グアテマラの生活いろいろ 2014/10/12 バス?で近隣の村へ 相変わらず独り好きの寂しがリータ、休日は暇人のニイナです。 今日(日曜)は開拓したカフェがとっても素敵です。(と言っても学校の真裏にあるのに行ってなかっただけ) でもこの雰囲気、外国人向けだからなんだろうなぁ。地球の歩き方にも載ってるし。 さて、どうにも暇を持て余すというか、家にこもって勉強してろよって話なんですが。 お金もかからないし、それが一番なはず、と分かっているのですが・・・。 家はちびっこ達もいるし、そもそもケツァルテナンゴ生活丸2週間なので、家や排気ガスもくもくの街の中に閉じこもることに限界を感じてきました。 で、学校で開催予定だった土曜のアクティビティで近所の村の温泉と温水プールに行くつもりでしたが、人数が集まらず催行取りやめになりました。 んも〜う、だったら自分で自然の中にある村で温泉だけ入るばいっ!と思って、その話を朝ご飯の時にホームステイ先のお母さんと現在ホームステイ仲間のホセ君(台湾人。元銀行員)に話しました。 ホセ君は今日はサン・アンドレス・シュクルという別の方角の村に一人で行くとの事。 そしたらお母さんが「それぞれ一人だったら、ニイナもホセと一緒にシュクルに行けば良いのよ!バスの乗り方も分かるようになるでしょう?」と。 そ、そうです・・・。今までバスに乗ってないのは乗り場が分からなかったから・・・。 先週はとぼとぼ片40分以上ガタガタ道を歩いてメガパカ(ウォルマートが入る郊外型ショッピングモール)行って、何も買わずにまた歩いて帰ってきたともさ・・・。 と、言う訳でホセ君と9時過ぎに家を出発。 案外近くにあったバス乗り場からチキンバスに乗りました。 チキンバスというのは、グアテマラ国内で中距離間移動に使われているバスです。 都市間移動の割に各停なので、住宅街の中もガンガン走っている地元民の足です。 バスには車掌さんがいて、停まっていても走りながらも「トト〜(このバスはトトカステナンゴ行き)」と行き先を叫んでいます。 アメリカのスクールバスのお古が活用されています。 運転席のあたりが派手なのと、音楽ガンガンなのがデフォみたいですね。 両列に二人掛けシートで通路せまっ! 出発前にホセ君が車掌さんに「僕たちシュクルに行きたいんだけど、これで乗り換えで行けるよね。降りる所で教えてくれますか」と言ったらOK!とな。 乗った時は他に乗客は一人でしたが、途中で結構乗ってきました。 そして車体の後ろのドアも開けて人が乗ってきます。 そして、後ろに席は空いていても、平気で前の方の席の既に二人座っている所に3人目として座る方多数。お尻が半分以上、通路にはみ出てますが気にしない(笑) 車掌さんはその中をかきわけながら、乗客から運賃を回収します。 途中で乗り降りも多いのにみんなの分ちゃんと回収出来ているのか心配です。 そもそもこの国のバスの車掌さんシステムが謎です。 後述しますが、街中を走るミニバス(ハイエースのぼろいの)にも若い男の子からおじさんまで車掌さんがいて、やっぱり行き先を叫びながら乗客を乗せ、運賃回収をしています。 運転手さんは黙々と(時には携帯電話で話しながら)運転しているのです。 で、時々、車掌さんが運転手さんにお金を渡している・・・。 全部のバスでこんな感じなのですが、果たして車掌さんは誰に雇われているのか? バス会社?運転手さん?運転手さんは相棒の車掌さんが決まっているのか? そもそも運転手さんはどこかの大きなバス会社に所属しているのか? もしくは個人タクシーのような雇用形態なのか? 車掌さんはバイトなのか?本業なのか?謎すぎます。 明日、スペイン語の先生に聞いてみよう。 話を戻して。 街を出て少しだけ牧歌的な風景の中をガンガン走り、15分ほど先の乗り換え地点の村に到着。 車掌さんにちゃんと声をかけてもらい、更には乗り換え先のバスに乗る場所も教えてもらって降車しました。(因みにここまで一人3ケツァール。45円弱) 次の乗り換えバスはどれかな?と思ってたら、「二人で20ケツァールでどうだい?」と声をかけてきた一人のおじさん。 観光地によくある三輪バイク(タイなら通称トゥクトゥク)かタクシーの客引きかなぁ。 無視して一台のピックアップトラックの運転手に声をかけるホセ君。 「シュクルの教会まで一人2ケツァールだよ」に安心して、トラックの荷台に乗ろう!と言う。 え?これ、バスだったんですかー?! みんなよく乗ってるのを見ますが、自家用トラックでお出かけなのね、と思っていましたが。 村人達も続々乗ってきます。計10人くらいでしょうか? 小さな赤ちゃん連れの若い夫婦はトラックの助手席に乗っていました。 ある程度集まったら出発進行。気分はあこがれのさつきちゃんです。 (©となりのトトロ冒頭引っ越しシーン。分かりにくくてすみません・・・。でもトラックの荷台に乗って走ることに憧れていた事を思い出しました。。。) このバス?!は車掌さんは居ないみたいです。みんな降りたら運転手さんにお金を渡しています。 とうもろこし畑の中の道を15分ほどで走った山の中腹にある、サン・アンドレス・シェクル村に到着です。 ここはマヤ・キチェ系の先住民が占める・・・といった説明は地球の歩き方に書いているので省略して(笑)その「地球の歩き方 中米'14~15年版」の表紙に描かれた教会がある小さな村です。 教会の横から5分ほど急な坂道を上った所にやっぱり黄色い小さな教会(と思っていたんですけど歩き方を見るともしかしたら一般の家の祭壇かもです。)があって、そこまでぶらり散歩。 建物の隣の大きな十字架がある場所で焼いていたのは何なのか非常に気になる所ではありますが。 後ろを振り返って、高い所からの景色をしばし眺めました。 で、他に見る所も無いので、ぶらりまた教会まで降りた所で、ケツァルテナンゴへ直行のチキンバスが呼び込みをしていました。 車体の後ろから乗らされ(なんでなんだ)出発。 ぐーすか寝ている間にケツァルテナンゴの一番大きなバスターミナルに到着です。 すぐ近くにメガパカがあって、その向こうにある大きな国道を渡ると、街の中心に向かうミニバス乗り場がありました。 良かったよ〜。これで今度からメガパカ行って家に帰るのにとぼとぼ歩かなくて良い〜。 ミニバスも家の近くの通りで「ここで降りる!」と叫び、降ろしてもらい(本当は停留所らしく停まる場所がじわっと決まっているらしいけど。。。)、お昼過ぎには無事に家に帰り着きました。 3時間半と短い遠足でしたが、少しだけ街から離れて一息つけて満足です。 ってか各バスの乗り方がわかっただけで今回のお散歩は意義があったわ〜。 そういうわけで、次回こそ温泉に行こうかな。 それとも・・・は考え中なので決まったらまたご報告いたします! [4回]PR