南米旅行 2016/10/24 夢のスタート的南米旅行:10.光るアタカマ砂漠編。 この時のテーマソング The Crash "I Fought the Law"隣のお家の宴会の盛り上がりにビビっているニイナです。おそらく日本人の男性のみ数人で、楽しそうにカラオケ大会をやってるみたいです。メキシコはタウンハウスタイプの家(壁一枚で隔てられたニコイチまたは長屋的な複数の家。外観的には一つの大きな家)が多くて、こういうところ初めて住むのですが。日本で言うところの、安いワンルームマンション並みに音が聞こえるのね!いつもこっちの家の建築現場を見ると思うのですが、ブロック作りの壁は密度低そう。。。なのでまたよく響く。でもなんの歌を歌っているかわからないしうるさいので、こっちは氷室京介のkiss me (なんでかここ2、3日耳から離れん)を大音量で流して防御です。さて。すったもんだのペルーはプーノから、国境沿いの街のタクナへ。タクナから、チリ側の国境沿いの街のアリカまで近いので、タクシーでも行けると前回アリカを通過した際に聞いていたのですが。バスも普通にあったので乗ってみることに。チリ人かペルー人かよくわからん行商のおばちゃん達でぎゅうぎゅうのバスです。 砂漠を走ります。時々、なんかのプロジェクトなのか工場っぽい建物がドーンとあったりします。この国境越えはバスの運転手さん?車掌さんに先にパスポートを預けておき、国境手前で受け取って、イミグレを自分で通ります。通関は厳しくはなく、ほぼスルーです。チリ側イミグレそんなこんなでアリカまで無事に到着。早速アリカからカラマという土地に行くバスを探します。・・・ってどのバス会社も夜出発しかない。仕方なく、アリカの街のセントロを1日のんびり散歩します。アリカのメインストリート。国境沿いの町だからか、服飾雑貨の大きな市場が点在していて、安い。旅で服は買わないのですが、あまりの安さに普段は買わないもの(2着目の水着とか派手な下着とか)を思わず買いたくなる衝動(笑) 要塞があります。麓ではカップルがたくさんいちゃついてます。 要塞の前はもう太平洋。この海の向こうの日本を思ってちょっと涙がちょちょぎれそうに。 あったかいところのお花もいっぱい。太平洋沿いは本格的なチリのセビーチェを。絶品すぎて言葉にならんくらい美味しかった!夜。カラマ行きのバスへ。 ここで初めてインカコーラを飲んでみる。味はオロナミンCです。ってかコカコーラ社が製造・販売してんのね。途中、深夜に起こされてなんか外に出させられる。こういうことよくあるのですが、軍だか警察だかが、バスの中を検めるのです。日本人は大概オーケーだと思うのですが、パスポートが物珍しいのか何度も何人もが私のパスポートだけ見に来たりするんだな。怪しいもの何も出て来んし、眠いけん、早くして。。。ちなみに、このカラマという街は、世界最大の露天掘り銅山が近くにあり、世界中から技術者などが集まって発展したところ、、、で超絶に治安が悪いとな。早朝に着いたバスの駅(カラマは集合したバスターミナルではなく各バス会社の敷地内から発着)から出ないように言われます。バス会社の敷地内の野良犬も大概怖いけども。1時間半ほどして、目的地のアタカマ砂漠行きのバスが来たのでそれに乗ります。バスの中でも窓側はサングラスが要る眩しさです。地元の人でほぼ満席の状態で砂漠の中をこれまた1時間半ほど走ると砂漠のオアシス町のサン・ペドロ・デ・アタカマに着です。ここに来たのは、きれいな星が見えるから。昔、世界の果てまでいってQのカレンダーを作る企画で世界一きれいな星空を撮る目的で選ばれていました。肉眼で銀河を見るんだぉ、と。サンペドロ・デ・アタカマの町は、観光業が盛んで、町のいたるところでツアー会社があります。そして何故か、そのツアー会社の人たちが、みんなチリ人に見えない。。。英語喋るドレッド長身いい感じの日焼けイケメンが多いからか(笑)町自体、なんとなく、雰囲気がグアテマラのヒッピーの聖地、サンペドロ・ラ・ラグーナによく似てる。。。なんか気怠い観光地な感じが。 どこもかしこも眩しい。そんなところを何軒か旅行会社やカフェを見回りながら、お宿にも到着。この町は大型ホテルはなくて、コテージタイプがほとんどです。 私の申し込んだ旅行会社とカフェ。早速、荷物を置いて、夕方からのツアーも申し込んで、ツアーが始まるまでの間にマウンテンバイクを借りて、ちょっと砂漠(まで行かないけど)をサイクリングしました。 装備バッチリです。久しぶりの自転車。名前はナランハ君と命名。 こんなところをぼっちで走りながらちょっと寂しさ感じるというか、ここでなんかあったらどうしよう、とかも思ったりしつつ(でも町からまだ3キロも離れてないw) こんなところに到着。 なんのために作ったのかよくわからんところ。 ちょっとアメリカのグランドサークル回っていた旅を彷彿させます。 砂漠のオアシス。遠くには5000m級(らしい)おにぎり山が。広い。時間と水があればもっとサイクリングしていたいんだけど。観光名所の月の谷、というところへ行くにはちょっと遠かったので町の周りをぶらぶらと走って、3時間もせずに町に戻って夕方から湖ツアーの開始です。 砂漠の中の塩湖目指して。 塩分濃度が高いのでぷかぷか浮きます。チリの死海、セハール湖です。 の、同じ国立公園(?なのか?整備されてる敷地内)の他の湖。 別の湖。塩湖で湖の周りを歩けます。ウユニみたいに塩の大地ではないのですが、ここいら一帯の塩分量はウユニを上回るそうな。 で、夕日を見ながらピスコサワー!お酒が入ると、ツアー客の輪の真ん中で饒舌に喋る私、、、。お宿に帰って、夜は夜で、星空鑑賞ツアーに参加しました。日本も参加するプロジェクトの電波望遠鏡、、、ではなくて普通の天体望遠鏡で、解説を受けながら星空を見ました。肉眼で銀河?は見えませんでしたが、満天の星空!写真に残せないこのキレイさは、やっぱりこの寒さの記憶とともに、心のアルバムにだけ残せるものですね。にほんブログ村 [1回]PR