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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

ニューヨーク・ニューヨーク:マンハッタンで不動産屋さん研修と最終日。

虫歯の治療でかけた麻酔が切れなくて、このままずっとこのままだったらどうしよう、とか思っているニイナです。
・・・まさかね。

さて、7月下旬で雨降る寒い月曜の朝、37丁目の朝早くから開いている
格安の化粧品ショップに寄ってお土産を見繕った私は
そのままの勢いでミッドタウンにある、不動産屋さんに向かいました。
メキシコで勤務している会社の本社です。
おっとその前に会社のビルの横のビルにあるオシャレなコーヒーショップで
ニューヨーカーを気取らなくては。
 美味しい。


数名、ウェブミーティングやメールでやりとりしたことがある方以外は
初めてお会いする方々、、、へのご挨拶は先日済んでいたので、
いきなり役員のお偉い方から1対1で受ける研修で始まりました。

その後、実際にエージェントの方に同行させていただいていくつか物件を見たり。
もうここは同じアメリカ大陸かってか同じ地球上とは思ってはいけない、
素敵な作りと立地と値段。
 どこもかしこも便利な立地のマンハッタン。

作りは日本でいうちょっといい感じの新築マンションにある設備の場合
目指すところはジム・プール、サウナで、それはメキシコも同じなんだけども。
なんせ一つ一つのかっこよさと質と使いやすさが違うからなぁ。
 海沿いとかなら自然がないとダメな私でもまだ生きていけるかしら。。。ってとんでもないお値段なので妄想だけですが。。。

唯一、メキシコの方が勝っているのは物件の広さですがそれって無駄に広いだけなので、ね。
(メキシコ人の感覚は大きくて強いものがかっこいいぜ!ものはいっぱい持ってるのがリッチなんだぜ!という高度経済成長時の民衆の感覚。)

会社に戻って、メキシコのオフィスにはないオペレーションをされている
部署のお偉い方からやはり1対1のレクチャーを受けたり、
遠隔でお世話になっている部署の方にご挨拶したり、
創業者である会社全体の社長とお話しさせて頂いたり、
たまにメールで仕事の情報をやりとりする方に
メキシコオフィスの現状について愚痴ったり、、、。

などなど、プライベートの旅行の中、丸一日割いて行った本社訪問は
なんとも仕事が詰め込まれた、嘘です、すみません、充実した研修の1日となりました。
ありがたや。


職場を出てさぁどうするべ、と。
昨日行ったチャイナタウンのドラッグストアに日本製品がいっぱいあったな、と
思って、ちょっと散策に行きました。
そしたらすぐに閉店時間で追い出される。
地下鉄の駅では今日はこんな人も。



 マンホールから湯気が上がっているとマンハッタンだな〜といつも思うのですが。あれってなんでだろ??


無印もあったので入ると、日本でおなじみの懐かしい商品たちがあり、
とりあえずコーン茶なぞ買ってみる。
中国系スーパーではお持ち帰りできる日本食材を探そうとするも
やっぱりここでももう閉店だよ視線が辛い、、、が、前から欲しかったレンゲをゲット。
(日本から持ってきていたのは小さいデザート用なので
チャーハンをがっつり食べれる普通のレンゲが欲しかった)

yelp!で探した有名なおかゆ屋さんまで頑張って歩いて到着したら、やはり行列。
しかも見た感じ、普通の円卓がたくさん並ぶ中華屋さんじゃん!
こんな中、お一人様でお粥食べれるかぃ!と突っ込みたくなります。

結局、地下鉄に乗って、アパートから一番近いトレジョ(自然派で人気のオシャレ系スーパー)をとりあえずぐるっと回り、大したお惣菜がない、、、ので、
メキシコではなかなかお目にかからないインドカレー屋さんで
カレーとナン、とそのお隣の小さな商店でサッポロビール買って帰りました。
他の小さな商店でも愛するアサヒスーパードライがあったりしたので
けっこうNYではスタンダードなのかしら、日本のビール。。。
 肝心のカレーが蓋したままでごめんなさい。でも美味しかった!NYもメキシコ同様、というか日本以外はどこもそうなのか?お持ち帰りの文化が根付いています。

ビールのせいか、お腹いっぱいだからか、はたまたお風呂で湯船に浸かったからか、
その日は荷物整理をすることもなく寝落ちました。

翌日。やばいやばい、のんびりしていたけど、今日は最終日やん。
午後の便を取ったので、そんなに急ぐ必要はないけど、やっぱりどこかに寄るほどの
時間はないみたい。
と思っていたら、ミナミノが来てくれました。
ニューヨーカーっぽくサーモンのベーグルを携えて。

昨日の朝会社に行く前にお土産を見繕っていた格安化粧品ショップに
二人でぶらぶら行って、自分お土産と配りお土産を買って、カバンに詰めて。
アパートの前でミナミノとはお別れです。
まぁ、また近いうちにどっかで会うでしょ、といつもと同じくさらっと別れ。

私は毎度のグラセン、の向かいにあるエアポートバスの乗り場に行きました。
目の前におにぎり屋さんがある。。。
食べたいけど、ベーグルあるし、がまんがまん。

バス停に立っている係員のおじさんからは本当はカードでもチケットを買えるようですが、
この日もそうですがちょくちょく買えないことがあるみたい。
(買えないときは近所のコンビニみたいなところで買えるみたいです。)
私はチケットを現金で買い、ニューアーク空港行きのバスに乗りました。

このチケット売りのおじさんしかり、ニューアークのアメリカンのカウンターの人たちしかり。
やっぱり英語話せなイアンには厳しい。
スペイン語で話しかけると、「お前の言ってることがわからない」と
ピシャッと言われてシカトされまくります。
自動チェックインの機械が「係員に聞け」言うとるから聞きよるのに冷たすぎる〜!
悔しいやら焦るやら情けないやら困るやらで、泣きそうになりました。

結局アメリカンのカウンターで、スペ語がわかる人に対応してもらって
発券して荷物を預けるまでに2時間くらいかかりました。
カウンターでないと対応できなかったのは、私がメキシコビザを持っていて
メキシコ在住なのに、ネットのチェックインか何かのどこかのタイミングで
日本の実家の住所をインプットしてしまっていたことが原因みたいです。
早めに空港向かって正解でした。。。

乗り換えのダラスでは脚だけマッサージを受けたりして
最後の最後まで元気充電を図り、夜、家に到着しました。
 お見苦しいもの失礼します。。。


この旅の途中や前後で何度も「ニイナはNYに合っていると思うけど住まないのか」という
お尋ねをいろんな方から何度かいただきましたが。
やっぱり私にとってNYは、時々行って元気をチャージするパワースポット。
英語が喋れないから、ビザが難しいからとかそんな理由ではなく、
単にあそこで生活したい気持ちよりは、
時間に自由で広い空を毎日見ながらの今の毎日の方をもう少し続けたいかなー、と。
(ま、優柔不断だし、いつまたどう気持ちが変化するかわかりませんが)

次に行くときはもう少し、スペ語だけに頼らず英語で話せるよう、頑張ります。。。


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