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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

大好き1x!アメリカヨセミテらへんドライブ旅:本編

車を買ってもないのに売っちゃったニイナです。
あはは、絶賛不便生活なう。
だけど元はなくてもなんとかなってたわけで。
ちょっと生き方とか、今後のことをちゃんと考えるいいきっかけなのかもしれません。

さて、またしても更新をサボっていて、結局今書いているのから二ヶ月ほども前のことですが。
ヨセミテらへんのドライブです。

ロスを出発して順調に北に向かっていた私たち。
 
トラックに乗っているタイヤの大きさがアメリカサイズ

 
砂漠の中をヨットが走っている?


行く前は寝袋持っているし、大きな車だからこの中で寝ればいいよね〜、
とあっけらかんと言っていました。

が、ご飯の心配をし出した瞬間に途端に弱気になる。

途中で立ち寄った田舎道のショップで、今日のご飯どうする?
キャンプ用の小さなコンロかバーベキューセットでも買う〜?とはしゃいでいて、
実際にそういうものも高くはないのですが。
コンロ買って、燃料買って、お鍋買って、食器買って、インスタントご飯買って、洗剤買って、、、
って結構な荷物。

 
田舎のショップ。よく見たら、ハーレー専用駐車スペース。と、fat boy 専用駐車スペース。
本気か冗談かわからんん(笑)


旅の間は食料は減るし車に乗せているのでいいのですが、問題は家に帰った後です。

ミールンに押し付けたとして、彼女だって今後の海外生活はどうなるの?の一人です。
そう、私たち海外生活組、のしかも現地で結婚したとか永住権とかを持っていない組は
常に、「日本にいつ帰るか」問題を抱えていて、その中には今後の仕事のこととかだけじゃなく
持ち物をどうするか、っていう問題は切っても切り離せない問題なのです。

荷物は増やすわけにはいかん。。。
特にミールン、ちょっと前にゴミ袋5袋の断捨離したばっかって言ってるのにさぁ。。。

と、いうわけでやっぱり車じゃよく寝れんしね、とかご飯屋さんがこの後見つかるかも
微妙だしね、といろんなことを言い訳にして、とりあえず一晩目はホテルがいっぱいある
ラスベガスに向かうことにしました(笑)

ここは前回二人でドライブ旅をした時も最初のお宿を探した街。
ホテルは有名どころのピラミッド型したところが
平日の激安セールで出ているのでそれをサクッと押さえ。
 
スフィンクスのお腹が駐車場の入り口。ピラミッドの中にもスフィンクスさんがいます。


相変わらず、カジノとかそんなんには目もくれず、ちょっとしたアジアンタウンで
ベトナムフォーを食べてご満悦なのでした。
 
お腹に優しく美味しいフォー。

ちなみに、このピラミッドなホテル。
巨大すぎてチェックインの人数も半端なく、遅めの夕方のラッシュ時に到着した私たちは
1時間以上チェックインに並んでました。。。


翌朝。やはりアジアンタウンで今度はチャイナの朝飲茶(dim sam)を堪能して、と。
なんかただの食紀行なんですが。。。まぁ、いい。
 



ラスベガスから一路西へ。

なんかアメリカンなマック看板

ネバダ州からデスバレーをかすめ通ってカリフォルニア州に戻ってきました。
途中のアメリカの荒涼とした景色も見慣れたもので、前の旅の時に感じたほどの感動はない。
やっぱりアメリカで、メキシコで、それぞれなんだかんだ言いつつも
生活してきた2年間の間に、私たちも少しは変わってるんだな、と。

 
こんな景色の中を。。。
 
楽しく運転しながら話していました。

けど、やっぱりおしゃべりは尽きないのが女子旅です。
たくさんいろんなことを話しました。
そしてやっぱり、昔に比べて日和っている私たちは
遠くに雪山が見える小さな町で、その日のお宿を決めて
スーパーのお惣菜とヨセミテビールを買って
ホテルでまたいろんなことを話しながら、眠りについたのでした。
 
ヨセミテビール。エール系。
 
今日も広々ベッド。

因みにその安モーテルの受付はなんだかとっても大麻スメルぷんぷん。。。
危ないことないかな?と一瞬思いましたが、小さい子連れのファミリーも
居るし、スノボをするのか、アジア系の女性一人旅、とかも見かけました。
まぁ、ここカリフォルニア州だから合法なんだし、普通のこと、なんだろうなぁ。。。


三日目の朝。
のんびり朝ごはんを食べて出発。

ホテルがあった町から見える風景。ヨセミテは近い。


遠くに見えていた雪山がどんどん近くなってきます。
どうやらあれがヨセミテらしい。

道端に雪が積もった平原があれば車を降りて遊んでみたり。
メキシコでは絶対できないことですからね。
久しぶりの雪遊び楽しい。
 

 

 

 



ヨセミテにほど近いモノ塩湖の周りを散歩して、さて、
いよいよ国立公園の入り口に向かおう、としたその時。
 
モノ湖は塩湖。湖面には山並みが鏡のように綺麗に映し出されていました



・・・通行止め。
・・・オ〜ノ〜・・・

後から知ったのですが、どうやらヨセミテ国立公園が6月までは入れないのは常識らしい。
開園中は中のオートキャンプ場も予約制で、なかなか予約が取れないほどの人気らしく
こんな寝袋だけのなんちゃってキャンパーな私たちが一晩過ごすには
ハードルが高いもの。。。
私に至っては、中で釣竿借りられたら鱒を釣って今日のご飯にしたい、とか
あほなこと言ってたんですけど(笑)
くぅ〜っ!アメリカの大自然相手にはちゃんとした装備を持って挑まないと、、、
って装備以前に入れないんですけど(笑)

ヨセミテに泊まって、そのまま西側に抜けようという目論見は早くも崩れ去り。
でもとりあえず大自然っぽい何かをってことで、急遽調べたご近所の天然露天風呂に
行ってきました。
Travertine Hot Springs というらしい、天然も天然の掘り出し露天風呂。。。
 
こんな大自然の中の温泉。。。(蛇見た)


ヒッピー(なのか?)ナチュラリストなおじさんとかカップルの真っ裸を
拝見しながらちょっと温めの泥温泉に浸かりました。



おじさん、マッパなのに帽子はかぶっていました。この歩いているカップルもこの後マッパに。みんな、、、大胆ですね、、、。

(ちなみに私たち含め、ほとんどの人は車の中で水着に着替えています)
こんなところ。周り何もない。



気を取り直して、今度は塩湖じゃない普通の湖を眺めながら
昨日泊まった町まで戻ってご飯を食べて。
(私は諦めきれずに湖で釣れるらしい鱒を食べてるあたり。。。)
 
 

 
ルートを考える。。。前回の旅の途中で買ったネバダ地図ですが。(この時いるのはカリフォルニア州なのであんまり見たいところが載ってない)


明日の夜までにはロスの空港に行っておかなければならないので、
少しでもロスに近づくべく、ヨセミテ含めた山々の南にある大きな街
ベイカーズフィールドに泊まることにしました。
夜の山道の運転をブンブンしてくれるミールンが頼もしい。
ホテルに着いたらすぐ爆睡。おやすみなさい。

最終日。せっかく街らしい街にいるのだから、とおしゃれカフェで朝ごはんです。

 

朝になってこの街を走ってみると、可愛らしいクラシックな街並みに思えました。
ロスまで帰る間に、ワイナリーとか行けないか、と探しましたが
これまた無計画によりたどり着けず。
明らかに周りは葡萄畑なんだけどね。ま、いっかぁ〜。
そこからロスまではあっという間でした。

 
綺麗な道。快適です。無料で走れるのがこんなに綺麗で、メキシコは有料でもガタガタしてたりするので、走りやすさに唸りました。

ロスのビーチでは海の香りを嗅いで。
 
また戻ったらしばらく海なし州に居ることになるので、ね。
チャイナタウンで足マッサージを受けて、少し体が軽くなったところで
最後のご飯はタイ料理。
 
やっぱりロスはいいなぁ。。。


ロスの、というかアメリカの何がいいって、
世界の美味しいご飯が食べれるということもですが、
それより何より普段メキシコで感じるストレスが無い。

道はぼこぼこ穴も開いていないし。
都会の街は道が碁盤の目だからわかりやすい上に、広い。
縦列駐車で1列埋まってもなお、道はちゃんと2車線ずつ走れる。

人も私はやはり英語が出てこないから、どこでもスペ語で通していたんだけど
すぐに察して、スペ語に切り替えるか、英語をゆっくりしゃべってくれる。
世界の標準語である英語を喋るこの国で、です。

メキシコは残念なことに、自分が英語をしゃべれるぜって自慢したいがために
「私英語わかんないから」とスペ語で言っているにもかかわらず、
ずっと(下手な発音の)英語で喋り続ける、気の利かない人の何と多いことか。

レストランでご飯を食べ終わっても、自分たちがさっさと片付けたいからか、
食べ終わってもないお皿をすぐに片付けようとするメキシコ人。
こういうことに日々イラっとしている私としては、
やはりホスピタリティとか、サービス業というものの精神が根付かない限り
お隣のこの大国を僻みながらも向上せず、ずっと将来も変わらないんだろうな、と思い
メキシコに帰るのがちょっと憂鬱になったりもしていたのでした。

ってわけで、バイバイ、ミールン。またアメリカに遊びに来るからね。
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