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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

週末旅行のススメ:逡巡のアンティグア編その1

この日のイメージソング Casiopea "Asayake"

アンティグアでの最初のお宿はペンション田代
今まで海外旅行にちょいちょい行きましたが、私には初の日本人宿です。(でもやっぱりドミとか無理なヘタレな私。)

共同のキッチンでは若い男子がちゃきちゃきとご飯作ったりしていて、自然と人が集まり何気に話が始まります。
アメリカやメキシコで留学中の学生の方々、
夫婦で世界一周中の新婚さん
日本の大学に在学中でアラスカから南北アメリカ大陸を走っているチャリダー君、
行く先々で即席床屋さんをしながら旅しているジャニーズ系の男の子、
会社を辞めた後にサーフィンしながらアメリカと中米旅行中のお兄様
などなど面白い面々です。
そこにこりゃまたさすらいのプロカメラマンのセンセイとブッコミ海外転職の私なので。(しかもここの二人は酔いちくれ)
話は旅情報だけでなく多岐に渡って盛り上がります。
普段から違う職種の方と話す事は面白いですが、日本の若い学生さんや仕事以外で違う年代の方と喋る事もなかなか無いので、ピカピカしたパワーや優しい言葉をたくさん頂きました。

こんなお宿では楽しく過ごさせていただくだけでなく、一人で旅していては見つけられないような情報も入ります。
生ビールを飲める機会が少ないグアテマラで、1杯10ケツ(約150円)で白か黒かそれのミックスかの生中(しかもお通し付き)を飲める、現地人しか居ないお店に連れて行ってもらったのには感謝です(笑)
あっ、今更ですがグアテマラは生ビールがない。
いや、あるけど?くらいで、バーとか行っても大きな瓶ビールをみんなで分けるのがメインです。
そこで宅呑み、歩き呑み(グアテマラは歩き呑み行けます)の救世主、ブラバ!


350ml缶がスーパーで1缶だけでも3.9ケツ(60円弱)で買えます。
小さな商店では値段がまちまち。。。ボるところは6ケツとか言う所もありますが。
コカコーラより安い。そりゃ毎日飲んじゃうよねぇ。

話を戻して。私は今後どうしようかとやっぱり考えていまして。
クリスマスも終わったし、年明けにケツァルテナンゴに帰らなくちゃな。。。のテンゴケの気持ちが8割。(tengo qué 〜=〜しなくてはならない)
でもまだ旅していたいなぁ。。。のキエロの気持ちが2割。(quiero〜 = 〜したい)

グアテマラに来た当初、滞在する予定の無かったアンティグアですが、意外と楽しいんです。
街は小さいし、見所も一日で充分抑えられる可愛らしい街です。
世界遺産らしいので当然なんですが。。。


そしてこの街は外国人が支配する街です。
欧米人が車やバイクを乗り回し、大きな不動産や小洒落たお店などを普通に持っています。
そこに現地人の雇用があります。
ケツァルテナンゴでは一切ありませんでしたが、ここでお土産品を売っている民族衣装系の方々のおばちゃん達も結構な割合で英語で話してきます。(商売に関する単語のみとは思いますが)
日本人と分かるとコンニチワとも言ってきます。(ケツァルテナンゴではあり得ない)

それが外国人である私にとっては程よく心地いいのも確かなんです。
やっぱり夜でもそこまで寒くないし、道は安全だし。

こういう標識はグアテマラ内の他の所では見た事無いな。。。
ここでは外国人が襲われる事は少ないかな、とまで思うのです。
(外国資本で成り立っているから、問題があると自分たちが困ることを現地の人が分かっている)
ケツァルテナンゴも危険度は低い方で、(もちろん充分に気をつけながらですが)けっこう一人で出歩いていました。
しかし、12月に友人のオーストリア人の女の子が強盗に銃で顔を殴られてけがをした事がきっかけで、夜に出歩くときは外国人でも大勢で歩く事が鉄則になりました。

私がグアテマラをもっと現地の人が豊かな生活を送れるように何とかしたい、と思う様なタイプだったらまた違うのでしょうが、私はグアテマラには何か貢献出来ないか、と思う程には愛着はありません。
アンティグアに居るとグアテマラ自体も(見えない)アメリカ支配を望んでいるようにすら見えます。
本当の所は分かりませんが。
ただ私にとっては、ゆるやかに時間が過ぎていくのが気持ち良い滞在先として、これからも記憶に残っていく街と思います。

そうこうしている間に、次のお宿を決めましょう、というわけで。
あ、ケツァルテナンゴでもそうですがホームステイやホテルではなく自分でアパートや一軒家を探すには街のカフェなどに掲示してある張り紙で探します。


次に借りたお部屋の大家さんはプロのミュージシャン。
40代に見えないロン毛おじさんでソフトなナチュラリスト・・・ってあれ?今回の旅の相方さんは似た様なスペックだったような(笑)
お部屋は狭いけど明るくて清潔で、窓から見えるお庭にはハンモック。
お部屋で相方さんとお互いにスペ語と画像処理の勉強会。

夜は大家さんがミュージシャン仲間と素敵なセッション。これがまた私の好みの音楽でかっこいいのよ。
またまた居心地がいいじゃないか、アンティグア。

 大家さんのご所望により寿司パ!
 お仲間とのセッションタイム
 毎日お掃除してくれるお手伝いさん

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