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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

週末旅行のススメ:衝撃と静寂のツヌナ編その2

本日のイメージソング:Rodrigo y Gabriela "Tamacun"


中学生の時に国語の教科書で「あしたは晴れた空の下で―ぼくたちのチェルノブイリ」という話(の一部分)を読みました。
高校生の時に英語の教科書で「リトル・トリー」という話(のこれまた一部分)を読みました。
教科書なので話の一部しか出てこないのですが、全体を読むとどちらもお肉として食べる為に生き物を解体するシーンが出てくる話だったと思います。
この本のタイトルは何だっけ。。。とぼんやり思いながら、山羊の解体を眺めていた朝です。


この日は6時半に起きて、ホテルから山を軽く歩いて15分ほどにある、経営者さんの畑がある家にお伺いしました。
畑に入ってすぐの鶏小屋で卵を3個ゲットし、乳搾り用の山羊さんたちが居る庭を通ってお家へ。

一から作っているだけあり、完全にアメリカの田舎様式でテラスには二人入れるサウナがあり、大きめのクーラーケースを使って養蜂もしています。

畑で育てたコーヒー豆を使って美味しいコーヒーを淹れてもらっている間に畑の見学です。

因みに私が日本出発前にグアテマラに行くと言った時に周囲の大概の人が「グアテマラってどこ?コーヒーの所?」と言いましたが、そうです、グアテマラはコーヒーの輸出が盛んです。
あったかい所ならどこでもコーヒーの木を見かけますが、意外と製品化するまでは分業なので採取してから飲める状態になるまでを見る機会はあまりありません。
そこでコーヒー農場に行きたかった私達ですが、ここで事足りてしまいました。

乾かす前のコーヒー豆ってぬるっとしてるんだね!

コーヒーにはさっき絞ったばかりの山羊さんのミルクをイン!
甘〜い!!!味だけじゃなくて香りも甘いです。


家の周りは畑があり、大根(daikonと発音していました)ほかいろんな種類の野菜がちょこちょこ植わっています。
池には鯉。(koiと発音していました)
家のグリーンカーテン部分はパッションフルーツが4種類。内2種類はハワイやアメリカから持ってきた種類らしい。

外来種を持ってくることはその土地の本来の生態系が崩れる、など言ってもそんな悪影響なものなのか、素人の私は分からないので悪いとも何とも思いませんが、「ふーん」とは思いますね。

単に私はアメリカンが戦争以外の手段で侵略すると言うか、当たり前のように後進国を自分達の好きな物で埋めいく事が嫌いなだけだと思います。

さて、コーヒーも飲んだしじゃぁ、という感じで子山羊さん達が7匹くらい入っている小屋へ。

私は英語がわかってなかったので普通に見学に行ったつもりでしたが、英ペのセンセイは「え、このあと解体するみたいよ」とな。
うわぉ!生で見るのは人生初体験です。
日本で漫画の銀のさじ百姓貴族が好きでそれを読んでいると解体とか農業とかのリアルをちょっと垣間見た気にはなっていましたが。
日本帰ったらもう一回読み直したいな。

経営者さんが一匹の雄の子山羊さんを抱えて「今日の友達は君だよ」と言って解体する場所へ行くのについていくと、そこには小さな吊し台と作業台があり、周りには先日頂いたターキーの真っ白な羽がたくさん落ちていました。
ありがとうと感謝を捧げて、子山羊さんがお肉と皮になる過程を最初から最後まで見ました。

(血とか苦手な人は見ないで、本当に。苦情は受け付けません:リアルタイムの様子はこちら


皮をはがす時に参加した手はずっと山羊さんのミルクと同じ、甘い匂いがしていました。


その後、パーマカルチャー仲間の写真家の方のお家へも遊びに行きました。

山肌に立つ絶景露天トイレ(笑)

すごい山奥に一人で住んでいますが、私だったら寒さより不便さより寂しさが原因で一泊で充分な所です。
彼も30歳のひげ坊主という何とも私の好みの外見ではあるのですが、イマイチ乙女心が刺激されないのはなんでだろう。
彼の生活自体が甘っちょろく感じるせいかもしれません。(だからといって私がやれって言われてもやれない生活なんですが。)
農業を本気で仕事としてこれからやっていくのかな?
お金を持ってるアメリカ人が飽きるまで他国で道楽でやってるだけなんじゃないの?
といつも疑ってしまう私がひねくれているのでしょうか。


午後はのんびり。
昨夜晩ご飯に提供したごはんを美味しくチャーハンに生まれ変わらせたり。
本来の予定ではニューヨークで過ごしているはずだったクリスマスですが、実際は意外と楽しく田舎で大人の休暇。
予想がつかないから旅って面白いとしみじみ思った一日でした。

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本日のイメージソング:Rodrigo y Gabriela "Tamacun"


中学生の時に国語の教科書で「あしたは晴れた空の下で―ぼくたちのチェルノブイリ」という話(の一部分)を読みました。
高校生の時に英語の教科書で「リトル・トリー」という話(のこれまた一部分)を読みました。
教科書なので話の一部しか出てこないのですが、全体を読むとどちらもお肉として食べる為に生き物を解体するシーンが出てくる話だったと思います。
この本のタイトルは何だっけ。。。とぼんやり思いながら、山羊の解体を眺めていた朝です。


この日は6時半に起きて、ホテルから山を軽く歩いて15分ほどにある、経営者さんの畑がある家にお伺いしました。
畑に入ってすぐの鶏小屋で卵を3個ゲットし、乳搾り用の山羊さんたちが居る庭を通ってお家へ。

一から作っているだけあり、完全にアメリカの田舎様式でテラスには二人入れるサウナがあり、大きめのクーラーケースを使って養蜂もしています。

畑で育てたコーヒー豆を使って美味しいコーヒーを淹れてもらっている間に畑の見学です。

因みに私が日本出発前にグアテマラに行くと言った時に周囲の大概の人が「グアテマラってどこ?コーヒーの所?」と言いましたが、そうです、グアテマラはコーヒーの輸出が盛んです。
あったかい所ならどこでもコーヒーの木を見かけますが、意外と製品化するまでは分業なので採取してから飲める状態になるまでを見る機会はあまりありません。
そこでコーヒー農場に行きたかった私達ですが、ここで事足りてしまいました。

乾かす前のコーヒー豆ってぬるっとしてるんだね!

コーヒーにはさっき絞ったばかりの山羊さんのミルクをイン!
甘〜い!!!味だけじゃなくて香りも甘いです。


家の周りは畑があり、大根(daikonと発音していました)ほかいろんな種類の野菜がちょこちょこ植わっています。
池には鯉。(koiと発音していました)
家のグリーンカーテン部分はパッションフルーツが4種類。内2種類はハワイやアメリカから持ってきた種類らしい。

外来種を持ってくることはその土地の本来の生態系が崩れる、など言ってもそんな悪影響なものなのか、素人の私は分からないので悪いとも何とも思いませんが、「ふーん」とは思いますね。

単に私はアメリカンが戦争以外の手段で侵略すると言うか、当たり前のように後進国を自分達の好きな物で埋めいく事が嫌いなだけだと思います。

さて、コーヒーも飲んだしじゃぁ、という感じで子山羊さん達が7匹くらい入っている小屋へ。

私は英語がわかってなかったので普通に見学に行ったつもりでしたが、英ペのセンセイは「え、このあと解体するみたいよ」とな。
うわぉ!生で見るのは人生初体験です。
日本で漫画の銀のさじ百姓貴族が好きでそれを読んでいると解体とか農業とかのリアルをちょっと垣間見た気にはなっていましたが。
日本帰ったらもう一回読み直したいな。

経営者さんが一匹の雄の子山羊さんを抱えて「今日の友達は君だよ」と言って解体する場所へ行くのについていくと、そこには小さな吊し台と作業台があり、周りには先日頂いたターキーの真っ白な羽がたくさん落ちていました。
ありがとうと感謝を捧げて、子山羊さんがお肉と皮になる過程を最初から最後まで見ました。

(血とか苦手な人は見ないで、本当に。苦情は受け付けません:リアルタイムの様子はこちら


皮をはがす時に参加した手はずっと山羊さんのミルクと同じ、甘い匂いがしていました。


その後、パーマカルチャー仲間の写真家の方のお家へも遊びに行きました。

山肌に立つ絶景露天トイレ(笑)

すごい山奥に一人で住んでいますが、私だったら寒さより不便さより寂しさが原因で一泊で充分な所です。
彼も30歳のひげ坊主という何とも私の好みの外見ではあるのですが、イマイチ乙女心が刺激されないのはなんでだろう。
彼の生活自体が甘っちょろく感じるせいかもしれません。(だからといって私がやれって言われてもやれない生活なんですが。)
農業を本気で仕事としてこれからやっていくのかな?
お金を持ってるアメリカ人が飽きるまで他国で道楽でやってるだけなんじゃないの?
といつも疑ってしまう私がひねくれているのでしょうか。


午後はのんびり。
昨夜晩ご飯に提供したごはんを美味しくチャーハンに生まれ変わらせたり。
本来の予定ではニューヨークで過ごしているはずだったクリスマスですが、実際は意外と楽しく田舎で大人の休暇。
予想がつかないから旅って面白いとしみじみ思った一日でした。

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