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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

甘くて渋いメキシコの。。。

先日、メキシコで二社目にして初の(笑)正社員になりましたん、ニイナです。
何がどう変わったわけではないのですが、試用期間が終わって、終わりの無い契約で更新したってことで。(と言っても油断していたらどうなるかわからないので向上しなくてはならんのも変わらないのですが)

先日、スーパーで和的な形の梨と、縦長な柿と小さい桃を見かけました。
桃はサカテカスで時々道端でも売っているのを遠目に見ていましたが、硬そうで小さいから梅かなー、とも思っていたのですが。
梨と柿は見たのが初めてだったのと、最近朝晩がめっきり冬の寒さになってきて(やっとかい)秋の果物があるうちに!と試しに買ってみました。


桃は、うん、若干酸っぱさがありつつのこんなもんかな、と。え?もしやアンズ?いやでも黄桃な感じ。。。(三つで71円弱)
梨、まだ食べてナシ。(約175円)

柿(約156円)は先ほど食べたのですが、、、なんじゃこりゃ。
甘い!けど一部渋い!
形は渋柿に近いのですが、なんせメキシコでわざわざ手をかけて渋柿を甘くしてまで食べる人はいないだろう(=最初から甘いのを売ってそう)と、タカをくくっておりました、、、。失敗。
来年の秋は、干し柿かアルコール漬けかに挑戦ね。。。


さて。先日の会社での健康週間(健康診断を受けたり、移動歯医者さんにかかったり、保険に加入している人が利用できる住宅ローンの相談をしたり、などのサービスが会社で受けれる期間。ただで受けれるインフルエンザの予防接種の横で自由に持ち帰れるコンドームが山積みされているのがなんともメキシコ。)に乗っかって、銀行のクレジットカードを申し込んでいたのですが。

クレジットカードを持とうと思ったのは、こちらで給料が振り込まれる銀行口座のデビッドカードを持っていて、それを落としたらもう、一発でアウトだな、と思ったからです。
(だから今はメキシコの口座にあまりお金を残しておきたくない)

まだ、来ないんだけどね、、、。
と、いうのも銀行の担当者が毎回言う事や確認箇所を間違えていて、その訂正の度にサインを何回取りに来た事やら。
それどころか、インターネットバンキングをするために必要な書類のやりとり(トークンっていう一回ぽっきりのパスワード発行機をもらい、それを使えるようにする手続きが必要)や、日本に送金する手続きを会社を半休にしてまでやったりと、いろいろしたのですがそれらも未だ成らず。
この調子でいくと、すべてをクリアにするにはどれだけかかるんだ。
で、在住歴1年経っていない私が本当にこっちでクレジットカードを持てるのか?
到着までは信じられません。はてさてどうなることやら。


 
毎冬必須の愛するチョコたち(特にラミーね。)。。。出張者さん達からの思いがけないお土産にテンションが上がります。

 


そういえば、kindleの無料で落としていたものをまとめ読みしていた時に、ミニマリストについての本を読みました。 
あ、私、ミニマリストだったんですね、と今更そういう名称を知ったのですが。

大して面白くない番組を見るくらいなら自分の好きなことに時間を使いたい、とテレビを卒業し。
情報機器はシンプルに使いたい、とMac Book Air とiPhoneだけに切り替え。
とにかく今の自分に必要なもの以外は持ちたくない、と大概のものは捨てる、買わない。
こういう生活を何年か続けていますが、メキシコではそれが難しいことがよくあります。
モノを持ちたくないのに持たざるを得ない、というパターンがこの国に来て増えた気がします。

インターネットのサービスを申し込むのに嫌でもテレビか電話かがセットになっている(サカテカスではネットだけで申し込めましたが。)ので、部屋には使いもしない電話とテレビが置かれていたり。(大家さんの持ち物なので買ったわけではないけど、置いてあることが邪魔)

会社の送迎サービスに時間がかかる上に中南米特有の大音量で不快だから、今欲しいわけじゃないけど車を買わないとかなぁ、とか。

服や靴も私はもともと、好きなモノ以外を持ちたくないので、買うのに困るくらいなのですが、(あまりに自分が欲しいと思えるモノを見つけられなくて、自分のこだわりに嫌気がさすこともしばしば)見栄っ張りが多いこの国は、収入が高くない人でも衣装持ちが多くていつも違う服を着ています。
 いつも同じような格好の私(ちゃんと洗濯して着まわしてますから/笑)は、彼らからするともしかしたら「服も買わずにお金を貯め込んでいる人」なのかもしれない。

洗濯機を持ちたく無いので、洗濯屋さんに出していますが、仕事で取りに行けないいこともしばしばなので、借りている家の洗濯機(引越し前から壊れている)の修理を引越し当初から大家さんに頼んでいます。
が、どれだけ頼んでも待っても修理の人がこないので、諦めて「もういいよ、自分で手配するから」というと、途端に自分は悪くないアピールをしてくる大家さんなのですが。
そして自分で手配した人も練絡もなしに時間通りに来ないっていう、どちらもこの国では当たり前のことですが。。。

仕事でもそうですが、この国では自分の仕事に責任感がない人が大多数なので
(彼らとしては自分の仕事を一生懸命やっているつもりなんだろうけど、言われたこと以外に先読みして物事を進めたり、相手の時間をも浪費しているという概念がない)
そういう人たち相手に怒っていても仕方がなく、諦めるか、仕事が出来ない人は切るしかない。
イライラしない為の消費活動、と言いますか。
機械を修理するより、買うほうが早いし、家も満足したサービスを提供できない大家さんに家賃を払うよりは、自分で買ってローンを払いながらの方がよっぽど満足した暮らしになります。


モノを持つ以外の自分の心が満足することに時間とお金を使いたい。
自分の手に持てる範囲に好きなモノだけを置きたい。
この考えを他人に押し付けるつもりは無いけれど。
顧客満足とかサービスといったものが苦手で、ものをたくさん持つことがステータスであるこの国では、ミニマリストの考えなんてまだ当分わかってもらえることは少ないんだろうな。。。


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