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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

ゴーゴーメキシコタコスドライブ旅:まとめ編

この頃のテーマソング Oasis "Supersonic"

12月29日、朝9時前にはハバナからの戻りのアエロメヒコはメキシコシティ国際空港の第2ターミナルに無事到着しまして。
メキシコパスポートではないけど、メキシコパスポートの列で在留者カードを見せて入国です。
そしてメキシコシティ名物のわけわからん通関(通る時にボタンを自分で押して、ハズレの赤が点灯した人は全員カバンの中身検査)も無事緑だったのでパスして、と。

そのまま昼ごろアメリカから到着のたっちゃんをお迎えに第一ターミナルまでエアートレインで向かいます。
もう2タミで到着の出口を出ていて、エアートレインに乗るには搭乗券が要るのだけど、降りてきたハバナからの搭乗券の半券でも乗れました。よかった。

さて。今回の旅はアメリカに住む友人のうち、メキシコに行ってみたいという友人たちを二人招いて(その二人に面識はない)ドライブ旅の予定でしたが。
一人(グアテマラ行く前に一緒にアメリカのグランドサークル周辺をドライブ旅した高校時代の同級生、ミールン)が急遽ご家庭の事情で行けなくなったことが、前日、ハバナでネットにつなげた際に判明しました。

と、いうわけで今回はもう一人の参加者、たっちゃん(本名。20代後半メガネ男子)にメキシコを紹介するドライブ旅となりました。
の、割にレンタカーとかホテルとかちゃんと決めたり予約してなかったりでね、グダグダやん(笑)
これがまた予約とか予定とかなくてもなんとかなるっしょ〜っのノリが同じなので、ぐだぐだなまま旅はスタートしました。


彼、たっちゃんとは父親同士が昔からの友達で、家族ぐるみの付き合いをしてきて、彼のお母様とは昔、何度か海外旅行に一緒に行った旅友です。
たっちゃん自身も彼が2歳くらいの頃から知っていて(その頃から顔のパーツの位置の比率が全く変わらない同じ顔)、10代の頃もたまに私のバイクの後ろに乗っけたり車に乗せたりして、一緒に外国人バンドのライブに行ったりなどしていた、かわいい弟のような子です。
今回はアメリカに留学中のちょっと頼りない弟を、お姉ちゃんが無理を通せば道理が引っ込むこの国、メキシコで放り出して逞しく育てるわよ、と思っていたのですが。

実際は私の方にもたくさんの気づきや得るものが多かった旅でした。
10年ぶりくらいのMT車(しかもメキシコ初運転だし左ハンドルだし)の運転で冷静に助けてもらったり。
(交差点で焦ってエンスト起こしたら無言でエンジンを掛け直してくれるわ、坂道発進でサイドブレーキ担当してくれるわ、などなど)

ハンドルと近い。。。今回の相棒車はVWのGOLです!


リアルな恋バナ、海外就職すること、海外で暮らすこと、人生設計、身体とメンタルの管理、などなどいろんなことを話して、成長して気遣いもきちんとできる立派なメンズになってることを感じました。
あまりの成長ぶりには私はたっちゃん相手にドキドキしてしまったらどうしよう、と思ったくらいです(笑)


最初は車を借りてその日のうちに、絶景といわれる景色を楽しみながら暖かい海沿いの街に行く予定でしたが、初日からのんびりし過ぎて、メキシコシティからわずか2時間のプエブラの街でもう泊まっちゃってるし。
でもここは石造りの街並みとセントロの喧騒がとっても素敵で、行ってみてよかったです。





翌日。もう一度昼間のプエブラの街並みを眺める、、、というより素敵なカフェでお茶して。

セントロにあるここは静かで素敵な錆感のある石造りの昔の建物のカフェでした。

元気に出発して向かったのはメキシコ湾沿いの港町、ベラクルスです。
(いきなりメキシコ人にやぁ!と声をかけられて、前に働いていたサカテカスの会社の人だったことにはびっくりしました)
ここで元旦まで2日間居て、暑い日差しと海と海の幸を堪能するつもりでしたが、、、あれ?

海、北九州な港やん?泳ぐ所はももちやん?
(福岡人にはわかるシリーズ。北九州の海はほぼ工場な街並みの港。ももちはヤフードームの裏で高層マンションな街並みのすぐ横にある人工的砂浜。)

 
ここはスペイン人が最初に上陸したところ、というわけでヨーロピアンな建物が多いです。

しかも寒いやん??
ここはメキシコの海辺ですか?という感じで、、、結局、楽しみにしていた海の幸だけを堪能する旅となったのですが。

海が見える街に育ったものの現在どちらも海無し州在住により海鮮物に飢えてる二人組


貨物の港?を抜けた先にある要塞を観に行こうとしましたが、大晦日で閉まってるし。
行く途中の海の色は冬の日本海ですかね、、、。

花は南国なので、普段はきっと暖かいはず。


ここで、、、調子に乗りすぎました。
最初に平気で食べていた生カキではなんともなかったのに、大晦日に花火見る前のごはん〜とか言って普通に食べた魚に当たってしまいました。。。


ちーん。。。あ、これは海軍博物館内の(おそらく)無名戦士の墓ですが。

二人して魚介類にあたって朝からもんどりうってる元旦とか有りえない(笑)
外は台風並みの強風で寒いし。。。(泣)

私はお腹をこわしただけで済みましたが、たっちゃんは発熱ありの上からもマーライオンだし、これはやばい。
と、いうわけで私の会社の看護師さんに対応を確認。
メキシコでは大きな病院(保険に加入している一般の人は無料)は緊急時に行くものであって、普通はまず薬局に行くそうな。
あとは個人病院とか診療所に自腹で行く。
と、いうわけでホテルのフロントで尋ねたら、なんとホテルの目の前に個人病院がありました。
でも、元旦だし朝早いし、と思って実際に行って確認してみたところ。
すると、開いているし今すぐ連れてきていいわよ〜、と女医さんの嬉しいお言葉が!

すぐに連れて行って、おしりに痛み止めの注射(最初に私が座薬と間違えて通訳していた)を打ってもらって、処方箋をもらって、と。
これまた近所にあった薬局で買った薬代と診療費を合わせても6500円くらいかな?で、済んでよかったー。

なんせ海外で病院にかかったことのない私で、予備知識もないし、
しかも女医さん英語を全く喋らないので、どうなることかと本当に怖かったです。

そういえば初めてメキシコに来た時。
4年前に同じように年末に旅行していて、一緒にいた旅の相方君がやはり同じような症状でダウンしました。(私もお腹の調子が悪くなったのも同じ)
その時は何も出来なかったなぁ。
すっごくいいホテルに泊まっていたのにフロントの人に助けを乞うことも、同じメキシコシティで歩き方に載っていた日本人医師が居る病院に連絡することも出来なかった。
あの頃に比べて、今回は病院に連れて行ったってことだけだけど、ちょっとは成長したと思っていいでしょうか。


そんなこんなで結局ベラクルスには二日まで居てゆっくり休みました。
復活して二日の昼にレオンに向けて出発!
シティの空港で借りたレンタカーはレオンの空港で返せることを確認済みです(四日分のレンタル代と同じくらいの額になる1日延長と乗り捨て料金ね/泣)

途中大きな川が見えたり、、、

途中で必ず通ることになるケレタロの街で、私の友人のカルロにあって行く算段をしましたが、おナビ様のお導きが大外れで、とんでもないところを走り回らされ、渋滞なんかもあって断念。


霧で10m先も見えなくなったり、、、


でも後に霧を抜けたらきれいなダイヤモンド富士的な景色に出会えたり。

結局ケレタロ通過して自宅に帰りついたのが翌朝5時くらいでした。

こうして年末年始にまたがった旅だったわけですが。
年明けの花火の時に、たっちゃんの前で宣言した今年の抱負
「健太を生む(←将来の息子の名前)」の為にもですね、
本を書いたり、不動産を買ったり、だんなさんになる人を見つけたり、と今年も突き進んでいこうと思います。

あ、あともちろん。
最近またとみにスペイン語に対する努力とか、感謝の気持ちとか、忘れがちなんでその辺もちゃんと、向き合っていこうと思います。(海外ぼっちは言ってくれる人がいない)
お友達の皆様、私が調子ぶっこいていたら愛を持って叱ってね★

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