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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

道路事情に見るグアテマラ

毎日学校までの道のりが軽いトレッキングに感じるニイナです。
15分くらいの道のりですが、アップダウンが多いだけではなくがったがたなんですね。
しかもここは標高2300以上の高地・・・。軽く息切れます。

そう、ケツァルテナンゴはガタガタなんです、道が。普通のハイヒールや革靴は3日でやられると思います。
ごりごりした道を歩けるトレッキングに適したスニーカーを買おうと思っています。
しかも道では多数の野良わんこさんが幅を利かせています。
吠えられたり追っかけられたりはしていませんが、うっかりするとしっぽを踏んだりしそうなので要注意です。わんこさんの茶色い落とし物も道のあちらこちらにありますしね。

ケツァルテナンゴに限らず、中(南も?)米のいわゆる「街」は格子状に道があって、道に迷いにくいのでありがたいです。
時々行き止まりなどのトラップもありますがね。(よく引っかかって学校まで行くのに道に迷う)
歩道もあるのですが、歩道自体も70センチくらい高いところにあったり、電柱がドンとあったりしてなかなかに歩きにくいです。



ここは道が細いのでほぼその道が一方通行です。しかしその矢印の標識が無いのにみんなどうやって、ここは入っても良い道、と判断しているのか謎です。
と、言うかそもそも信号が少ないです。車用はおろか、歩行者用の信号を見た事が無い。
未だに街の中心の広場の信号の所でいつ横断歩道を渡ったら良いのかわからず、カメみたいになってます。

車はとても古いものが多く、ダントツ人気はトヨタ、マツダの日本車のようです。
アメリカから来てすぐなので、この古さに目がいくのかもしれませんが、、、。
路線バスもアメリカの黄色いスクールバスのお古が多いですね。

こういった道路事情の中、役に立つのはバイクだと思います。実際、たくさんの125〜250ccくらいまでの(これまたぼろい)バイクがヘルメットも被らず通り抜けて行きます。
この光景は東南アジアを彷彿させますね。
自転車はほとんど見かけませんが、一応、無料で停められる専用フェンスが街の真ん中にはあります。

ただ、一番分からないのがこういった街中の状況なのに、都市間の高速道路(インターとかは無いのでただ都市間を結ぶ一般道路なのだと思いますが)では、奇麗で大きなバイクが何台も連なってツーリングをしているのです。
大きいと言っても、400ccくらいだと思うのですが、ネイキッド(教習車みたいなの)やレーサータイプ(ガッツリ前のめりで乗るザ・バイク)に、これまたレーサー仕様のファッションに身を包んだ人達が峠を攻めています。
自転車もたくさんのかっこいいロードレーサーが峠で漕ぎ漕ぎ・・・。

こんなかっこいい(きれいな)バイクがあるなら普段、何で見ないんでしょう?
大きなバイクを買えるなら、新しい車が買えそうな気もします。

単純に峠族はリッチなのだと思いますが。
こんなところに国内での経済格差を感じるのでした。


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