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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

ぶわっとな。

初めてお店で髪の毛を切ったニイナです。
そういや今までの人生で海外のお店でちゃんと髪の毛切ったの初めてじゃないかな。
パリとかでも外からお店を窺ってみたものの、値段に勇気が出ずに入ったことなかったです。
今回担当してくれた方もそうですが、欧米の男性の美容師ってオネエ系多いような気が。

休日出勤の後の土曜の夕方、近所の大型ショッピングモールの中で、男女オッケーの美容院(日本の1000円カット屋さんみたいな雰囲気)に飛び込みで入って切ってもらいました。
長さだけ伝えて、最後に重たいところを梳いてもらって形はうん、まぁ、こんなもんかな。
チップ込みで180ペソ(約1400円)でした。

今回は初めてなので、染める勇気は無く(服とかに付いてもそのままにされたりしそうな不安)家で自分でカラーリング。
そう、私は海外組では少なめな茶髪日本人女子です。
カラーやパーマはキープが大変なこともあり、あと日本人女性のアイデンティティとして(外国人にモテる)黒髪ロングのストレートの方が多いと思うのですが、私、黒髪似合わんねん。。。
しかも、日本人男性が好きっていうね。←これ言うと何でメキシコに来たのと言われますが(笑)



起きっぱなしのスッピンのお目汚し失礼いたします。。。
短い前髪、レオンでも健在です。


そのあと、家の超ご近所の和食屋さんに初めて入ってみたら、オーナーらしき人が私のことを知っている、と。
どうやら一ヶ月ほど前の家探しの時に、路面電車の中で降りる駅を必死に確認していた私に親切に(英語で)声をかけてきてくれた人らしい。
世間は狭い。

味は、、、まぁ、海外のお寿司屋さん。

おsushi屋さんにしては安い。

日本人の奥さんとかでも無さそうだし、お店は住宅街の入り口に控えめにあって日本人とか全くこなさそう。(そもそもいつ見てもお客さんが少ない)
だけども。カルピスがあるとですよ!!それもちょうど良い濃さで作られたのが!!!
え?もしかして最初から作られたカルピスウォーター?とも思ったのですが、小さいのが一杯15ペソ(それでも日本のマックのドリンクMサイズくらいはある)という値段からして、あの、元祖カルピス(原液を水で割るタイプ)ではないか、と。
うん、ここのお店の人とは仲良くご近所付き合いしていこう。



そして、一晩経っての日曜の今日。
1年以上ぶりに書道の筆を握ってみました。
うわー、予想通り腕(筆)は動かん、墨擦り足りんで滲むし、形もめちゃめちゃ。
でも、墨擦りの時間含めて、心落ち着く時間でした。

楷書と臨書の1枚目。ガタガタやー。この後各4枚ずつくらい書いて今日は終了。


こういった一連の行動は、仕事からくるイライラの解消で。
仕事でイライラと言うより、私、自分でもわかってしまったのですが、私の時間ケチは「時間っていう有限の資源を他人に消費されることが許せない」っていうことかな、と。

ここんところ自分の大切な時間をどうも仕事で他人によって削られてしまうケースが多く、そうなると途端にキレる30代となってしまいます。うぅ、反省。
(実際に暴れはしませんが、根本の原因をなんとかしたくなる)

自分の時間を仕事で削られるのは、どこの国でも雇われの身である限り致し方ないのですが、メキシコの場合、時間の概念が全く違うので、まぁこれをどうにかしようとするとそれもまたストレスです。
例えば、休日出勤もそうでしたが、多勢の人が絡む作業が予定通りに終わらない。それの何がいけないの?いつかは終わるんだからいいじゃないか、という考えです。

因みにこの休日出勤、計画の3時間半後に何とか(私の作業が必要な部分は)終了しましたが。
その前に「今の問題は何?」と責任者に確認して返ってきた答えは
「終わったらみんなにテキーラだよ」
・・・ちげーよ。んなこと聞きたいんじゃねーよ。

とまぁ、毎日がこんな感じです。
以前の会社で私の教育係のおじさまから伺ったのですが、メキシコ人の特徴として相手をひとまず安心させたいというのがあるらしい。
出来ないことも平気で出来ると言うし、まだ終わりの見えない作業をあと5分で終わる、とか言うのは日常茶飯時です。(そして飽きたら作業は途中でやめる)

でも、日本人は何で仕事が進まないのか、原因を解明するためにまず、理由を尋ねます。
そうしたらメキシコ人は1分で済む事実説明を、5分かけて「安心させようと」いろんな将来の可能性のことを説明しだします。
だから、日本人から見ると言い訳ばかりしているように思えるんだなー。

その上、メキシコは法律で仕事で部下を叱れない、らしい。
(メキシコ人の責任者の人に聞いたら、メキシコでは怒鳴ったりして部下を叱るとクビだよ、と。)
だから、仕事の責任感というものが全く生まれない。
「これを自分がしなくちゃ叱られる」という考えは仕事をする上でマイナス思考ではありますが。「これを自分がしなくちゃ仕事が終わらない、会社が良くならない」と思う以前に必要な要素だと思います。
けど、それが無いもんね。この国では叱られないんだもの。
そりゃハゲ(失礼っ)も自殺も少ないわ。

だけど。ここはメキシコだもの。
ここで感じるイライラを何とかしないと、自分のストレスの方が溜まってしまうし、そうなると自分も愛する方々に優しく接することができなくなってしまう。

だから、空いた時間は自分メンテ、自分癒しに徹します。
まぁ、もともと小さなことに幸せを感じられる安上がりな自分なので、あとは家で一人カラオケ大熱唱でもしてれば、今週のメンテは完了するか、と。
(一緒にカラオケ行ったことのある方々はご存知かと思いますが)「キン肉マンgo!fight!」、必須です(笑)

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