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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

コロナ禍の本帰国3:羽田空港前編

8月3日にメキシコを出た後、福岡の自宅に着いて2回目の朝を迎えたニイナです。
えぇ、そうなんですよ、日本なんです。自宅なんです。
いきなり本帰国編の3、で1・2はいつの間にアップした?!と思われた方、
3が最初で合ってます。

本帰国の経緯や出国前の諸々、
その前にメキシコいる間の最後のカンクン旅行
(これもコロナ禍の旅行なので思ったことをたくさん言いたい)
などなど順を追ってアップしたかったのですが。。。

とりあえず最新の羽田空港での検査状況、からの入国について、
情報があまりなくて自分は困ったので、
まずはこの部分の自分の体験をシェアしたいと思います。
これもだいぶ遅くなってごめんなさい。
これからの帰国を考えていらっしゃる方や仕事で海外に行かなければならない方の
計画をする一助になれば幸いです。


今回の移動はあまり写真を撮ってもないので、東京上空のなんちゃない写真をイキってYouTubeのサムネ的画像にしてみる。。。


まず帰国難民となる背景として、7月末から8月上旬の時点での日本のルールをざっくりまとめると。

1.大概の国から帰国する日本人は到着空港でコロナの抗原検査(唾液採取)を受ける
2.そもそも帰国出来る(検査する検疫があって国際線の定期便の到着がある)空港は成田・羽田・関空のみ
  (※7月末にセントレアもできるようになった??と薄い情報ありました)
3.その日のうちに結果が出て陰性なら、自宅か自腹でホテルに2週間こもっておきなさい
4.その2週間は国内線飛行機、タクシー含めの公共の交通機関に乗ってはいけません
(=どんなに遠くてもお迎えかレンタカーで自宅かホテルまで帰れってこと)
5. 3・4に関してはルールを破ったら禁固や罰金もあるんだからね。電話やLINEで監視しますよ。


というものです。
ルールそのものについていろいろと思うことはありますが。
日本の情報の多くはネットから、という海外在住者にとって
ネットでの(ほんの一握りだろうけどヤフコメとかの)コメントや
世論っぽくまとめられて伝えられる情報が、日本の世論のような気になるので、
日本に帰ってから、もしも自分の周りで感染者が出たらなんて言われるかわかったもんじゃないな、とその恐怖もありました。

そんなこともあって、いろんな考えの人がいますが
とりあえず私を含め、周囲の日系企業に勤める人は
まともに1〜5のルールを真面目に守ろうとし、
日本に帰っても周りの人に感染させまいと、迷惑かけないように、と
考えている人が大多数で、ルールを守ろうとする結果、
帰国のハードルが経済的にも物理的にも心理的にも高くなってしまい、帰国難民となっています。

私の場合は日本に帰り着いた後、到着地のホテルで2週間こもる選択肢は
経済的に厳しいので、なんとか少しでも安く公共の交通機関を使わず
福岡まで帰る方法を探しました。
運よく、シェアライドのマッチングを提供しているサイトで
到着日の3日後に到着地から少し離れた神奈川県からですが
九州方面に向かうという方が募集をしていたので、
その方にコンタクトを取り、事情も説明したうえで
無事に陰性で解放される場合には乗せてもらう約束をした上で帰国することにしました。
シェアライドに乗車する時間まではホテルで自主隔離することにして、
神奈川県の乗車ポイントまではレンタカーで移動することにしました。


で、ここからやっと本題です。
最終的に私が帰国した便はロサンゼルス発の羽田に夕方に到着するJAL便です。
(メキシコからロサンゼルスに至るまでの経緯は後ほど、本帰国2でアップします。)
このルートは8月は週2便の運行で、搭乗人数は50人弱くらいだったと思います。
機内では数えてないので、到着後の最初の待合室の人数を数えました。
因みに偶然同じ日にシカゴ発の成田に午後に到着するANA便に友達が乗っていましたが、そちらは15人くらいの乗客数だったそうです。

搭乗中、早々に税関申告の紙と一緒に7枚くらいの紙がホッチキスでひとまとめになった、申告書などが一緒になった説明書類を配られました。

↑後で撮影しようと思って案の定、忘れてたのでHISさんのサイトから拝借しました。
質問票は私の時のバージョンでは大事なところ半分くらい赤枠でした。
2週間の間の居場所は、最初はホテルが決まっておらず途中で移動する自宅の1箇所しか書けてませんでした。


↑LINEで厚生労働省とお友達になることを同意するか(しろ)書、ですが日本の携帯番号でLINEを使用していない場合は使えないとのことです。
後の説明で、待機場所が自宅なら家族とかのアカウントでいいから登録しといてくださいね、と言われます。


↑これらの説明で初めて、空港での待機時間は2〜3時間であることと、夜遅い解放でも政府用意のホテルは無いので到着日から自腹でホテルを用意せねばならんらしいことがうっすらわかりました。


↑陰性だよ、ともらえる紙とは別に空港を出る検疫のところでも見せなくてないけないので最後まで大事にとっておかないといけない紙です。


説明書類にはもう「PCR検査」という言葉は使われていませんでした。
飛行機を降りて、唾液検査をして2〜3時間で結果が出るとのことでした。

その数日前に成田の朝着便は便数が多いのか、結果が出て解放されるまでに
6時間くらいかかるという情報がありましたので(GACKTもそう言ってた)
2〜3時間は早いとは思いますが、それでも空港出る時間はもう夜のはず。

そこから3日後にシェアライドの待ち合わせ場所に近いホテルまで行くのに、
レンタカーを借りられるかわからないし、借りても暗いので運転怖い。
(そもそも日本でレンタカー運転するのも恐怖でした。
右ハンドルの左車線の狭い道にもう慣れてないから。。。)

少し前までは、午後着便は政府用意のホテルで2泊して結果待ち出来る
とのことだったのですが、説明書類にはホテルを国が準備する、という記載は一切ありませんでした。

2週間の自主隔離の場所を書く欄(2箇所)が3枚はありましたが、
シェアライドで自宅に帰った後は自宅、と書けばよかったのですが
シェアライドの乗車ポイントにレンタカーで移る前、の滞在場所については
空欄にしていました。
いつ空港から解放されるかは事前に予測できなかったこと
空港近辺のホテルまで出るらしい送迎バスが
どこまで行くのかわからなかったことから、そして
検査結果出ても陽性だったらキャンセルしなきゃいけないしなぁ、、、
などなど考えていたので、空港を出てすぐのホテルの予約は取れていなかったからです。
という訳で、政府指定待機場所っていうのがないのであれば、
今晩からホテル取らなきゃ、と思いながら、着陸。

因みにJALのCAさん達みなさま、着陸前に一人ひとりのお客さんに
登場のお礼をしに周ってました。
ロスや羽田の地上スタッフの方々もそうでしたが、会った時にも
「お疲れ様でした」と言われ、もうその心遣いがね、嬉しすぎます。

機内では機内食のサービスも免税品販売も普通と変わらずありました。
食事時以外の飲み物のサービスはカートではなくて、お盆で時々注文聞きに来てくれるのと、後方にあるので好きな時に飲みに来てくださいね、のスタイルでした。


着陸後、検査所前の待機場所の混雑次第では1〜2時間待ちと聞いていましたが、10分もせずに飛行機を降りることができました。
事前の情報では国際線乗り継ぎの人が最初に、次に自宅に帰る人、その日のホテルが決まっていない人は最後に降りると聞いていましたが、そんなことはなく、全員前方の座席の人から順番に降りました。


羽田は国際線乗り継ぎが無い、、、のか?
いやでも、この便は中東とかいくつかの他の国の航空会社との
コードシェア便だから乗り継ぎの人がいても不思議じゃ無いし、
空港も乗り継ぎのチェックの場所も電気がついて職員いたしなぁ。。。
とか思ったけどまぁいいや。

あ、こりゃ思ったより全然長くなるので、空港編も前・後編に分けます。
なるべく早くアップするのでしばしお待ちを!
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