メキシコの生活いろいろ 2016/04/06 春の手続きの嵐、車購入編。 ちょっと前からサマータイムがどうやら始まったらしいけど、これって身体と心に良くないと思うのよね、ニイナです。 だって、昨日までの朝7時が今日から6時にするってさ。 人間の傲慢だと思うの。(←朝起きるのが眠くてだけ) えー。車を買いました。 グアナファト州の今のナンバープレート。メキシコは州や年代でそれぞれプレートのデザインが違います。好きな番号は選べません。 2月初旬から本気の車探しを始めて以来、紆余曲折しましたが一貫して中古車を探し続けてきました。 中古車を探した理由は、外国人が新車を買うためのローンを組むのが、まぁ、とんでもなく大変と聞いたのと、ここに長くいるかどうかもわからないので、中古で十分かしら、と。 その間、日曜に各地で開催される青空中古車市に行くこと4回(遠く離れたケレタロの市にも行ったりね)。 知り合いやその知り合いに車探しを頼んで、自宅や職場付近まで持ってきてもらうこと5、6回。 街の中古車屋さんの展示車や、車を売りに出しながら走っている人に直接電話をかけたりして尋ねること、5、6回。 インターネットで探す時間、プライスレス、、、じゃなかった、計測不能。 車探しに疲れた合間のベーカリーカフェでのひと時。初めて飲んだタロフラッペというのが、あっさりさつまいも味でうまー。 元々探していたのは、ジープか他のアメ車のSUVのオートマの4ドアで、昔日本で乗っていた車(フォレスター初期型、けっこうハイグレードだった)より高いステータスの、日本で買わなそうなもの、っていう条件でしたが。 最終的には、同僚(毎度おなじみになりつつあるメンズカップルの片割れ)のご家族から、フォードのフォーカスのアメリカ仕様4ドアのハイグレードなオートマ(でも2002年式と古い)を今のレート(日本円が強い)で33万弱で買いました。 アリソン・フォード・ミッキーと命名。売ってくれたオーナーさん家が20匹くらい犬を飼っていて、その中で最初に私になついてきた子の名前に因んでもいます。 その車種の相場的には安くはないのですが、手続きとかを超特急で全部やってもらうことなどを条件として、当初探していた予算より随分安く落ち着きました。 が、問題はその手続きでした。 メキシコ人も避けたがるアメリカ産の車だったためです。 結局多くの人からの助言をまとめると、州によっても違うらしいのですが、アメリカ産の車は合法的に輸入した手続きとその証明が必要です。 それと普通にメキシコ産でもなんでも中古車を買うのに必要な、日本で言うところの車検証みたいな書類や、それをもらうために過去にその州で自動車重量税を払っているかの証明やら、排ガス規制に引っかかってない証明やらなんやらかんやらと。 それに購入者の私自身のID(在留者カードとパスポートのコピー)と、プレートの受け取りの為に私の住所を証明する書類(公共料金の請求書など)などを添えて、、、って、私、住んでるところの公共料金はすべて大家さん名義で請求がきているから無い。 ので、ひとまず前のオーナーさんの名前で登録だけしておいて、でもこの人に売ったから使用者はこの人だよ、みたいな登録の書類を書いて(メキシコでは普通のことらしい)、住所を証明できるような請求書を発行できるようになったら名義変更の手続きをとる、となりました。 それらすべての書類が揃っているか、などをサカテカスの時の友人のメキシコ人に電話で確認してもらいながら、なんとか買うことができました。 それまでにも、車本体の状態の確認の仕方を教わったりなどたくさんの人に助けてもらいながらで、本当に私は一人ではこのメキシコで何一つすることができない、周りの皆様のおかげで生きていけてるなぁ、としみじみ感謝しつつ。 こうまでしてメキシコに居る意味はあるのかな、なんてまた人生に迷ったりしつつ。 (ニイナ、そんなにいつも心配ばかりしてて仕方ないじゃん、とかメキシコ人に言われたりしてさらに凹む。) 毎年のことながら春は心にも嵐を巻き起こしながら、毎日が怒涛のように過ぎていくのでした。 韓国食材店で太い大根と白菜をゲットして、それぞれ煮物とお漬物を作る、、、真夜中に(笑) 残業終わって帰ってきて、車のバタバタをやってその後に心を落ち着ける作業が必要なのです。。。いかん、春のダイエット部、始動です。 にほんブログ村 [4回]PR