メキシコの生活いろいろ 2018/02/07 本格派?!レオンの街中でテマスカル体験 本日37歳になりました、ニイナです。日本とハワイから戻ってきて早や3週間、メキシコでいろいろ思うことは多々あるのですが。こうして無事に誕生日を迎え、ありがたくもお祝いの言葉もたくさん頂戴し幸せな気持ちでビールを飲みながら1日を終えていけること、本当に感謝しなきゃですね。 幸せで満たす冷蔵庫。。。自分を頑張らせたいときに飲むのだけど、はてさていつまで持つことやら。さてここんところの話。ハワイから福岡に帰った翌日、日本で以前勤めていた不動産会社のOB会に参加させていただきました。総勢10人ほどの会で全員もう同じ会社を辞めた人たちなんですがみんな今も同じ業界でそれぞれ別の会社に勤めていることもあり。私自身、メキシコと国は違えど同じ不動産業界の端っこにいるもので、とっても刺激と元気をもらって、その翌日、レオンに戻ってきました。成田からダラス経由の戻りの便では、時差ぼけ対策が功を奏し、普通だったら東回りのフライトの後は一週間は体がきついのですが今回はレオンに着いた翌日の月曜日から昼間に眠くなるようなこともなく元気に働いていました。ちなみに、時差ぼけ対策はロングフライトの前に睡眠導入剤を飲むというものです。今回、アメリカンの外国人だけの客室乗務員の機材でしたが、ごはんも美味しかったし、程よい感じのサービスだし、サービスの質は良くなった気がします。で、何もない間はひたすら寝て、翌日の月曜からの仕事でした。(でもやっぱり行きと同じく座席指定が出来なかったので三列シートの真ん中で辛かったのですがね。。。)今回、日本から持って帰ってきたものは不二家ネクターミックス紙パッケージ19本をはじめとした好きな食べ物や日用品を色々と、は当然なんですが今回は日本で愛用していたバイクのヘルメットとグローブも持って帰ってきました。 バイク仲間のおじさまがたとツーリングの計画も立て始めたことだし。このメットのワタナベ丸二世と共にまたバイクに乗るのが今から楽しみです。そして先週末は元同僚さんたちと我が家でタコパ。(タコスパーティーではありません。タコ焼きパーティーです。)これは楽しい。やっぱりみんなでワイワイ言いながらする料理っていいな。 たこ焼き屋の店長になれる日はいつ!?BBQとかもそうなんだろうけど、タコパは室内でできるし女子だけでもできるしこじんまりでお誘いもしやすいから、ハマりそうです。 美味しくできましたん。さて、そんなこんなで戻ってからバタバタとしていたのですが今週末は3連休。どこにも行くところないしどうしよう、、、と思っていたところ、同じように思っていたか、ケレタロの友達から声がかかり、彼女が来てくれることになりました。我が家は暖房が無くて寒いのですが、ここんところレオンは寒い、、、というわけで、二人でテマスカルに行こう!となりました。テマスカルは以前にも行ったのですが、メキシコのサウナです。前回は結局、ビューティーなスパ要素の強いプライベートサウナに行きました。今回はやはりバイク仲間のおじさまがたからの情報をもとに調べたところレオンでも結構な街中にいくつかあることと、コストもどこも以前調べた時より断然安いことがわかりメキシコの従来あるスタイルの何十人も一緒に入ってなんか儀式があるらしいテマスカルに行ってみることにしました。おじさまから教えてもらったところに行こうとしたのですが、はて、ここシャワーあるのか微妙。。。というわけでネット検索して、さらにメッセージでいろいろ質問して冷水シャワーが確実についている所になりました。お一人様130ペソです。写真が無くてごめんなさい。そこのホームページから一枚拝借させていただきレッツレポ。 メインのテマスカルの入口と入室の際の煙を出す壺。まだ新しいところらしく、街中にひっそりある割に設備がどれも新しく綺麗です。が、着替えるところに鍵がかからない上に、待ってる人の目の前で扉が開くから、ハプニングがあったら丸見えじゃーん。ロッカーも無いし、広さと内部の作りからして設備の充実はこれ以上は難しそう。などなど、いろいろ目につくところがあり、やっぱりこの国の建築って普通の家もそうだけど、大概、今のことしか考えてないしょぼい設計だよなー。。。とりあえずドキドキしながら水着とTシャツに着替え終えて、しばし外に幾つか置いてある椅子に座って待ちます。荷物はそれらの椅子に置いていて大丈夫よー、私たちが見てるから、とか言っているのですが、それだから不安なんだよ。。。というわけで荷物の中身のお財布とか携帯とか車のキーとかを一つの袋にまとめてレセプションのロッカーに預けて、と。まったりしていたら普通のTシャツと短パンにちょっと民族ちっくな装飾品をつけたおじちゃん(以後、心の中で儀式マスターと命名)が話しかけてきます。ニイナ!愛している!愛してる!・・・ってテマスカルの中では言うんだよ、と。えー!むっちゃ怪しい宗教やん、それ(笑)確かにテマスカルという場所では身体を休めるという目的よりはいろいろ子宮回帰だとかの儀式めいたことをすると聞いていましたが儀式の内容やテーマはそれぞれのテマスカルで異なるみたいです。ここのテーマはずばり、心の中を吐き出して!あなたは愛に包まれているよ!みたいな感じらしい。。。。テマスカルに入る前には、なんかよくわからん煙を炊いた壺を持った人からその煙を身体に受けて、入室の儀を受けてから入ります。入ると歓迎を受けて、その後も人が入るたび、部屋を暖めるための石が入るたびに歓迎の言葉をかけます。ちなみにテマスカルには水と小さなタオルだけを持ち込むことができます。下手に不純物を中に持ち込まないためらしい。中では丸い部屋のどまんなかに石を置くための囲いがあり、まだ石は入っていないので部屋は外気温とあまり変わらない寒さです。それを囲うように二重に人が円を作るようにゴザを敷いて座っています。私たちはいつでもパッと逃げられるように出口の近くに陣取ります。そもそもこういうところ、消防法とかに引っかからないのか心配だわ。テマスカルの建物の中でもたまに儀式なのか盛り上げるためなのかイベントがあります。例えばさっきの儀式マスターが「女性はすごい!子供を産み出せるのだから!さぁ、女性のみんな!ニイナにハグして!ニイナ!愛してる!!愛してるー!!」と言ったらみんなが復唱しつつ、女性が列を作って私にハグしにきます。言葉が喋れん外国人ってことで特別ゲストに選ばれたのか、私。他にも、一人のおじいさんが自分の辛い過去を泣きながら話すと子供がそれに同調してむせび泣きながらそのおじいさんに抱きついてたり。最終的には30人近く入ったところで熱く焼けた石をどんどん運び入れて、テマスカルのドアが閉じられました。自分の顔の目の前に持ってきた手も見えない真っ暗闇です。ここから長く感じるだろうなぁ、、、と思ったらどっこいこれが。石に何かハーブか何かわからん水をかけて、室内をミストサウナ状態にしながら歌や太鼓の音でガンガン音を出します。ハーブなのかなぁ?南米で味わったマテ茶(コカの葉)に似ていることもないような。兎にも角にも一瞬たりとも落ち着くこともない空間で。しかも寝ていると熱気も降りてこなくてそんなに熱くないし、、、。そして何故か最初っからトップスピードでトランス状態になっている人もいてその様はえぇぇ、この人たちサクラかな。。。と思うくらい。心と身体のデトックスを目指したものなんだろうけど、私はその中で平然としている(慣れているしサクラっぽくも見える)子供達を見て、「この子達、学校でいじめられたりしてないのかなー」とかどうでもいいことを思っていました。で、5分、10分くらいに感じられる真っ暗トランスタイムと15分くらいのドア開けタイム(熱気が逃げてまた寒くなる)の1ターンを途中レモングラスのハーブティ味の水を振舞われたりしつつ5セットくらい繰り返して約2時間ほどで全て終わりました。終わった後の屋外の水シャワーは、、、冷たすぎて私には無理で。せっかくシャワー付きのところに変えて来たのですがね。早々に着替えて、退散したのでした。とりあえず、今回の教訓。温まってリラックスしたいならプライベートタイプのテマスカル貸切で行くべし。ってことです。さぁて、次はどこに行こうかな(笑)にほんブログ村 [6回]PR