)を日本円「のポイントに」両替してチャージしてくれる機械のようです。なんと硬貨もいける!(取扱い通貨の中でも一部の通貨だけです。)交通系カードにもチャージしてもらえるというのは分かったのでこれなら2週間後に交通機関に乗れるようになった時には使えるじゃない!nimocaでねっ!(←pasmoの福岡版)この機械、素晴らしい!これ福岡にももっと増えてくれたらいいのに。(九州全体で4台しかない)なので余っていた小銭と小額紙幣は機械で全てnimocaにチャージしました。pocketchangeは便利な分、レートが悪いのであくまでドルの小銭をなくす目的です。 同じ日に質屋さんでは1ドル=105円ちょっとくらいがpocketchangeだと1ドル=89円くらい。でも小銭スッキリな上、nimocaのチャージが増えるわけだから御の字です。 早い時間で人が少なそうなので入った天ぷらが美味しい居酒屋さん。先客のおじ様二人組に「(二人の)真ん中座る?」から始まり、じゃんじゃん話しかけられてメキシコ話で盛り上がり一杯おごってもらう。蒲田にはソーシャルディスタンスは存在しないんだな、と悟る。そして今回の移動で見つけた便利ツールがもう一つ。前回の帰国くらいから使ってはいたのですが、データだけのeSIMです。特に前回の一時帰国はついでに韓国と乗り換えでハワイとアメリカ本土にも寄ったので、世界共通で使えるプランで、3香港というキャリアを使っていました。今回は日本でだけ、それと日本の携帯番号を持つまでの期間を使えれば良かったので、何かないかなと探したら、以前よりキャリアの選択肢が増えた実感がありました。そして今回使ったのがRedteaGoというキャリアの一つの国で使える初回お試しプランです。なんとたった1ドルで1ギガを15日間使えます。1ギガですが、ホテルを出た後は福岡の自宅にさえ辿り着ければ2週間家に閉じこもらないといけないので自宅のwi-fiで済むので十分です。残り容量もアプリで管理できるので楽でした。初回限定の金額ですが、足りない場合はチャージも同じアプリで買い足しできるので、これからの帰国予定の方にはオススメです。 アプリ画面 ホテルの近くでお肉のお寿司メインのバルで馬肉を食べてみる。メキシコ人に生の馬のお肉食べるとか言ったら日本人の印象が変わりそうなのでSNSで言うのはやめとこう。。。ネット環境もゲットしたことだし、蒲田からいよいよ福岡に向けての移動の準備もバッチリ!ですが思ったより長くなりましたので、今回もまた後編に続きます。にほんブログ村 [1回]PR