メキシコの生活いろいろ 2015/10/13 ウイトラコチェの佃煮。 食ではあまり冒険はしません、ニイナです。 なので、こっちならではの食材で料理に挑戦したものといえばサボテンくらいじゃないかなぁ。 ちなみにサボテンは以外と酸っぱさがあって調理が難しい。 自分の得意料理(というか単に作るのが好きなだけ)はアジの南蛮漬け、鶏レバーのさっぱり煮、鶏のレモン煮、というどれもこれも酸っぱさが売りのものなのですが、ね。 で、前回書いたきのこ鍋なんですが。 昔からきのこは好きで、でも舞茸のような匂いの強いものは好きじゃなくて、日本で妹と二人暮らしをしていたときは、隙を狙ってはしめじとえのきばっかり食べていました。 しかしこちらにはえのきもしめじもない。。。 で、いつもマッシュルーム(茶色と白が売ってあります)できのこパスタを作っては食べていたのですが、豆腐に触発されてのきのこ鍋を思い立った時にスーパーの野菜売り場に置いてあったきのこを4種類、全て買いました。 ・しいたけ(多分。超巨大で肉厚) ・マッシュルーム(薄切りになったものをいつも買います。今回は茶色) ・舞茸(多分。致し方なし、、、が後で判明したのは匂いがなくて肉厚で食感よし!) ・。。。きのこ?って分類されるのか?怪しい物体 最後の怪しい物体は写真を撮っていなかったので、ネット検索で拝借したもの、こんなです。 この半年間、その見た目のなんじゃこりゃさに、スーパーで目が合う度に気にはなっていたのですが。 転職して給与形態が変わり、メキシコにある制度でスーパーで食品だけに使えるカードでの給料の一部支給がされるようになり、さらに最近になってようやっとそのカードが使えるようになったので、スーパーで食品を買うのが楽しくなったのです。 (一人暮らしの私には多いくらいの額が専用カードにチャージされるのですが、食品以外のものには使えないので、買い溜めやちょっとお高い食品を買うのに躊躇うことが減りました。。。) で、怪しいながらもきのこ鍋にして食した感想は、ふむ、ちょいエグくていいね! 福岡では結構普通に見るんですけど、磯で岩にへばりついているニナとかビーナって呼ばれる小さなサザエみたいな貝、あれみたいなエグさ、って言ったらいいのかなぁ。 その貝は塩茹で食べていたのですが、このきのこさんはもう少し淡白なので、この微妙なエグさを活かした調理法は何かしら、と。 で、今日は帰宅した後、さて、冷蔵庫の残り物でごはん何を作ろう、重いものは食べたくないし主食:ビールかぁ?など思っていて(完全なるオヤジ発想/泣)、ふと残っていたこの怪しいきのこさんで佃煮作ろう、と思い立ったのでした。 適当に白だしとしょうゆとみりんを入れて煮ながら(この三つ入れて不味くなることはまず無い三種の神器)、せめて名前だけでも調べておこう、とパッケージの文字を頼りにググってみると。 その名は「ウイトラコチェ」。 どうやらメキシカントリュフの異名を持つらしい。 当たらずとも遠からず、な味です。 ペーストになったものが缶詰で売られていてイカスミ的にパスタソースで使える、とな。 え?トウモロコシについたカビの一種?へぇ〜ぇ。。。 で、出来た佃煮はうん!美味しい! ちゃんとこのコチェさんの個性を引き出せましたよ、ごはんにも合いそうだけど、そもそもお酒に合うし(笑) ってなわけで、コチェさんを調理する機会があれば、佃煮、オススメです。 しかしいかんせん見た目が悪い。。。 あぁ、こないだ(ネットが通じない間に行ったネットが使える近所の)バーで子どもの売り子から買ったきれいなバラがもう終わりかけています。 やっぱ切り花もいいけど、また何か育てたいなぁ。 (サカテカスで同居していたパクチーはすぐに枯れ、バジルもどきは引越しの前に枯れかけたので、どちらも引越しで処分しました) でも今の家はアパートの一階で日の当たる専用外部スペースがない・・・。 あ、きのこか?? にほんブログ村 [2回]PR