グアテマラの生活いろいろ 2014/10/19 私とケツァルテナンゴのお店事情 あわわわわ、買い物時にスペ語が全く上達していない事に気付き焦っているニイナです。 聞き取りが全く、、、え?到着した当初の方が単語は聞き取れてたんじゃ??あれー?? 旅行者に対してゆっくり喋ってくれてたのに甘えてばかりいるとこげんこつなる・・・。 実践的に喋る練習必須です。 さて、お店、をですね開いてみたのですよ。 お店と言うより路上パフォーマンスに近いかもしれない露天商、「あなたの名前を漢字で書きます」屋さんです。 初日(昼過ぎから3時間)の売り上げQ20(約290円)日本でやっていた書道は何の効力も発揮せず、の筆ペンど下手文字で申し訳ない。。。 お店をやってみたのは実践的に喋る練習の為です。 学校のアクテビティなんかにもっと参加して、他の生徒達とたくさん喋るのが練習には良いと分かっているのですが、どうにも苦手です。 ここ2、3日で気付きましたが、知らない人でも1対1なら全然OK! でも、大人数で一つの話題について話す事にストレスを感じるのです。 しかも全生徒の90%以上を占める英語圏の生徒達は盛り上がりの中ではほぼ英語で話すので、こりゃまた英語もわからずダブルストレス(笑) そろそろなんとかせねば!と考えた結果がこれです。 昔、輸入販売の自営業をしていたこともあり、「お店」が自然に思いつきました。 しかし、今の私は何も商品も無ければ、特出した技術も持っていない・・・。 となれば、売れる物は日本人として普通に持っている文化だけです。 ちなみにこの地で一発で日本人と思って声をかけられた事は一度もありません。 ほぼほぼ「チーナ?」と声をかけられます。 しかもグアテマラという地はお隣のメキシコに比べてシャイと言われるお国柄も関係しているのか、遠巻きだったり聞き取れないくらいの小さな声で声をかけてきます。 メキシコみたいなわかりやすい好奇心と馴れ馴れしさ(笑)なら良いんですけど、からかわれているようで逆に反応し辛いわっ! と、怒っても仕方ないのでね。 日本人ここに在り、いやさ世界に誇る日本文化、せめてクール!と言われる漢字くらい知っとこうぜ、の意味も込めたのでした。 それと昔、トルコはイスタンブールのグランバザール(巨大市場。カオス)で買い付けしている時に、「日本語の看板書いてあげるから安くしてよ」と交渉し、見事に現地の商売人も舌を巻く価格で仕入れを実現した経験があったので、少なくても日本人観光客が来る場所の商売人からの需要があるのでは、と目論んだのです。 そんなケツァルテナンゴのお店事情は「開いているか閉まっているか分かり辛い」のが基本です。 まず買い物する場所ですが、郊外型ショッピングモール(小さいウォルマートと専門店がくっついた所)を別とすると、市場と小さな商店がメインになると思います。 市場と言われる一帯にはたくさんの露天商や、村で採れた野菜を持ってきた先住民系おばちゃんたちが道に沿って二重、三重に商品を広げています。 その中をみかん売りの少年達や自分で織った布などを抱えるおばちゃん達が動き回っていたり、セダン系のトランクでタコス売りをしていたりする移動系店舗も多数あります。 露天商も移動こそしなくても、市が開催される決まった曜日だけに出現し、それも場所にもよりますが昼過ぎからのんびり屋台を組み立て始めたりするので、いつどこで何が売られているのか、確実な情報はありません。 巨大な市場はだいたい区画分けされている事が多いと思いますが(お肉屋さんはあのへん、こっちの区画は服屋さんといった感じ)ここはそうでもないような。。。 ならば確実に開いている小さい店舗に行ってみよう、と通りには沢山ある商店に足を向けると、暗くて鉄格子があって、開いているのかいないのかやっぱり分かりづらいのです(笑) お菓子や雑貨を売っている小さい店舗は本当にたくさんあって、ステイ先の家もそうなのですが、一般家庭の玄関先にお店スペースあって、そこで商品を売って家計の足しにしていることが多そうです。 こんなにお店が沢山あって同じような物売っているのに、仕入れはどこからやっているのか謎ですが。その辺で買って普通に売ってて儲かるのかなぁ・・・。 こういう小さいお店は開いている時間でお家の人が居る時は、鉄格子の所にあるチャイムでお家の人を呼び出して買う事が出来ます。 (写真はお店の人の許可が取れて撮れた時にまたアップします。。。) もちろん、小さいお店以外にも専門店としてたくさんのお店が街中には在ります。 ダントツで多いのはインターネットカフェでしょうか。 私が学校から家までかるまでの道中は1ブロックに2軒ずつくらいある気がします。(笑) これまた暗い中で一蘭形式(隣と板で区切られて見えないようになっている)でパソコンがずらりと並んでいます。日本のように漫画がある訳でも、スペースをまるっと区切っている訳でもありませんがどこのお店もよく人が入っています。ネット環境が家に無い人がまだまだ多いのかな? 他に多いと感じるのは、古着屋さんとトルティーヤ屋さん。 自分が古着派ではないので熱心に見た事は無いのですが、靴から下着まで安く売っています。 意外と状態は良い物が多く、古着屋さん独特のあの匂いがしないのは何ででしょう? 荷物を軽くしていたいバックパッカーの現地調達には良さそうです。 トルティーヤはラテンアメリカの国では主食なので当然ですが本当に多くて、服屋さんの軒下でこねて焼いて売って、というお店も見かけます。店イン店状態です。 トルティーヤ屋さんは捏ねて焼いて売って、が本業なので、市場などで乾燥したトウモロコシの粒を買ってきて、粉挽き専門のお店に持って行って粉にしてもらってから、お店でこねこねするそうです。 ステイ先のお隣がトルティーヤ専門店ですが、若いお母さん(とその妹?)が一日中朝から晩までこねこねして。パタパタパタっと平べったく伸ばす音が聞こえます。 機械でこねこねした方が効率が上がりそうですが、手でしているお店が多い事からして、手作業の方が味や食感がいいのかもしれません。 他によく見かけるお店は ・文房具屋さん(紙屋さん。大学の近くのお店は製図関係が充実していたから建築科とかあるのかも) ・ライセンス屋さん(弁護士事務所と分かる所もあるのですが、何の免許があって何の文書を作成する事務所なのか全く不明な所が多い。先生曰く「自動車免許発行屋」とも。えー!) ・コピー屋さん(文房具屋さんや写真屋さんと兼業の所も多数) ・レストラン(グアテマラご飯屋さんがほぼほぼ。イタリアンや中華のレストラン、ただのカフェは少ない。) などなど。八百屋とか肉屋は無いので、市場です。そしてどこに行っても魚屋って見ないんだよなー。。。 洗濯屋さんが思ったよりは少ないです。あ、こちらのご家庭には洗濯機が無い所も多いのか、街の洗濯屋さんに安くお願い出来ます。(クリーニング屋ではない) 私はステイ先に洗濯機があるのですが、お母さんの手を煩わせるのも申し訳ないので、大物を週一くらいのペースで、洗濯屋さんに電話して取りに来てもらって翌日くらいに配達してもらっています。 日本のライトオンみたいな洋服屋などで買った時に商品を入れるしゅっと絞れる巾着袋(わかります?)にいっぱい入れて200円〜300円くらいです。 先週、近隣の村に行った時は昔ながらの洗濯場がありました。 洗濯屋さんに頼まないおばちゃん達はそこで大量の洗濯物を洗っていました。 あ、だからか!スーパーや市場で売ってる洗濯洗剤の多くが固形せっけんタイプなのは! そういえば学校の近くに税務署があるのですが、多くの村人が市場系で稼ぐこの国の税金の申告システムはどうなってるのでしょうね?大きな謎。 そうそう!以前に謎だったこの国の「バスの車掌の雇用形態」ですが。 先生曰く、 ・運転手も車掌もバス会社が雇っている ・車掌は運転手のアシスタントみたいなもので、運転手が上司にあたる ・一度ペアになると、だいたいはそのペアで毎日一緒に動くので、ペアが毎日入れ替わるという訳ではない とのことでした。すっきり! さて、今日もまだ雨は降っていないようですので、出稼ぎに行って参ります(笑) [4回]PR