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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

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正しい休日の過ごし方:サカテカス編

会社が一週間の休みに入って心も身体もリラックス、ついでに久々の旅気分も沸々しているニイナです。
が、未だ海にも山にも行ってません。。。

休み前は職場以外で人と話す機会が多くあり、バタバタと忙しくしていました。
先日カウチサーフィンのサイトで公開した我が家が思いもかけず、多くの反響を頂いておりまして。

その対応などを忙しくも楽しくさせていただいていたところに、ケツァルテナンゴで同じ家にホームステイしていたゆきちゃん(本名・関西人)が「明日行ってもいいですか」ときた。
南米で起業すべくいろんな場所をぐるりと見て回ってきた彼女が一度日本に戻る前に、私の休暇に合わせて一緒に旅行にすべく寄ってくれたのです。


家で一緒にご飯を作って食べる人が居る幸せ。。。

ですが未だ行き先もまだはっきり決まってないw
観光は、、、しないだろうなぁ。
とりあえず昨日は彼女の将来起業したい分野のメキシコバージョンを見に行ってみよう、ということでネイルサロンに行ってきました。

そういやネイルのお店情報などを同僚のメキシコ人女子から聞き出していると、自然と女子トークが始まるのですが。
こっちの女子は体重をオープンにするのが普通っぽい。
しまいには男子も一緒にみんなで体重計りに行っている(就業時間中なんですけど。)
まぁ、太目女子が多いのでどうってこと無いのでしょうが、まだまだそこの文化には飛び込めてないシャイガールな私です。。。

さて。ネイルは私が一時帰国の際に成田で施術してもらった日本の繊細なデザイン(と言ってもただの単色グラデーション)が現地女子の間で大絶賛だったのですが、残念ながら塗り替えんとね。
結局そんじょそこらで見つけたすぐに入れるお店に決定。
ネイル雑誌やサンプルが多いのですが、スカルプ(付け爪)じゃないと出来ない、と言われて出来ないデザインも多く、私のいつも短くする爪にも出来る、と言うので選んだのがコレ。



元の日本からのネイルをオフするのは日本と同じ道具と手順です。
が、そこからが、、、。

ジェルというよりアクリル工芸と言ったらいいでしょうか。
ライトを当てるのは最後だけで、途中は勝手に固まるアクリル(?)を盛ってベースを作っていました。
そりゃあ薄く塗り重ねで作るグラデは無理でしょう。

結構体勢に無理有り(笑)
ラメが厚いアクリル層の中に閉じ込められてます。


そしてデザインも、、、。
そもそも日本みたいに基本のメニューやサンプルから色を変えてストーンはこう配置して、、、とネイリストさんと一緒にオリジナルを作っていくのは難しいだろうと予想はしていましたが。
(普段、仕事でメキシコ人と接していても、発想力や創造力といった面には乏しいタイプが多いと思う)
なんでコレ出来るって言った?というくらい違うので、もはや諦めを通り越して微笑ましい(笑)
絵を描いてこんな曲線を書いてって説明しながら、出来上がったのがコレ。

何か違うし、はみ出しや引っかかりなどの弊害も多々ありますが、なんとか終了。
オフまで入れて全てで180ペソくらい(チップ含め200渡し)、1時間半くらいだったかな?
(ゆきちゃんがメキシコシティでしたデザイン無しのジェルはアクリル工芸じゃなくて100ペソ)
ゆきちゃんには早いところ日本クオリティのネイルサロンを広めていただきたいところです。


夕方からは同僚のメキシコ人の結婚式に参加すべくサカテカスの観光名所であるブーファの丘の上にある教会に行きました。
初めて海外で結婚式に参列です。

花婿さんが付き添いの家族と一緒に入るのに続いて花嫁さん、と参列者も入ります。

聞いていた時間より30分後れで始まった式の間は、ほぼほぼ神父さんのお話で儀式も沢山あり、厳かというよりは始業式の校長先生のお話状態でした。
儀式の間の時々起こる「間」で入る生演奏がメキシコっぽい音調です。

1時間ほどで式は終わって、披露宴会場へ。
披露宴も席が沢山あって誰でもどこにでも座れます。
お祝いのお包みはどうしよう、、、と考えていたのですが、こちらはお金ではなく新生活で使えそうな家庭用品を披露宴会場で本人達に直接プレゼントするのが一般的、とのこと。
(披露宴の途中でもらったものを披露するのでプレゼントを置く専用の台が設置されていました)

というわけで私はプレゼントをお式に行く前に街中のギフトショップで準備したのですが、「結婚式のプレゼントなのでラッピングして」と言ったら日本ではしないタイプのラッピングをしてくれました。

土台に結婚おめでとうのリボンを付けてopp紙をドライヤーでぺたっとしています。

お金も贈れるのですが、新郎か新婦とダンスする時に新郎のスーツの上着の襟周りや新婦のウェディングドレスにピンか何かでお札を付けていました。
20ペソから500ペソまでいろいろありました。(これ日本だったら一番最初に付いた金額と同じ額ばかり付いてそう)


腰の当たりに付いているのは一番乗りで踊った新婦さんのご家族と思われる方からの500ペソ札。

ごはんは簡単なものが出て、時々新郎新婦主催のイベントが有り(友人の出し物とかスピーチとかは無い)あとはひたすらテキーラを飲みながら延々と踊る、、、のを見ている人の方が多いんだな、意外と。
もっと夜が更ければもっとみんな踊っているかもしれません、、、。
因みにBGMは披露宴の前半はおじさんDJによるノンストップチューンでしたが、新郎新婦以外に参列者も踊り始めるダンス以降は15人くらいは居るバンドの生歌・生演奏でした。

そんなこんなで充実したスタートを切った休暇を存分に楽しみたいと思います。



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