本帰国と日本の生活準備 2020/08/13 コロナ禍の本帰国3:羽田空港後編 時差ボケが治るのに時間がかかるようになってきたニイナです。前は太陽と同じ方向に進む移動は時差ボケもなかったのに、、、やはり年齢かしら。。。さて、羽田空港に着陸してから、の流れです。終わってみれば着陸からトータル2時間半での解放でした。が、到着して初めてわかることも多々ありましたので、その辺りを覚えている限りでお伝えできれば、と思います。(機内で配られる書類の画像などはこちら)着陸後10分もするかしないかで降りた羽田空港。降りて最初に誘導されたのは143番搭乗口で、そこが最初の待合場所でした。奥から順に座る場所を誘導されます。そこで飛行機を降りた全員が集まるのを待って、また新たに紙をもらって全員に向けてこれからの説明を受けます。機内でもらった書類にはこれらは機内で全て記入しておきなさい、と書いてありましたが、そこで書いている人も多くいました。 ↑もう半分ほど呼ばれていった頃。この時ここには同じJALのロスから到着した便の人だけがいたようです。小さなお子様連れのお母さんが何人かいらっしゃって、大変だろうな、、、と思うのですが、今時分は飛行機は席がガラガラで一人で4席一列を使えたり、周りに人が少ない席もあるので、ある意味普段よりは飛行機に乗せることだけを見た場合にはスムーズ、、、なのかもしれません。 ↑最初の待機場所で配布された説明書口頭での説明では、記載事項を全部埋めるまで解放されないとのことでした。ヤバい、早く今日のホテル取らなきゃ。。。でもホテル行くのにレンタカー今夜は怖いからええーとー、、、とまだどうするべきかわからないでいました。あ、因みにこの辺は全然写真撮るな、とかの規制はありませんでした。それと、この待合場所以降は唾液の採取が終わるまでは飲食一切禁止でした。ここでの待機は30分弱でしたでしょうか。(←うろ覚え)5人ずつくらい、奥の椅子に座った人(飛行機で前の方に座っていた人)から順に次の場所(142番搭乗口)に通されます。次の工程は検体採取でした。ここでもまだ最初の入り口で並んでいるところなどは写真撮影禁止などの注意はなかったです。一人の係員の人が機内でもらった書類の中の「入国される方へ検疫所よりお知らせ」を見ながら名前やこれからの14日間待機場所の確認などします。が、この時点で2週間の待機場所の内、シェアライドで福岡の自宅に帰る前までに滞在する1箇所目は今日から泊まるホテルがまだ決まっていないので記載していませんでした。2行目に自宅、と書いていたのでそれでokのようで、ここではあまり詳しく場所の確認はなくても次に進めました。この係員さんからは検尿の時に使うようなキャップ付きボトルをもらいます。それに貼る番号が印刷されたシール、別のシールを名前など確認した書類にも貼ってもらいます。 次の係員さんが一人一人に口頭で、唾液を容器に書かれてある線まで入れてください、入れるのに使った漏斗は捨ててください、という説明をします。これビデオとかですれば、このお姉さんも何十人(1日だと何百人?)に声を出し続けて同じ説明しなくて済むだろうに。。。とか思いながら。そこからは各自、選挙の投票所みたいに区切られたブースで壁に向かって容器に挿した漏斗に唾液を出して採取します。ここも本当は写真撮影禁止などは書かれてなかったんですけどね。。。なんとなく雰囲気でやめときました。その投票所みたいなブースに貼ってある説明だと2回唾液を出して、ということでしたがさっきのお姉さんの説明で言われた、ノルマの容器に書かれてある線までは全然足りないのでひたすら何度も壁に貼られたレモンと梅干しの写真を見ながら酸っぱい気持ちになって唾液を出しました。隣には一応、従来の鼻に長い綿棒を入れるPCR検査のブースも2〜3個ありそっちは写真撮影禁止と書かれていました。採取した唾液の容器にキャップをして、次の係員さんに指定された量が入っているかを確認されてから次のstep3に向かいます。ここは少し列が出来ていましたが、確認する窓口(係員さん)が7〜8人くらいいて、どんどん捌いているようです。ホテルがない!とかゴネている人も見受けられず、淡々とした雰囲気ではありました。自分の番が来て、質問票について確認されます。やはり質問票も今日のホテルが決まってないことで、滞在地の一箇所目を記入できていなかったのですが、あれ?なんかあまり深く突っ込まれない。。。なので自分から、「自宅に移動するまではホテルにいます。そのホテルまでは足がありませんのでどうしたら良いですか」と言いました。そこで「政府の周回バスが近隣の駅まで出ていますのでその駅近くのホテル一覧です」と周回バスが行く近辺ホテルの一覧をもらいました。ちなみに「駅までしか行きません」とも言われました。とりあえず周回バスが行く駅は分かったので待っている間にホテルを決めなくては。 ↑5月6日バージョンなのでその頃から変わらないということですね。ホテルから福岡の自宅に行くための交通手段も聞かれなかったので敢えて、こちらから(シェアライドと言うと説明が面倒だったので)「3日後に神奈川県から知人が九州に行くのに便乗します。待ち合わせポイントまではレンタカーで動きます」と言ったら書き足す、と言った程度でした。要は2週間どこにいるか、よりも、確認しているのは空港から出て次の場所とそこに行く交通手段を確保しているかどうかだけのようです。そこからは広くて椅子もたくさんある搭乗口で検査結果を待ちます。私がそこに到着した時は50人以上いたような気もしたので、私が乗っていた飛行機より前に着いたであろう便に乗っていた人もいたと思います。その部屋はwifiも繋がるし、ふんだんにコンセントもあるので携帯を充電しながらホテルを探しました。私の場合、選ぶポイントは3日後にレンタカーで移動がしやすいようにシェアライドの待ち合わせポイントに乗り捨てできるレンタカーの営業所がありそのレンタカー会社の近くであること、ホテルの近所でご飯に困らないことを基準にまず駅から選びました。本当は、東京都以外ならGoToキャンペーンが適用になることもあるのかな、とか、レンタカーも同じ神奈川県内なら乗り捨て料金が高くないかな、と思ってギリギリ神奈川県の川崎駅周辺にしようかとも思ったのですがそもそもGoToキャンペーンすらよくわかってない私が適用とかどうとか調べて予約して、、、というのが面倒になり。最終的にはレンタカー会社との兼ね合いでJR蒲田駅周辺で単純にネットでパッと見て値段は高くなくレビューの点が高いホテルに決めて、ホテル検索サイトから予約しました。待ち始めてから1時間〜1時間半もかからない程度だったでしょうか。まだレンタカーは予約していませんでしたが、自分の番号が呼ばれたので最終ポイントに行きました。最終ポイントでは何人か係員の人がいて、◯番です、というと陰性か陽性かを教えてくれます。番号が貼られた紙に陰性のー(マイナス)が書かれたシールが貼られました。その紙に予約したホテル名を書いていたので、それをさらりと確認して次のポイントへ。ホテルの連絡先などは書いていなくてもいいようです。最後のポイントでは係員さんは一人で、マイナスシールが貼られた紙を確認して、これが周回バスに乗る切符のようなものだから失くさないように、とのことでした。それとは別に、A6サイズのピンク色の紙をくれました。これも多分、陰性で解放の紙なので、大事に取っておきます。 そこからやっと通常の検疫とイミグレと税関です。検疫のところでピンクの紙とマイナスシールが貼られた紙を見せました。イミグレ自体は自動読み取り機でしたが、本帰国なのでスタンプを押してもらうために人がいるブースも通りました。確か、この後に荷物をもらったのではなかったか、と思います。JALの方が綺麗にカートにまとめておいてくれました。ここでもお疲れ様でした、と言われ嬉しい。。。税関は普通にスルー。ここ数年はあまり中身をチェックされることもありませんでしたがそれにしても今回は大量なのでどうかなー、とも思いましたが全くもって何もなくスルー。そういえば、いつもはアメリカで必ず開けられてチェックされている預け荷物が、今回はチェックしたよの紙が入ってなかった!いいんだけどね。ただ今回全体の移動を通して、コロナなのをいいことにいろんなチェック機能の仕事がなされていない気がするのは私だけでしょうか。晴れて出口を出たところには、これまた別の係員さんがいて今からの交通機関を聞かれます。蒲田駅近くのホテルに周回バスで行くことを言うとカートを押してくれて、出口近くのエレベーターまでご案内されます。同時にエレベーターの下にいる方に、トランシーバーで蒲田ルート一名様ご案内です、的な連絡もされていました。えー、VIP待遇〜。これ外国だったらカート勝手に押してチップくれ、なので警戒するのですが、日本はそんな心配をしなくていいことにホッとします。尋ねたところ、周回バスを運営する会社側の方なのだそうです。そして、今日は到着便が少なかったので、待ち時間も少ないみたいですね、とのことでした。で、エレベーターを降りたところからもまた別の方がカートを押して荷物をバスに収納して下さいました。そしてお疲れ様でした、と。いやもうお疲れはあなた方の方でしょうに、、、と思いながらバスに乗ると私一人でした。巡回バスは1時間に一本と言われていましたが、2ルートあり私ともう一人が乗っただけですぐに発車しました。 もう一人の方が先に降りられましたが、バスの運転手さんがホテルまで?か滞在先だと思いますが、道順を教えていらっしゃいました。私はJR蒲田駅東口の近くでしたが、バスが入れないから、ということで丁寧に道を教えていただき、荷物が重くて多いことからもかなり心配をされていましたが、教えてもらった方向に歩き出したらバスも発車しました。つまり、ホテルに入るまでの監視はない、ということです。総じて言えるのは、陰性が出てからの解放後に公共の交通機関を使わずに2週間隔離って言ってる割に抜け道だらけなので、逆に守っている方が少ないんじゃないの・・?という気にさえなったんですが。。。日本に帰って知ったことですが、今の日本ってもう感染経路とかあまり関係ないみたいだし、、、。そして元々、空港での検査での陽性率って低いものだと思いますが、最近では空港での感染者数の発表すらしてないよね。。。(つ、つまり抗原検査になってから陽性がほとんど出てきてないのでは説。。。)だからと言って自分はこの後もルールを守って福岡の自宅まで帰りましたが。そして暑いし自分が感染もしたくないし、さらに万が一自分の周囲で感染者が出た時に何も後ろ指を指されないようにずっと家にいる生活を送っていますが。正直な話、あれだけ苦労してまで帰る意味や、帰れない!と帰国難民でいる意味はなかったな、というのが実感です。。。にほんブログ村 [1回]PR