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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

コロナ禍の本帰国4:帰国者ルールに則った自宅までの道のり後編

日本に帰ってきて1ヶ月以上経つのに、未だ浦島太郎的な驚きがあるニイナです。
だって!晴雨兼用の折り畳み傘の小ささとかさ!
メキシコじゃまずお目にかからないような高レベルのデザイン・品質のものに溢れているので、たまに外出した日には、ずっとマスクの中で感嘆の声を上げ続けています。

さて。アメリカ経由で羽田に到着して蒲田のホテルで3泊ステイして移動の準備が完了したところまではこちら
本帰国3の前編にも書きましたが、日本に帰国(到着)してから2週間はコロナ陰性でもなんでも国内線・タクシー含め、公共の交通機関に乗ることなく自宅かホテルに行けよ、っていうのが国のお達しです。
羽田空港から福岡の実家に帰る私の場合は、シェアライドのサービスで首都圏から福岡方面に行く人を見つけて、その方との集合するまでは羽田近くのホテルに滞在し、そこからレンタカーで集合場所である湘南エリアに向かう、という計画です。

羽田に到着してその夜から蒲田のホテルに3泊した土曜日の朝。
湘南エリアでの集合は夜ですが、10時までにチェックアウトしないといけないホテルだったので、スーツケースを預けて歩いてレンタカー屋さんに向かいました。


途中で神社があったので寄り道。
メキシコのレオンからここまで帰ってこれたことのお礼を言って、実家まで無事に帰れるようにお願いしました。
コロナでお手水は使えないのね。。。
ご朱印帳はスーツケースに入れっぱなだったので諦めました。


レンタカーの予約は前日夕方に電話予約しました。
(まだ日本の携帯番号がないのでskypeで発信)
と、いうのものらりくらりしていたら、どこのサイトでも貸し出し可能な車両がありません、とwebで予約ができなくなっていたためです。
これには焦りました。。。
土曜に一台も無くなるってさすが東京はみんな車は持たずに借りるものなのかしら?!と。

集合場所近くにも営業所があって乗り捨て可能なレンタカー屋さんの一件に電話したら、ありますよー、と。
良かった!帰れる!
しかし高い!
40キロ先に行くためだけに軽借りるの(13,000円ちょっと)が、当初買ってたレオンからダラスに行くアメリカンの飛行機のチケット(12,000円ちょっと)より高いと思うと、レンタカーを借りるのを前日まで動いていなかった自分が悔しい限り。。。
まぁ、借りられるだけ、家まで帰れるだけありがたいことですね。
(因みにこの頃の帰国者の王道ルートの成田からハイヤーで都内に移動は3万円でした)


到着したレンタカー屋さんはやはり日本の大手の会社なだけあって、素晴らしい対応です。
というか、メキシコからきたら全ての店員さんが神対応に思えるけどさ。

そこから久しぶりの日本での右ハンドルの運転です。
自分でもかなり心配していましたが、なんとか前の人と同じように走っていれば車線からはみ出ることもないし。
横浜過ぎるくらいまでずっとウインカーと間違えてワイパー動かしていましたが、それくらい誰に迷惑かけるでもなしなので、なんとかまともに走っていたと思います。

スーツケースをホテルに取りに行き、改めて出発したはいいけど、朝ごはんを食べていないし、夜まで時間もあるしどうしようかなー。。。
とりあえず、もうお昼近いし道沿いで入りやすそうな、そしてずっと食べたかった回転寿司で朝ごはんです。

前回の帰省の際に、回ってないこととロボットによる席案内に驚いた回転寿司。


前夜に調達した1ドルwi-fiでナビを使いながら、道すがらにあって、一人でお散歩できる観光地に寄って行く事にしました。

横浜くらいで車の運転にも慣れてカーステのラジオをつけたら、期せずして福山さんのラジオが始まったところでした。
もう15年くらい生で聴くのは離れていましたが、久しぶりに聴くと、その時のトークの内容も相まって「おかえり」と言われているような気になり(←妄想ですが。)しみじみ日本に帰ってきたことを実感して涙が出てきました。


寄り道一ヶ所目:鎌倉の大仏様。に会った瞬間に、20年くらい前にもバイク旅で来たことを思い出しました。


思ったより人は居る。しかも外国人多数。この人たち、どこから来たんだろう。。。



二ヶ所目:江ノ島。

参道。密。

由比ヶ浜にもむちゃくちゃ人が居ます。え!密じゃん!!
わからん、首都圏じゃこんなの全然少ない方、、、なのか??
江ノ島もこりゃまた外国人も大量に居るし。
本気で今日はお祭りですか、花火大会でもあるんですか、と案内所の人に聞こうかと思ったもんね。。。


まずはここから。江ノ島は大好きな宗像大社と同じ三姉妹の神様のそれぞれのお宮があります。

とは言え、一人でウロウロする分には誰に迷惑をかけることもかけられる事もないので、黙々と江ノ島の中の神社をお参りしながら、江ノ島を堪能したのでした。



江ノ島をぐるり一周。4ヶ月以上引きこもっていたのでこれくらいの散歩ですぐに足が痛くなる。こりゃいかんばい。


と言いつつ名物でずっと憧れだった生しらす丼!!釜揚げとのダブルにしました。


そうこうしているうちにいい感じの時間になったので、銭湯(ギャル多し)に行って、スーパーで買い物をしてから、レンタカーを返却して大きな荷物と共に集合場所へ。
知らない人の車の中でお腹が鳴ったら恥ずかしいなぁ、と思って集合場所近くで軽くお蕎麦の晩ご飯を食べる。
大きな荷物をガラガラ引いているのを見てか、見た目チャラい店員さん(店長さん?)がどうぞお気をつけくださいね、と心配してくれる言葉にも感動する。

帰ってくるまで、日本は帰国者に冷たいらしいし、ルール守らんと叩かれるし、困ってる人を知らんぷりの国だし、と怯えていたので、所々で日本人のあたたかさに触れて心がじわじわ解凍していく感じです。

集合場所では私の他にもう一人の途中までドライブ参加の方も乗って、ドライブ主催者さんの彼女さんも含めて全員で4名での出発です。
乗った瞬間からお茶いるね、とかアメリカの空港で買ったものですがミントタブレット目覚ましにどうぞ、とか、世話焼きおばちゃんと化す私。。。
いや、シェアライドの作法とか乗ってる人と話したりするのかな、とかいろいろ謎でね。


このシェアライドのサービスについて詳しく書こうかとも思ったのですが、ちょっとグレーゾーンでもあるのかなぁ、と思って実名は控えておきます。

例えば、AirBnBとかUber(日本ではeatsしかないですが)とか。
サービスを提供している人に直接じゃなくて、システムにお金を払うサービスは、サービスを提供している人の情報やレビューがよく載っているので、安心して使えます。
私もよく使ってきましたが今までに一度も問題に遭遇したことはありません。
逆にメキシコではサービスを提供する側としてロコタビ(トラベロコ)なども利用しましたが、これもシステムが介入しているので、まぁサービス利用者がどんな人かわかっているという点では安心といえば安心です。

今回のこのシェアドライブのサービスはドライブする人と、それに便乗したい人のマッチングを提供しているだけです。
お金の支払いや交渉は利用者間でのやり取りになるので、トラブルとか無いのかなーとちょっと心配。
あとは、女性一人だったら男性ドライバーの車はやっぱり怖いです。
私も最初は利用するか悩みましたが、事前のやり取りでドライバーさんがしっかりした感じの方だとわかったので便乗をお願いしました。
まぁ、何かあったところでメキシコにいた身からするとなんちゃないはず、と開き直っていた部分もあります。
もうちょっと安全なシステムになって世間に広まってくれることを願うのみです。


日本はお盆休みに入る週末で、でもコロナで高速道路の混み具合が全く予想できませんでしたが。
夜の出発ということもあり、混むこともなく安全運転でスイスイと走れていました。
が、途中寄ったサービスエリアはどこも満車に近く、帰省せざるを得ない人たちが夜にかけて移動しているんだろうなぁ、という感じでした。

トイレ休憩で寄ったSAで桃太郎さんご一行と。


朝ごはんに帰国後初の吉牛。


思ったよりもスイスイ走れ過ぎて、出発して9時間ちょっとで広島まで来ました。
朝になってもう一人の参加者さんが途中で降りた後は、北九州の実家に一番近いサービスエリアまで、ドライバーさん達とワイワイお話ししながらノンストップで走りました。
礼儀正しい若者達でとても楽しいドライブができたことに感謝です!


ドライバーさんカップルと。 最近のチェキってもうチェキを超えたねぇ。。。


サービスエリアでは連絡しておいた父が待っていてくれました。
そこから車で自宅に向かい、結局、湘南エリアを出発してから13時間後には家に着いたことになります。早い!
メキシコの家を出てからは丸1週間ですが。
ようやく帰国難民、日本の自宅に帰り着きました!

遅くなりましたが、帰国に際してあれこれ思うところもあったのでその辺りもボチボチ上げていきます。

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