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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

午後のアクテビティ

浦沢さんの漫画、MONSTERでたしかテンマが言ってたよね、「これで醤油が有ればなあ」
に激しく同意のニイナです。

グアテマラに限らず語学学校のカリキュラムとして多いタイプが
午前にみっちり語学、午後はその土地の文化に関するアクテビティやボランティアプログラム

というものではないか、と思います。
そんな一日中一つの語学だけやってたらアタマオカシクナルカラネー。

私が通う学校も平日は8:00〜12:00または13:00まで語学、
午後と土曜日の終日は毎週違う内容のアクテビティが用意されています。
希望すればいろんなボランティア活動にも参加できるんだそうな。
(ただし3ヶ月以上が望ましいらしい)
英語が話せる人なら、午後は姉妹校で英語教師をやれば午前のスペ語学校の学費分を稼げるというものも・・・。

先週は2つのアクテビティに参加しました。アクテビティは自由参加です。

1つは火曜(だったかな?)にケツァルテナンゴの伝統的テキスタイルの工房見学。
ご近所の工房にみんなで歩いて行ったらまずは、織物の歴史についてのお勉強ビデオを見ます。
惜しむらくは織物そのものの特徴や歴史というよりは、「織物を産業として成り立たせる必要性とグアテマラの戦争の歴史」を紹介するビデオだったこと。
戦争で主人を亡くした女性達が自立する手段として必要だったんです。その為には「私たちが作った物を買ってくれ」と。’
(全編スペ語トークで英語字幕でわからなかったけど多分そんな感じ)

歴史や産業の成り立ちとその背景を知る事は必要です。
ただ、織物や刺繍が良いだけに勿体ない。
昔、同じようにトルコの一点物の平織りの織物を輸入して販売する仕事をしていた私としては、この辺り、まだまだ甘いな、と気になるのです。
その点、トルコ人は昔から東も西も相手にしてきたから魅せ方や商売がうまいからね〜。

でもそんな素朴(実直)なところがグアテマラなのかな、とも思えるようになってきました。
因みに写真は無いですが、ケツァルテナンゴでは今も普段着として伝統的な刺繍が施された布地や織物の色鮮やかな民族衣装を着ている方がとっても多いです。
私は柄物が似合わないので買いませんが、見ている分には「ああ、この色鮮やかさ、作った人はどんな気持ちで作ったんだろうなぁ〜」と想像して楽しんでいます。
で、そんな服来たおばちゃん達が、学校に来て「私が織った織物なの。買わない?」と行商にくるのです。あはは。

話を戻して、ビデオの後はやはりお買い物コーナーへの軟禁(笑)と、簡単に織る風景の実演を見て終わり。

これもトルコの絨毯しかり、上海の絹しかりどこもお決まりの流れです。
もっとたくさん刺繍のきれいなのが有るからその実演したら良いのにぃ。
ここでは自分で織る体験ではなかったのがちょっと残念でしたが、お金を払えばスクールで自分の物を作れるみたいです。


2つ目に参加したアクテビティは金曜日の晩ご飯。
学校が提携している(?)家で参加者がご飯を作ってみんなでお食事です。
食べるだけに参加する事も可能ですが、場所が分からなかったので最初から参加。

今日は何を作るのか学校のスタッフに聞いた際にメニューの中にワカモレがあったので、迷わず「私がワカモレ作る!」と名乗り出ました。
周りは英語人ばかりなので、会話に入れず作業もわからずうろちょろするよりは、誰よりも美味しいワカモレを作る事に専念してやる!と思った訳・・・では無く(でもしゃべれないでモジ子なのは本当)、私作れますから、美味しいワカモレ!
いやぁ〜、メキシカンレストランでバイトしてて本当に良かった!!!

黙々とアボガドを剥いてワカモレを作った私にアメリカ人の(英語の先生?いつも学校にいる謎の)おっちゃんが言ってきたもんね、ワカモレは日本にもあるのか、と。
えぇ、美味しいのがあるともさ!!!

で、作った後は5ケツァール(74円くらい)で350ml缶ビール買って、テーブルについてさて、乾杯しましょ、、、と思ったらもうみんな食べてるんかーぃ!
これもまた、グアテマラ。


謎のおっちゃんもそうですが、英語だけで話しまくっている上層部。
学校はグアテマラ人の先生達とコーディネーターで運営されているようで、経営は完全に英語人達の様子。
先生やコーディネーター達ともあまり関わらず、別コミュニティみたいなことに少々、違和感を感じました。
先生達の雇用を産み出しているし、現地で英語を教える学校も必要性があると思うのですが、私が望む地域社会への貢献としては、違うかな、と。
ただ(儲かるから?)外国で学校を経営しているだけ、のような雰囲気をほんの少し感じてちょっと残念だな、私が学校のオーナーだったらもうちょっと違う形でやりたいな、と思ったりしました。
私オーナーじゃないんですけどね(笑)勝手に言うだけ。

さて、今週は就活書類作成に追われて、アクテビティ参加予定は無かったのですが、私の事を気に入ってるコーディネーターが「明日は絶対こいよ!!」と。

ちなみに彼が気に入ってるのは私の名前だと思います。
親が「将来外国の人にも呼んでもらいやすいように」との意味も含めた名前、本当にありがたい事にどこでも一発で覚えて呼んでもらえてます(日本以外ではw)
学校も毎週たくさんの生徒が入れ替わりますし、なかなかコーディネーターもみんなを覚えるのに大変な様子ですが、私は名前が間違いにくく呼びやすいことで、何かと気にかけてくれています。

で、ですよ。
明日のアクテビティは各自持ち寄りご飯で晩ご飯、ですよ。
日本人の意地を見せる為に必須なのは醤油と思うんですが。
いや、それで何を作ると決めてないですが。ってか醤油が有れば何でも出来る!
しかしここにそんな物は無い。
そして明日は私だけ特別に先生の都合で午前ではなく午後に授業。

さて。起死回生を図る為に何を持って行こうか。。。

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