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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

人を想うこと。ベビーシャワーに手作りオムツケーキで参戦、の巻。

お久しぶりすぎのニイナです。只今、アメリカのアリゾナあたりの上空にてパチパチやっております。(実際の更新時間は異なります。)

うふふ、1年3ヶ月ぶり、、、くらいですかね、日本に帰っている道すがらです。

今回、アメリカン航空を使ってアメリカ経由で帰っていますが、むむ、機体もごはんもアエロメヒコのメキシコからの直行便の方がグレードが高い。。。(サービスはどっこい)

飛行機の中で暇な時間がたっぷりあるので、ここ数週間のことを少し。
間が空いてしまった間、体はそんなに忙しくはなかったのですが私の心はいろいろ多忙にしていまして。
久しぶりに人生について考えています。(ヲイ)

これは楽しく心を使った時の話。
8月の初めに、同僚のベビーシャワーに手作りオムツケーキで参加しました。

ベビーシャワーというのは日本ではあまり聞きなれませんが、出産を控えた妊婦さんを、友人(女性が多い)が集まって景気付けるパーティーみたいなものです。

出産祝いのようなプレゼントを持ち寄り、お菓子を食べたりゲームなんかをするイベントらしい。ほぅほぅ。
そりゃぁ、いつもお世話になっている同僚ちゃんだし、ここは参加して日本人センスの素敵なプレゼントを渡したい!

因みに、その妊婦さんは9月、、、だったかな?予定日は。
大きなお腹を抱えてギリギリまで働いていました。 今回は二人目なのですが、いつも一人目の子を抱えて会社の送迎バスに乗り、会社がある工業団地内の託児施設に預けてから出勤します。
帰りも、たくさん人が乗った送迎バスが託児所に寄ってからルートを回ります。
託児所にはお母さんたちや、お父さんたちもいるし、そもそも育メンも多い。

日本に比べて若くして結婚、出産をする率が高く、シングルマザーもたくさんいます。
働くお母さんは、子どもを産んで一ヶ月で仕事に復帰する人も多いです。(国の法律で決まっている育休が確か一ヶ月だったような。すみません、うろ覚えですが。)

メキシコ全般子どもを持った女性が働きやすい環境でもあり、同時に女性がよく働く(働かざるを得ない場合も多い)社会、という印象です。

さて。いつも日本ではここ数年ずっと、出産祝いといえばオムツケーキをネットで手配していたのですが、ここ、、、メキシコやんね。
希望通りの日時に希望したものが届くわけがないし、そもそもそんな可愛いものが存在するのか謎。 と、いうわけで手作りだ!と意気込み、オムツやらお洋服やらかわいらしいリボン(これが一番売っていなくて本当に困った。)を前日に買い込み、作成しました。
また行動開始が遅い私。。。
初めて手作りしてみましたが、意外と出来る。 が、なんせ材料で可愛らしいものをそうそう集められなかったので、もうちょい前から準備したらもっと派手可愛くできたのかしら、と。
作成途中。日本から持参していたマスキングテープが大活躍です。
 
日本にはベビーシャワーはないんだよ。だいたい出産のあとにお祝いのプレゼントはするけどね、と文化の違いを説明していたからか、私が変なの持ってこないように、主催者(妊婦さんとは別の同僚)とか、心配してくれていたのですが、実際のパーティ本番では手作りオムツケーキは女性からの評判は上々。

オムツケーキ自体はすぐに認識してもらえたので(売っているところもあるらしい)あとはその可愛さのセンスね。どうやって作ったの?とか、いろいろ尋ねられました。 心配していた周りの参加者たちのプレゼントは、、、

服:色違い3着セットが売られている時同様ハンガーにかかった状態で、派手な紙袋にポーンと入っている、とか。
オムツ:包装もリボンもなし、がでーんと派手な紙袋に入っている、とか。 うん、大事なのは中身だもんね!

メキシコでは、パーティグッズや、派手な紙袋などどこでも売っているので、それこそラッピングとか、みんなとかぶらないように手作り感があるものとか可愛いのではないか、と思っていましたが、どうやらプレゼントの概念が違った(笑)

結果、私のプレゼントが一番派手な気が。(他のとかけ離れていて浮いている)
相場も参加者の皆さんのを見ていてもあまり気張らないみたい。
大変失礼ながらも予想するに高くても200〜300ペソ前後(1100〜1650円)くらいか、と。

メキシコ人のプレゼントの概念とはちょっと違うかもしれないけど、同僚ちゃんのことを思いながら、中身を選んだりケーキに作成している時間は楽しかったので、いい経験をさせていただきました。

パーティでは、同僚たちやその奥様方など、女性陣が主体となって赤ちゃんに関するゲームを進めていきます。

まず到着したところから、赤ちゃんグッズに因んだ別名の名札を付けられます。
私は「オムツさん」。
他にも「哺乳瓶ちゃん」や「おしゃぶりくん」など。
主役の妊婦さんは「ママ」




で、パーティの間、その別名ではなくうっかり本名で呼んでしまった人は眉墨で顔にホクロを描かれます。
そんな感じでいろんなゲームをしていきます。
例えば男性陣が目隠しをして連れてこられて、座っている女性陣にだれが一番早く離乳食を一瓶食べさせることができるか競争、とか。
紙とハサミを配って、それぞれ赤ちゃんのお洋服を切り抜いて、誰が一番多く物干し紐に多く干せるか、とか。
妊婦さんの胴囲が何センチか予想してリボンを切って、誰が一番実際に近いか、とか。
誰が一番風船を早く膨らませられるか、とか。
それで膨らました風船をママ以外の女性陣の洋服の中に入れて妊婦さんごっことか。

どのゲームも勝たなければテキーラ一気飲みが待っています。

いろいろ考えつくなぁ、と感心しましたが。
これ、今の日本じゃ普及しづらいイベントでしょう。

私自身は旦那ナシ、子ナシ35歳(今仮に妊娠したとしても高齢出産)でも、こういうイベントを張り切って楽しみますが。
同じ立場の方だったり、もしくは子どもを欲しくても授かれない方々ももちろんたくさんいて、その方自身がどうとも思っていなくても、周囲が気を使う風潮もあると思います。

日本は今や妊娠・出産はセンシティブな話題なので、こういう催しは開催しづらいかな、と。
その点メキシコ人はほら、そんなの気にしないから。
楽しければそれでよし、みたいな。


たいていの場合、ベビーシャワーもするけど、出産後もそれはそれでお祝いをするそうなので、また楽しみです。
元気な赤ちゃんを産んだ彼女に早く会えることを願いつつ。

いつも寝れない日が続いていましたが、その日はご多分にもれず、何杯かの罰ゲームテキーラのおかげで久しぶりにぐっすり気持ちよく眠りについたのでしたん。  


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