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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

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ニューヨーク・ニューヨーク:出発編

今日からスペ語のお勉強を再開のニイナです。
ヤル気が出るタイミングは一瞬しかないので、それを逃さずキャッチして更にはこうして公開(宣言)しないとね、いつまでもやらないんですよ、ははは。

さて、7月下旬に一週間ほど、NYに行ってきました。
ちゃんとした旅行の滞在では3回目、かなぁ。
以前、グアテマラでスペ語勉強を終えて日本に戻る移動の合間に
1日だけ友達に会いにぶらぶら行った
のを含めると4回目です。

その度に見るべき新しいスポットがあり、刺激を受け、どれだけ疲れても街行く人々を見るだけでまたパワーが湧いてくる、素敵な街だと思います。
(何食べても高いけど。)

今回はマンハッタンに住む、中学生時代からの大切な友人、
ミナミノ(仮名。趣味:悩み)の結婚式に参加することが目的です。
彼女とは昨年秋の南米旅行の途中でマチュピチュで落ち合ったり
前回の、その一日だけの滞在も彼女に会うためだったり、と
ちょいちょい会っているので、それとしょっちゅう電話でやりとりもしているので
全く久しぶり感がありません。

レオンからNYに行くのに、(JALマイルをいくらか持っているので同じoneworldの)
アメリカンのマイル特典航空券で行こうかと画策したのですが、
なんせJALマイルで取れるアメリカンの席の少ないこと。皆無。
むしろ設定席数はいくつなんだと聞きたいのですが、
行くこと決めた半年ほど前の時点で早く取らなかった私の失敗だぁ。

他に、曜日によってはLCCなどもあったのですが、
それらが大して安くないのと、仕事を休んで行くので向こうで使える時間の多さを
第一に優先して、結局アメリカンのダラス経由、
早めの昼間にJFK空港に到着する便にしました。

他のNY近郊の二つの空港着の便もありましたが、
これがレオンから早朝出発でマンハッタンに一番早く着くルートかなぁ〜。
と、ダラスの乗り換えが1時間50分の設定の航空券を
アメリカンのサイトから買ったのですが、、、。

今回、ダラスで人生初、飛行機乗り換え失敗、となりました。
レオンからダラスの便が遅れて到着したわけではありません。
単にイミグレ、通関での時間がかかりました。。。
要所要所で、乗り換えの時間がないんだけど、と空港職員に訴えて
一部ではショートカットさせてもらったんだけど・・・無念。
ダラス乗り換えで2時間は要注意、ですね。

巨大なダラスの空港でのターミナル間移動なども相まって
乗り換え便のゲートに息も切れ切れに到着した時には
とっくにゲートは閉まって、飛行機が出発する時間ちょうどのことでした。

とは言え、2時間後に同じJFK着の便があり、振り替えてもらったので
空港ご飯を楽しむべ、とレストラン探しをしました。
ダラスのAターミナル(アメリカンの国内線がメインで発着)は
お食事処はいっぱいあるし、マッサージとネイルのショップもあるし
困らない程度に充実しているのですが、食事処やコンビニが提供しているのが
ほぼ全て、ハンバーガーかサンドイッチかブリトーかピザか。
いわゆるどれもメキシコで毎日食べれるもの、のみしか選択肢が無いというのがちょっと切ない。
悩みに悩んで、結局適当にサンドイッチでアメリカ最初の食事です。



振り替えのニューヨークへ向かう便では、グレードアップされたプレエコの席にて
6年前の地球の歩き方を読むのもそこそこに、寝落ちている間に、
ニューヨークに到着していました。

JFKからはさて、どうやってマンハッタンのミッドタウンに
向かうか、と選択肢が幾つかあるのですが
まだ明るい夕方に到着したことと、一人の移動で、
重くないスーツケースが一個だけなので
安くて早い地下鉄で行くことにしました。

6年前の地球の歩き方に、行き方は載っていますが、
地下鉄・バス路線図が載っている別冊の地図がまるっと無かった!
むしろこれの方がメインでもいいくらいなのにね!
と、いうわけで早速LINEでミナミノに尋ねると、
どの路線に乗ればいいか、どこで乗り換えてどこで降りればいいか、を
即座に教えてくれます。
さすがニューヨーカー。さすがマンハッタン在住。
一週間の滞在中、絶対元は取るでしょう、と思って
メトロカード(地下鉄と市バスに乗れます)の一週間フリーのタイプを買って、と。



そうそう、フリーは確か人がいる窓口で現金でしか買えないことが多いよね。
と思って、窓口で普通にスペイン語で話して現金で買ったのはいいのですが
これ、後から気づいたけど、裏面、全部スペイン語じゃん。。。
この人スペ語スピーカー、とか選んで渡しているのかなぁ?


今回のお宿はミッドタウンイーストのキッチン付きのサービスアパートです。

世界一の大都会のど真ん中で、緑も見えてシャンデリア付き1ベッドルームで
落ち着いて暮らせました!

カジュアルなお洋服のショップが並ぶ34丁目、
ザ・ニューヨーク、な交差点のタイムズスクエア、
グラセン(フードコートがある電車の中央駅)、
トレジョ(ナチュラル志向の人気スーパー)、
勤めている会社の本社(NYで30年前から続いています)。。。
あらゆる行くべきところが全て徒歩15分圏内です。

地下鉄を乗り継いでスムーズに到着して荷物を置いて、まだ明るい。
ってかしかしニューヨーク、暑いなっ!!
湿り気があって汗が吹き出るこの感じ、ここは日本か?というほどです。

空港に到着した時の預け荷物受け取りの画面。気温33度ってさ〜。

とりあえず、ぶらぶら歩いてタイムズスクエア近くの
ミュージカル、ライオンキングの劇場に行きました。


当日の余りチケットが安く出ないかなー、と思って。
ところが、もう開演しようかっていう時間なのに、全く安くもならない上に
現金なら2枚だけあるよ、とか言う。
やっぱロングランのキング様は風格が違う。。。
現金の持ち合わせもなくその日のチケットが買えない私は
翌日公演のチケットを正規の値段で買って、
またぶらぶら歩いて帰って。





なりきり。写真代くれって言うならもうちょいやる気出せや。
(グアナファトの銅像なりきりとかミイラなりきりとかをNYよりクオリティが高い!と初めて感心しました。)

地下鉄の駅はストリートミュージックの音があふれています






帰り道に通ったグラセンの地下のフードコートは9時には閉まるらしく
食べたくなるものも見つからず何もゲットできず。。。
この熱気で食べ物も飲み物もなかったら明日起きた時には干からびてしまう、と
近隣の24時間のドラッグストアをミナミノに教えてもらって水を買いに行きました。
夜22時とかでも女性一人で平気で歩けるので、ミッドタウンで正解。

この日は移動だけなのに走り回ったりもして疲れたせいか、
お酒も飲まずにバタンキューでした。

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大好き1x!アメリカヨセミテらへんドライブ旅:本編

車を買ってもないのに売っちゃったニイナです。
あはは、絶賛不便生活なう。
だけど元はなくてもなんとかなってたわけで。
ちょっと生き方とか、今後のことをちゃんと考えるいいきっかけなのかもしれません。

さて、またしても更新をサボっていて、結局今書いているのから二ヶ月ほども前のことですが。
ヨセミテらへんのドライブです。

ロスを出発して順調に北に向かっていた私たち。
 
トラックに乗っているタイヤの大きさがアメリカサイズ

 
砂漠の中をヨットが走っている?


行く前は寝袋持っているし、大きな車だからこの中で寝ればいいよね〜、
とあっけらかんと言っていました。

が、ご飯の心配をし出した瞬間に途端に弱気になる。

途中で立ち寄った田舎道のショップで、今日のご飯どうする?
キャンプ用の小さなコンロかバーベキューセットでも買う〜?とはしゃいでいて、
実際にそういうものも高くはないのですが。
コンロ買って、燃料買って、お鍋買って、食器買って、インスタントご飯買って、洗剤買って、、、
って結構な荷物。

 
田舎のショップ。よく見たら、ハーレー専用駐車スペース。と、fat boy 専用駐車スペース。
本気か冗談かわからんん(笑)


旅の間は食料は減るし車に乗せているのでいいのですが、問題は家に帰った後です。

ミールンに押し付けたとして、彼女だって今後の海外生活はどうなるの?の一人です。
そう、私たち海外生活組、のしかも現地で結婚したとか永住権とかを持っていない組は
常に、「日本にいつ帰るか」問題を抱えていて、その中には今後の仕事のこととかだけじゃなく
持ち物をどうするか、っていう問題は切っても切り離せない問題なのです。

荷物は増やすわけにはいかん。。。
特にミールン、ちょっと前にゴミ袋5袋の断捨離したばっかって言ってるのにさぁ。。。

と、いうわけでやっぱり車じゃよく寝れんしね、とかご飯屋さんがこの後見つかるかも
微妙だしね、といろんなことを言い訳にして、とりあえず一晩目はホテルがいっぱいある
ラスベガスに向かうことにしました(笑)

ここは前回二人でドライブ旅をした時も最初のお宿を探した街。
ホテルは有名どころのピラミッド型したところが
平日の激安セールで出ているのでそれをサクッと押さえ。
 
スフィンクスのお腹が駐車場の入り口。ピラミッドの中にもスフィンクスさんがいます。


相変わらず、カジノとかそんなんには目もくれず、ちょっとしたアジアンタウンで
ベトナムフォーを食べてご満悦なのでした。
 
お腹に優しく美味しいフォー。

ちなみに、このピラミッドなホテル。
巨大すぎてチェックインの人数も半端なく、遅めの夕方のラッシュ時に到着した私たちは
1時間以上チェックインに並んでました。。。


翌朝。やはりアジアンタウンで今度はチャイナの朝飲茶(dim sam)を堪能して、と。
なんかただの食紀行なんですが。。。まぁ、いい。
 



ラスベガスから一路西へ。

なんかアメリカンなマック看板

ネバダ州からデスバレーをかすめ通ってカリフォルニア州に戻ってきました。
途中のアメリカの荒涼とした景色も見慣れたもので、前の旅の時に感じたほどの感動はない。
やっぱりアメリカで、メキシコで、それぞれなんだかんだ言いつつも
生活してきた2年間の間に、私たちも少しは変わってるんだな、と。

 
こんな景色の中を。。。
 
楽しく運転しながら話していました。

けど、やっぱりおしゃべりは尽きないのが女子旅です。
たくさんいろんなことを話しました。
そしてやっぱり、昔に比べて日和っている私たちは
遠くに雪山が見える小さな町で、その日のお宿を決めて
スーパーのお惣菜とヨセミテビールを買って
ホテルでまたいろんなことを話しながら、眠りについたのでした。
 
ヨセミテビール。エール系。
 
今日も広々ベッド。

因みにその安モーテルの受付はなんだかとっても大麻スメルぷんぷん。。。
危ないことないかな?と一瞬思いましたが、小さい子連れのファミリーも
居るし、スノボをするのか、アジア系の女性一人旅、とかも見かけました。
まぁ、ここカリフォルニア州だから合法なんだし、普通のこと、なんだろうなぁ。。。


三日目の朝。
のんびり朝ごはんを食べて出発。

ホテルがあった町から見える風景。ヨセミテは近い。


遠くに見えていた雪山がどんどん近くなってきます。
どうやらあれがヨセミテらしい。

道端に雪が積もった平原があれば車を降りて遊んでみたり。
メキシコでは絶対できないことですからね。
久しぶりの雪遊び楽しい。
 

 

 

 



ヨセミテにほど近いモノ塩湖の周りを散歩して、さて、
いよいよ国立公園の入り口に向かおう、としたその時。
 
モノ湖は塩湖。湖面には山並みが鏡のように綺麗に映し出されていました



・・・通行止め。
・・・オ〜ノ〜・・・

後から知ったのですが、どうやらヨセミテ国立公園が6月までは入れないのは常識らしい。
開園中は中のオートキャンプ場も予約制で、なかなか予約が取れないほどの人気らしく
こんな寝袋だけのなんちゃってキャンパーな私たちが一晩過ごすには
ハードルが高いもの。。。
私に至っては、中で釣竿借りられたら鱒を釣って今日のご飯にしたい、とか
あほなこと言ってたんですけど(笑)
くぅ〜っ!アメリカの大自然相手にはちゃんとした装備を持って挑まないと、、、
って装備以前に入れないんですけど(笑)

ヨセミテに泊まって、そのまま西側に抜けようという目論見は早くも崩れ去り。
でもとりあえず大自然っぽい何かをってことで、急遽調べたご近所の天然露天風呂に
行ってきました。
Travertine Hot Springs というらしい、天然も天然の掘り出し露天風呂。。。
 
こんな大自然の中の温泉。。。(蛇見た)


ヒッピー(なのか?)ナチュラリストなおじさんとかカップルの真っ裸を
拝見しながらちょっと温めの泥温泉に浸かりました。



おじさん、マッパなのに帽子はかぶっていました。この歩いているカップルもこの後マッパに。みんな、、、大胆ですね、、、。

(ちなみに私たち含め、ほとんどの人は車の中で水着に着替えています)
こんなところ。周り何もない。



気を取り直して、今度は塩湖じゃない普通の湖を眺めながら
昨日泊まった町まで戻ってご飯を食べて。
(私は諦めきれずに湖で釣れるらしい鱒を食べてるあたり。。。)
 
 

 
ルートを考える。。。前回の旅の途中で買ったネバダ地図ですが。(この時いるのはカリフォルニア州なのであんまり見たいところが載ってない)


明日の夜までにはロスの空港に行っておかなければならないので、
少しでもロスに近づくべく、ヨセミテ含めた山々の南にある大きな街
ベイカーズフィールドに泊まることにしました。
夜の山道の運転をブンブンしてくれるミールンが頼もしい。
ホテルに着いたらすぐ爆睡。おやすみなさい。

最終日。せっかく街らしい街にいるのだから、とおしゃれカフェで朝ごはんです。

 

朝になってこの街を走ってみると、可愛らしいクラシックな街並みに思えました。
ロスまで帰る間に、ワイナリーとか行けないか、と探しましたが
これまた無計画によりたどり着けず。
明らかに周りは葡萄畑なんだけどね。ま、いっかぁ〜。
そこからロスまではあっという間でした。

 
綺麗な道。快適です。無料で走れるのがこんなに綺麗で、メキシコは有料でもガタガタしてたりするので、走りやすさに唸りました。

ロスのビーチでは海の香りを嗅いで。
 
また戻ったらしばらく海なし州に居ることになるので、ね。
チャイナタウンで足マッサージを受けて、少し体が軽くなったところで
最後のご飯はタイ料理。
 
やっぱりロスはいいなぁ。。。


ロスの、というかアメリカの何がいいって、
世界の美味しいご飯が食べれるということもですが、
それより何より普段メキシコで感じるストレスが無い。

道はぼこぼこ穴も開いていないし。
都会の街は道が碁盤の目だからわかりやすい上に、広い。
縦列駐車で1列埋まってもなお、道はちゃんと2車線ずつ走れる。

人も私はやはり英語が出てこないから、どこでもスペ語で通していたんだけど
すぐに察して、スペ語に切り替えるか、英語をゆっくりしゃべってくれる。
世界の標準語である英語を喋るこの国で、です。

メキシコは残念なことに、自分が英語をしゃべれるぜって自慢したいがために
「私英語わかんないから」とスペ語で言っているにもかかわらず、
ずっと(下手な発音の)英語で喋り続ける、気の利かない人の何と多いことか。

レストランでご飯を食べ終わっても、自分たちがさっさと片付けたいからか、
食べ終わってもないお皿をすぐに片付けようとするメキシコ人。
こういうことに日々イラっとしている私としては、
やはりホスピタリティとか、サービス業というものの精神が根付かない限り
お隣のこの大国を僻みながらも向上せず、ずっと将来も変わらないんだろうな、と思い
メキシコに帰るのがちょっと憂鬱になったりもしていたのでした。

ってわけで、バイバイ、ミールン。またアメリカに遊びに来るからね。
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大好き1x!アメリカヨセミテらへんドライブ旅:出発編

今年は昨年に比べて暑い!去年は使わなかった扇風機を毎日稼働しています、ニイナです。

平日があまりに疲れて帰宅してバタンキューが続いていたので、今日みたいな日はのんびりです。
ってこういうときにこそ溜まったブログばかかんと。
ブログをサボっていた間のまとめのラスト、アメリカでのドライブ旅です。


セマナサンタというメキシコで一番(か、クリスマスに次いで2番目?)に
人が動く4月の中旬の大型連休、私は(いつものごとくボッチだし)さてどうすんべ、と。
ここんところずっと、人生に迷っていた私は、
メキシコに居るのもそんな長くないかもしれない、と思って
ロス在住のミールン(実名、高校の同級生)を誘って
アメリカの大自然に触れる旅に出ることにいました。

彼女とは二年半前の転職旅の最初に一緒にグランドサークルをドライブした仲で
お互いこっちに住んでいる今しかできないであろう、旅行をしたかったのと
何より、いっしょにたくさん話したかったのです。
海外暮らし、年齢とライフスタイル、目標、働き方、恋愛...
いつも私たちを悩ませるこんなことを、ざっくばらんに話す相手が
お互い現地にはいないので。

と、いうわけでこれまた休みの一週間前くらいにバタバタ連絡して
お互い休みで安いチケットも取れたから行くぞ!と相成りました。

その日は仕事で溜まっていた半休を午後からもらい、四時過ぎからレオンの空港にいました。
(と言っても1日ご飯も食べず、出発のちょっと前までメールと電話で仕事/泣)
7時くらいのユナイテッドの直行便に乗って、ロスに到着したのは夜の9時過ぎでした。

ミールンが用事が終わってお迎えに来てくれるのが深夜。
これまたロスも毎度のこと何をするか悩む空港で、
唯一知っている空港近くのIN-N-OUTのハンバーガーを食べる気分でもないし、、、。
ってか空港で到着口を出てしまうと、めぼしいご飯屋さんとかがないのです。
あっても22:00終了のところばかりで。
外に出てもし携帯が繋がらずにミールンに会えなくなってもいけないし、、、と悩んで結局、
ブラッドレー(ロスの空港の国際線が集中したターミナル)の
1階出口のセブンで辛ラーメンのカップラーメンとカリフォルニアロールを買って
2階出発ロビー階のフードコートの席で食べて、そのまま居座ることにしました。

買ってフォークもらってお湯入れてかなり臭うラーメンを運ぶっていうね、
恥ずかしさの中でさらに英語でしゃべるのって疲れるなぁ。(喋れてない)

ご飯を食べて落ち着いてしばらくしたら、フードコートの近場の席に座っていた黒人さんの動きがなんか怖い。
最初はブツブツ言ったり、笑っているだけだったけど、
さけび声がだんだん大きくなってきたので席を移動。
そうしたら今度は日本人の人に声をかけられました。

ミールン到着までその場にいるしかない私は、お話を伺っていたのですが
年代は私と同じくらいの男性で、どうやらなんか色々なものを
背負うためなのか、それとも背負ったものを吹っ切るためなのか、
よくわからん旅の最後で日本に帰れなくなって困っているらしい。
帰りのチケットの日付を前倒しして今すぐ日本に帰りたいけどお金がない、っていうタイプの。

はい、出た〜。
このまま帰れなかったら、あなたのドライブ旅行に
ついていこうかな〜的な発言をされてらっしゃる。
え?私まだあなたの名前も存じませんが。。。
とか、日本に帰れなかったらこのままアメリカに不法滞在して
大使館から強制送還してもらえるかな〜とかも。

今までにこういう、帰りのバス代がなくて困ってます、的なのは
世界でも日本でも大なり小なり声をかけられてきましたが。
私は自分が旅慣れテーラーとも思わないし、旅の武勇伝で語れるような
大して困った目にもあってないので、こんなことを言うのはおこがましいかもしれませんが。

英語喋れんでも他人に頼らず自分のことは自分でなんとかせい、と。
激しく言いたい。
ってか私も英語は全く喋れてないけんね。

と言うか、自分の買う飛行機のチケットが変更できるのか知っておくことや
(旅行代理店で格安で買ったらしい。そう安いとも思えなかったけど)、
旅行保険に入るとかって旅の準備以前の問題だろ、と
スケボー持ってクレジットカードは持たずにアメリカに来ていた彼に
説教しそうになりましたょ。。。
まぁ、優しそうな人だったので、彼のこれからの人生に幸あれと
願うばかりです。

さて、そうこうしているうちにミールンがもうすぐ着くよの連絡が来たので
そんな彼ともお別れし、出口で待ち構えていたら、、、来ました!
前回の旅の後に、一度トランジットの合間を縫って会ったことがあるので
約2年ぶりの再会です。

今回はお互いwifiが無くても通じる電話を持っている分、
前回よりもスムーズに落ち合えました。
(私がメキシコで持っている携帯はアメリカの番号とも
メッセージのやり取りが無料で出来て、電話が簡単にかけられます。
ネットも後から請求がきますがローミングじゃなく使えます。多分。)
旅の道中もwifiが無くてもルート探索が出来たりね、
ミールンの車も変わっていたりして、個人的生活インフラが
2年前より少しはお互い進化しているのかしら。。。

夜のロスの道をスイスイ行って、その晩はミールン家へ。
このお家も二年半ぶり。
朝早くに出発しようね、と言いつつ就寝しました。

翌朝。朝ごはんはどうするで、初っ端からロスを堪能しました。
そう、ロスのトーランス地区は日本人だけでなくアジア人社会なので
各国の美味しい料理屋さんはもちろん、
私には羨ましすぎる、ビア◯ドパパ、BO◯KOFF、ダ◯ソー、てもみ◯、などなどのお店があります。何ここ天国?

で、早くから開いている定食屋さんでザ・和食の朝ごはんをいただき

同じ敷地内にあるドンキ的なスーパーの下見をして


ってかそこでもうビア◯ドパパを食べながら眠気覚ましにコーヒーを飲んで


普通のスーパーで旅の必需品の水を買い込み、いざ、出発です。
うむ、いつも通りの私たちの出発だ(笑)


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