メキシコの生活いろいろ 2015/02/21 地下と地上でサカテカス散歩 基本的にはテレビ無し生活を望んでいるしそうしてきたので慣れているのですが、外国のホテルで1チャンネルしか映らないと何だかやるせない気になるニイナです。 音が欲しいのでMTVでもつけれたらいいんですが、どんなに設定をいじってもアクション推理ドラマみたいなのしか映らない1つのチャンネルしか視れません。 もう、いいけどね、、、。 働き始めて最初の週末、土曜日は朝からオンラインでグアテマラのスペイン語教師相手にスペイン語練習をして、お昼から家探しを兼ねた観光に出かけました。 家を探すのに、まずは地理を覚えねば、と思うのですがやっぱり「地球の歩き方」の地図ではよくわからないし、到着初日に観光案内所でもらった地図は可愛く作り過ぎていて分かりづらい。 私、地図を読むのが年々下手になっている気がするなぁ。。。 まぁ、大概の場所は太陽の位置で方角を察知してあとは動物的勘で動くので、今日みたいな晴れた日は分かりやすい。でも日差しは眩し過ぎや〜ん。かなり暑いし。 この汗をかかない直射日光の感じと、乾燥のため?の空の青さで、久しぶりに日本以外の所に居ることを実感しました。 まずは先日会社の人に連れて行かれて内覧したマンションの前を通り過ぎながら周囲の環境を再確認しつつ、鉱山へ。 このマンション、改めて見ると目の前にタクシー乗り場もあるし、近所に安そうなご飯屋さんもスーパーもあって立地はなかなか良いじゃないの。 しかしなぁ、、、と家探しのことは物件が無事決まったら、まとめてアップするとして。 だってまだ私自身、今後2、3年の動きがブレブレで資金計画が立たないんですよ。 安い田舎に住んで車を買って、週末は夜遊びじゃなくて車で郊外へ旅コースか。 はたまたとりあえずは福岡は天神に住んでいた頃の様に、都会ど真ん中(と言ってもサカテカス自体が大きな街ではないけど)に住んで、アシの要らない生活にどっぷり甘えるか。 夢の実現の為に今何を最優先すべきかを、仕事が始まった今、ようやっとぼちぼち考える様になりまして。 今まで車を買う選択肢は無かったのですが、初めて経験する週休二日生活に私の心が何を求めるかを考えたら、思い立ったが吉日弾丸ドライブ旅の確率が高いと思って。 やっぱり私、寂しがりだけど一人好きなんだもん。。。(自分で思うけど本当、天の邪鬼で面倒くさい) さてさて、鉱山です。 ここサカテカスにはメキシコ最多の産出量を誇った、その名もエデン鉱山という観光スポットがあり、けっこうな街中にその入り口があります。 それでかー。そういえばサカテカスの街中にはシルバーショップが多いです。 80ペソ(640円位)で楽しい鉱山探検! 同年代の北九州市民ならわかるでしょう。。。。このワクワク感が。 そう!スペースワールドのアトラクション、スターシェイカーのキャプテンマンドレイクじゃない方! おじさんがレバー間違えてあらあら大変っ、廃坑になった地下世界をトロッコで走り回るあれ! ・・・です。地元ィ以外の方にはコア過ぎてスミマセン。 で、実際はトロッコに乗るのはそんな長くもないし、スペ語ガイドによる歩きのツアーで昔の坑道を歩きます。 けっこうリアルな人形で当時の作業の様子を再現していて、私にとってはなかなか面白いスポットです。 ツアーで一緒になった中学生くらいのメキシコ人の男の子から、中の坑道で拾った石(ところどころ水晶みたいな鉱物混じり)をもらいました。 現在と大昔がリンクした様に感じさせる、嬉しいプレゼントでした。 そういえばこの坑道の中にバーみたいな広い場所があって、週末の夜限定でイベントが開催されるらしい。 ガイドのお兄さん(背が高くてガタイも良くて甘いマスク)曰く、来週のイベントでは僕、ストリッパーで出演するんだよ、とな。 この人、ガイドしながらどこまでが本当でどこまでが冗談か分からんことばっかり言ってるからなぁ。。。 最後はエレベーターで地上階へ上がり、入ったのとは逆サイドにある出口から出ました。 どっちから出るかは、各自で選べます。 私が出た東口から徒歩3分程で、次の目的地のロープウェイ乗り場に到着〜。 片道50ペソ(400円位)で、街全体を見下ろしながら、一人貸し切り状態でブーファの丘に向かいました。 頑張れば 歩いて登れる程度の丘ですが、もう、山登りはしないと年末に自分に誓ったのでね、えぇ。 到着地点から少し歩けば展望台や教会と革命広場があります。 しゃれた展望台から、地図とにらめっこしつつ街中の位置関係を確認しました。 ちょっと歩き疲れたので、持参の水を飲みつつKindleでマンガ読み出す私(笑) 映画化した「娚の一生」の一巻を読みましたが、うーん、主人公は実際30代中盤の人が良かったなぁ。。。など思いつつ、こんなとこまで来てなにやってんだ。 帰りもまたロープウェイで下り、歩き回りながらも靴があっていなくて限界を超えていたので、一度ホテルへ。 夕方、暗くなる前にまた家を探しながら街の中心部をうろうろ。 そうしていたら中央市場の建物が閉まってしまったので、外で一軒だけ見つけた八百屋さんでズッキーニ(と思いきや切ったらキュウリ)とトマトを買いました。 むっちゃ愛想悪いし。 途中、公園で太鼓と管楽器の音が聴こえました。 しっとり歌うマリアッチではなく、まわりで観客が踊りだすバンダみたいです。 そういや、グアテマラの方がいつも真面目でラテンっぽくないと思っていたけど、歌と踊りはここの方が少ない。 そもそも、ここで笑顔は少ないし、人に何かを尋ねるのもとても勇気が要る。 早過ぎて何言ってるかわからないし、常にお金を要求される心配もあり(メキシコはチップ天国)人にあんまり温かみを感じないから。 ケツァルテナンゴに比べて都会だから仕方ないけど、やっぱり笑顔でゆっくり喋ってくれて、かつ素朴なグアテマラが恋しくなります。 こんなこと書いてますが、急坂だらけでせかせかしていて、北九州と似ていないことも無いこの街を、住めば都といつかは好きになれるといいな、と思っています。 にほんブログ村 [2回]PR