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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

週末旅行のススメ:モノローグ

本日は当初の予定ではニューヨークでクリスマス前のセールを(見るだけ)楽しんでいたはずのニイナです。
実際今居るのは、、、こんなとこ(笑)



さて。12月入ってちょっとした頃でしょうか。
元ルームメイトで同じ学校の友人であるアメリカ出身のイスラエル人の巨人(仮名)が彼を(怪しいくらい)好きなアク男君(仮名。以前にも数回登場した学校のスタッフ)と共に国内旅行に行くと言いだしました。

巨人はルームメイトになった当初から大事な友人であり、アク男君も学校に入った時から何かと声をかけてくれていつもみんなで遊ぶ仲間の一人なので、私も一緒に行くーっと言って、他の仲間も含めて計5人で暖かいアティトラン湖のほとりのサンペドロという町に一泊したのでした。

行く時にはまぁ、こんな移動はもう久々って感じで。
アク男の寝坊により直通に乗り損ね、悪路・急坂満載の山道をひたすら
チキンバス(地元民ぎっしりの路線バス)2時間
→ミクロブス(ハイエースくらいのバン)1時間
→ピックアップトラック(地元メンズに押し込まれ上半身の置き場がなくなったので巨人にしがみつくしかない満員電車状態)30分
→トゥクトゥク(って言うんだー。タイとインドの名称はここでも通用)20分くらい?
走って到着しました。

で、一泊泊まって何していたかと言うと、単にだらだら散歩してスムージーとお酒を飲みにいってただけです(笑)
あ、人生初カヤックも体験しました!


ちなみに夜に外国人だらけのバーで生演奏していたバンドのスカがかなり良かったのですが、それで私と同じように跳び跳ねているのは普通の観光客で(アメリカ系の若い子が多い)、ラテン系音楽に変わってからペアでダンスを踊りだすのはラテン大好き長く旅人やってる系で、いっさい踊らず(バーの敷地内の)砂浜で焚き火を囲んでいるのはヒッピー系とでも言いましょうか。
えぇ、全て私の偏見による独断です(笑)

翌日の昼にはケツァルテナンゴに帰る直通バスに乗り、一週間おとなしく勉強と夜遊び(やっぱりかい)をしていました。
夜は夜であのケツァルテナンゴで日本語が完璧に理解出来る外国人に出会ったり、逆に外国暮らしの方が長くて日本語がおかしい日本人に出会ったりとおもしろい週でしたが、珍しく恋愛ネタ(他人事含む)が多くそれで心がほんのちょっぴり疲れました。

よってその週の土曜日。
これまた数回登場していますが、仲良くしてもらってる日本人プロカメラマンのセンセイ(仮名)と、温泉デェトに行こう!とスニルという村に行きました。
あ、毎回遊びに行く所の名称にデェトをつけるのが私たち二人の間で流行っているだけで、デートらしいデートの報告じゃないので先に言っておきます(笑)
温泉も目的ですが、センセイは日本で畑もやっているソフトなナチュラリストなので、どこかで畑も見たいねー、と。

スニルはケツァルテナンゴからバスでトータル30分もせずに着く、個室を貸し切れる温泉がぽつりぽつりあるだけの川沿いの小さな村です。
途中、乗り換えで立ち寄った村で畑見物して思ったのは、意外とかなり畑が整備されている事。
きれいに長方形に区画分けされて散水用の用水路とスプリンクラー(の簡易版)があります。
若い男の子も農業に従事している人はけっこういるんだなぁ。。。と思いつつ。
スニルで一人ずつ個室(毎客ごとに掃除されてお湯は入れ替え)の温泉に5ケツ(約75円)で1時間弱浸かり、ケツァルテナンゴに帰りました。
心も身体も熱いお湯でスッキリです。

(写真撮るのを忘れたので、他の場所ですが同じ様なシステムの所の写真です、、、。スニルで入った所はこれの3倍くらいの広さです。)

その間、入社が決まった会社との打ち合わせで、入社日やビザ取りに関しての詳細日程が決まりました。
最大居れる時点までスペイン語の勉強と言うより練習をしなさい、特にスピーキング!!!と入社先の人から念を押されまして。
そんなこんなで、スペイン語学校の先生以外の人との会話の機会にもなるし、という名目と本音としてはクリスマスを独りぼっちか、友達とも騒ぐか出かけるかなんか落ち着かないだろう状態で過ごすのも心が疲れそうだし、というわけでここ2回で味をしめた週末小旅行に行く事にしたのでした。

というわけで、現在サンペドロを皮切りにアティトラン湖周辺を回る旅の途中です。
グアテマラ国内については最初から回るつもりはなかったのですが、ここで私はなかなか普通には出来ない思わぬ面白い体験やいろいろな発見があってとても充実した旅をしています。
というわけでしばらく旅のレポートが続きます。

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