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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

正しい休日の過ごし方:バス移動編

「トンネルを抜けると南国であった」
と、今回初めてメキシコに来た気がしているニイナです。

さて。月曜はレオンというグアナファト州の靴で有名な街で用事を一つ終え(旅の初まりなのにこういう時に限って可愛い靴とかに出会ってしまう)夜行のバスで太平洋側の街、アカプルコへ。

バスターミナル近くにある靴屋さんばかりのショッピングセンター。街にも靴や鞄の問屋的お店がたくさんあります。

そのままバスターミナルで1時間後に出発のプエルトエスコンディード行きのバスに乗る。
それぞれ1000ペソ弱と400ペソ弱、でどっちも10時間ずつくらい乗っていました。

レオンからアカプルコまでの間に、メキシコシティを通るのですが、そこまでの間、雨が土砂降りでした。雨期本番なのでしょうか。
メキシコシティからは雨は上がりましたが、アカプルコに近づくにつれ、日差しも強くなって道が高速道路っぽくなくなり、雰囲気がどんどん東南アジア化していきました。

ヤシの木が多く、石を組んで出来た重厚な道や建物は見なくなり、やたらと小さな商店や食堂がカラフルな手描きの看板とともに点在しています。
そしてそういうお店や道ばたに居る何をするでも無く朝っぱらからたむろしている男性達。
東南アジアと同じです(笑)

アカプルコのバスターミナルではカードは使えず。
グアテマラからベリーズ向かったときと同じ様な青々として時々やせ細った牛や馬がいる風景の中の、ほこりっぽいくねくねした道を延々走って夕方6時過ぎにプエルトエスコンディードに到着しました。
途中、バスの車内で流れていた映画「47RONIN」を視ながら外の風景とのギャップというか
「何で私ここでこんな(外国人イメージの間違った日本の)映画を視てるんだろう」
とちょっと笑えてきました。
着いたここはサーファーの間では世界的に有名なスポットです。

タクシーに30ペソで街のセントロ、というか海に近い道へ連れて行ってもらい、適当に決めたホテルへ。
熱いお湯は出ないけどここは暑いから大丈夫だし、清潔だしWI-FI使えるし。
こういう経済的(一人頭約1000円)なホテルが海に近い通り沿いにたくさんあります。

荷物を置いて、一度通りでシュノーケリングツアーの情報を集めて、夜はランゴスタ(ロブスター)の美味しさに満足し。

移動日の割に充実していて久々に旅をしている感じがします。

今日は満月でしょうか。
星は見えませんが、柔らかい丸い光の下、波の音に混ざって聴こえる鳥の声を聞きながら、気持ち良い風に吹かれてこのブログを書いています。

とりあえず、いろんな考えなくてはならないことなど全部忘れて。
今日はこのままグッスリ眠れそうです、、、おやすみたん♪


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