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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

ぷー時代の体験談:その2 靴磨きとサボテンの実とパレード

新生活やっとります、ニイナです。
その前にサカテカス時代のことをね、と。

もう何年も何度も修理しては履いているお気に入りのブーツがあって。
それの雨か何かで出来たシミをなんとかしたくて以前から靴磨きに行きたかったけど、女性でやってもらってる人って見たことないなぁ。
と、思いつつネットの解約で街を歩いていたついでにお願いしてみました。

グアテマラでは10歳にもならないような小さな男の子がよく公園で商売道具を持って回ってやってました。
サカテカスは広場の横に設置された腰掛けタイプの屋台みたいな靴磨き台がいくつかあって、おじいさんから若い人まで職人さんっぽくお客さんを待っています。
道から一番手前に居たお兄さんが暇そうだったので、お願いすることに。
1足15ペソ(約120円)です。

ブラシで汚れを落とすところから木のソールを黒くするところまで、何分くらいだったからな?
あまりの手際の良さにボケーっとして時計を見忘れていましたが、仕事が丁寧。
シミはさすがにどうともなりませんでしたが、カッスカスになっていたブーツちゃんがしなやかに光るまでに磨き上げてくれて、チップも気持ちよく払って屋台を後にしました。

カッスカス時代。途中の詳細写真なくて申し訳ないのですが、数種類のクリームを使ってピッカピカに。



その日はサカテカスで知り合った会社以外の日本人のお友達とランチとカフェで長いこと女子トークをしていたのですが。
その時の話題で、道端で売っているサボテンの実を食べたことがあるか、と。
見た目がブツブツであまり可愛くないアレはTUNAという名前でどうやらとっても甘くておいしいらしい。
赤いのもあるが白い方が甘い、とな。ほほぅ。

と、いうわけで彼女と別れて歩いていたらすぐに売ってるおじいちゃんがいてしかも目が合ったので値段も聞かず買ってしまいました。
大きめ7個で15ペソ。
道端ですぐにパクついてみたら、ふむ、お友達のおっしゃる通り甘い梨の味!
ぜひメキシコで見かけた際は手軽な水分補給にオススメです。

種ごと食べれますが、種はちょっと硬いのでププッと出したり出さなかったりで完食。



そしてこれは、、、サカテカス文化なのかよくわかりませんが。
私の住んでいた所は目の前に観光名所の水道橋と公園があって、バンダというか(弦楽器と歌で奏でるマリアッチ的楽団ではない)太鼓と管楽器の楽団がまぁ夜中までうるさいことこの上ありませんでした。
しかもギャラリーにお酒ふるまってるし、日によって楽団の数は違いますが、被せ気味にいろんな音楽が聴こえてくる毎日で、この人たちチップで生計立ててるのか?と思っていました。

と、それは違うことが判明。
マリアッチと同じようにお金を払い、楽団とお酒を担いだロバを雇ってセントロの街中を端から端まで練り歩いているらしい。


ロバなのにゼブラ柄。お酒担がされロバ。

で、その終着点が我が家の隣だったわけで。
そりゃ毎晩うるさいはずだわー。
それがわかったのは、同僚の日本人だった人が会社を退職するにあたり送別会としてこのパレードを催していたから。


毎晩満月に思えるのは気のせいですかね。


やっぱり綺麗なサカテカスのセントロの夜。最後に見納めです。

うーん、確か日本のUSJで一回パレードするのに300万円でしたっけ?(昔ネタで超うろ覚え)
それに比べてなんてお手軽・お気軽に自分パレードができる国なんでしょう(笑)
と、いうわけでお祭り好き(ただし自分開催/笑)はぜひサカテカスへ♪

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