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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

戦いに勝った話。病院とスペ語学校。

メキシコシティで私の定番、「何をするか悩む」で
結局待ち合わせまでスタバでブログ書き始めました、ニイナです。
せっかく時間があるのでペディキュアやタイマッサージなど
いくらでも暇を潰せるシティならではのスポットがあるのに、ね。。。
移動とか疲れるので動きたくないという。。。いかん、最近疲れがとれんなぁ。

なんでシティに来ているか、というと病院で検査を受けるためです。
あ、結果何もなかったんですけど。
だから書けるんですけど。
ここに来るまでにはレオンでの悲しきかなメキシコらしい戦いがあったのです。

事の始まりは3月中旬。
身体のサイクルとかいろいろ、なんか最近違ってておかしいぞ?と思って
同僚の日本人女性に聞いて、レオンの日本人村で人気がある
レオンの総合病院の婦人科を訪ねました。
おじいちゃん先生です。

そこで言われたのが、「卵巣嚢胞がある、手術するがいい!」
ってぉい。出来るかーぃ。
結局翌日に、正しく状況を確認するために超音波検査をする事になりました。

翌日、言われた時間に行ったのにむっちゃ待たされるし。
どうやら、言われた時間に「救急受付の」検査所に行け、という事らしい。
同じ場所だけど、私が行ったところは普通の検査所らしい。

どっちでもいいけど早くしてよ、私、5月に受ける
スペ語試験のお金を11時までに払わなきゃなんだからー。
結局待ち時間に「帰ってくるから」と言って一度抜け出して、
近くの銀行に行きまた戻って、、、なんてしながら体内の超音波検査をしました。

その夜、再度おじいちゃん先生のところへ結果とともに行くと。
「ほれみろ!卵巣嚢胞と子宮筋腫もあるぞ!いつ手術するか!」
・・・切りたくないし。腹腔鏡だって嫌です。やるなら日本帰るわ。
そもそも、元々の身体の異変の方を忘れてるぜ。
元々の症状に対しては対しては何かするの?ときいたら、
処方する薬で治るといいな、とな。
え、ついで??

家に帰って症状とかいろいろネットで見る限り、
日本ではそんな手術するほどの大きさではないらしい。
ホッとしたところで。

昼間に送金したスペ語の試験(DELE)が受け付けられてない、と連絡がきてたんだった!
メキシコでDELEを受験するのは、各地にある指定校みたいなところに直接申し込むのですが
グアナファト州唯一の指定校が、なんとも対応が最悪だったのです。

そもそも他の州の指定校は最初からお金を振り込んだ証書と共に
申込書を送ればokなのですが、この指定校は最初に担当者個人宛に申込書をメールで送り
申込書がちゃんとできているよ、とその担当が受理すればお金を振り込む、という
流れです。
いろいろシステムに問題があると思うけど、それはさておき、この担当者が
申込書を見逃していたのか、放置されていたので、
振り込むタイミングが申し込み締め切り当日になってしまいました。

ギリギリだったので、急いで送って証書も写真を撮って病院に戻って、、、としていたら。
なんと証書の写真を撮るだけ撮って添付してなかった!
でも申込書を確認されてから送金しているから、大丈夫よね、と思ったら
ダメだって〜!5月の試験は受けられない、とな。

ちーん。。。申込書には申し込みから14日以内だったら、
キャンセルの依頼を出せば申込者が送金したのと同じ方法で返金します、と書いています。
と、いうわけで申し込みを受け付けないならお金を返して、と言ったら。

申し込み金(結構高い)から2割引した金額を、学校まで直接来て
返金してくださいお願いします、のレターと私のパスポートのコピーと共に提出すれば
返してあげる、と言ってきた!
久々に出た〜!また戦いたくもない私にどうしても戦わさせるべく煽ってくる輩が。

そこからは、このDELEの主催団体に相談するぞ、とか
メキシコの消費者センターにチクるから、とか言ってみたら
戦い開始から十日後くらいにあっさりと、今日君の口座にお金返しておいたよ、とな。
ビビって全額返すんなら、最初からぼったりしようとするなって言うのよ。

で、話は病院に戻って。
薬を飲みつつも、やっぱりついでの元々の症状は治らないので
別件でシティに行った際に、いい婦人科の先生いない?と
メキシコ人の同僚に聞いて教えてもらった女医さんのところに行きました。

セカンドオピニオンとしていろいろ聞いてみたら、元々の症状に
関する薬を出してくれて、(1日で症状治まる)
レオンの先生のところに次回予約で行くときは、これとこれを確認したらいいわよ、
何かあったらいつでも連絡して、と丁寧なアドバイスをもらって帰ってきました。

その後。レオンのおじいちゃん先生の所に予約をしていたので2回行ったのですが
行く度に毎度違う箇所の物理的な処置をしろと言われる。
「子宮に要らん血が溜まってるから機械で吸い出すぞ!5000ペソだ!!」
「中が炎症を起こしていて、これの原因であるウイルスは
ガンにもなるリスクがあるから明日、子宮の入り口を冷凍治療するぞ!9000ペソだ!!」
とな。
待て待て待てーぃ!
そもそもそれ以外にも絶対他の治療法があるはずだし、
そもそも生検結果も出てないのになんでそのウイルスってわかるのさ!

そして、一番怪しいのが、「え?5000ペソ?無理無理。」と言ったら
「じゃぁ4000ペソだ!」と値引きしてくる点。
冷凍治療に至っては9000ペソが最後は6000ペソくらいだったな(笑)

日本人の奥様方が治療に行ったときに、言われるがまま払ってるんだろうなぁ。
こいつらにはふっかけてもいい、と思われているらしい。
いや、安けりゃいい、高けりゃいい、ってもんでもなくて。
その精神が嫌だし、なんでもすぐ手術に持っていこうとするメキシコあるあるにもうんざりだ。
でもやっぱり何か重大な病気の予兆だったら、と思うと日本に帰る算段とかも考えたり。
医者が不安を煽ってどうするんだろう。

と、いうわけでメキシコシティの女医さんに相談して予約を取って
先ほどしっかり検査をやってもらってきた所、というわけなのです。
持って行ったレオンでの生検の結果も見てもらって、
そしたら私をガンになるかも、と脅していたウイルスはなかったし。
炎症なんて薬で治るもんらしいし。
卵巣嚢胞とか子宮筋腫とかかも、元々の症状とか身体のサイクルとか
全部をひっくるめて、これとこの薬を飲んでいきましょう。
2ヶ月後にもう一度検査をしたらいいわ、ということで終わりました。

なんか、、、またしてもメキシコあるあるに一回り強くなってしまった。
今回の教訓:ふっかけられたら、素直に払わず一度はごねて別ルート探索。



シティの女医さんに診てもらって大したことがないことがわかり
安心した途端、食欲モリモリになって飛び込むすき家


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