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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

温泉に行ってみた。

そろそろビールを控えようかしら、ニイナです。
昔からビールを飲むと眠りが浅いというか、すぐにコテンとなる割に変な時間に起きるということは自分でわかっていたのですが。
ここんとこ、家のガラフォンの水が尽きかけて買いに行く時間もなく放置していたところ

晩御飯の飲み物はビール(麦ジュース)
→晩御飯後にソファーでコテンとなる
→3時か4時くらいに目がさめる
→ダラっとゲームしたり漫画読んだり占いしたり(またかい)
→起きなくてはならない緊張で朝まで眠れない
を毎晩繰り返していて。

そうだ、ビールをやめれば途中で起きないじゃん、と思ってはいるのですが、なかなか。
だって美味しいご飯屋さんに連れて行ってもらったり、家でもこの料理にはビールでしょってあるじゃない。。。(言い訳)

いつか我が家に来ていただける予定のお友達の皆様、頼むから滞在中だけでも私がソファーでコテンとなっていたら部屋に引きずって行ってください、お願いします。

さて、夜10時迄の残業を終えて帰ってきて、ビール飲んで寝て、昨日の土曜日もそんな感じで朝を迎えて、ご飯を作って食べたりした。。。後にベッドに入って一眠り。
ここんとこ毎週末のようにこんな典型的グダグダ生活なんですが。
昼過ぎに起きて、ふと、温泉行けるかな?と。
元はアジアンなマッサージに行きたいな、と思ってネットで情報を探していたのですが、マッサージ屋さんは見つからずとも、温泉の情報を見つけたもので。
その名はコマンヒージャ温泉。ほほぅ。

場所を調べたら、車で30分ほどの山の中にある温泉プールで、併設されているホテル内にはスパがあると。
レンタカーで車を借りるか、無ければタクシーで行って、スパとか時間かかりそうだったらホテルに泊まってもいいかしら、と思いつつ、とりあえず水着とタオルを持って出かけてみる。

あ、忘れちゃいけない、家の近所の洗濯屋さんに洋服をどさっと持って行って、と。
ついでにコマンヒージャ温泉に行きたいんだけど、行き方ってわかる?と聞いてみたところ、ほかのお客さんにも聞いてくれて、なんと近所から一本で行ける路線バスが出ているらしい。

言われたバス停で待っていたら、偶然、会社の同僚が会社の送迎バスで通りかかり、どこに行くのか聞いてきて、温泉に行くことを言ったら送迎バスの運転手さんが、バス停違うよ、と正しい場所を教えてくれました。ありがたや。
ここって長距離バスだけじゃなくて、路線バスもバス会社がたくさんあるから、バス停がそれぞれ違うんですね。
バス停に時刻表とか行き先表示とかあるわけでもないし、人に尋ねるのみなのです。(でも正しいことを一発で言われているとは限らないので数人に聞く必要あり)

で、正しい場所(スポーツ競技場の向かい)でしばらく待って(おそらく一時間に一本か多くて2本)、青い小さなバスに乗り込みました。満席でぎゅうぎゅう詰めです。

しばらく走っていると、車掌さんが車内をかき分けて集金に来ました。
コマンヒージャ温泉まで、と言うと13ペソ(95円くらい)でした。
タクシーに乗っていたら少なくとも200ペソは覚悟していたので(外国人なので300とかは言われるだろうな、とも)ラッキーでした。
で、混んでいた幹線道路と山道を走ること小一時間、適当に終点で降りるつもりでしたが、車掌さんが温泉に行くか?行くならここで降りて歩いたらいいよ、と教えてくれました。
またしてもラッキー。
だってよく考えたら、終点で降りてそこから温泉まで遠ければタクシー捕まえようと思っていたけど、こんな山の中はタクシー通ってないし。


降りたのはこんなとこ。。。目印に温泉?の看板があります。(右の写真の一番右)

で、同じ場所で降りたおばあちゃんに、ホテルの隣の道を一緒に歩こうと誘われる。
どうやら温泉の川があって、地元ッティはそこで洗濯したり泳いだりしているらしく、その景色を見せたいと。

おばあちゃんも8日に一度、お嬢さんとお孫さん達と一緒に来て洗濯をするらしい。
おばあちゃんはレオンから来ているし、洗濯屋さんに持っていかないのか尋ねたら街中にしか洗濯屋は無いし、温泉で洗うと汚れが早く落ちるの、とも。

あぁ、何やら去年の今頃のグアテマラの風景を彷彿させるような。
中米のお母さん達は反乱起こさないのか?というくらいたくさんの家事を未だ手でこなしているんですね。

そうこうしつつ馬やらヤギやら牛が居る風景の林を5分くらい歩くと、川!
・・・川?というより、本当に大きな洗濯場という感じです。




コンクリートで仕切られた小さなため池のようなものがたくさん、小さな川の周りにあって、そこでみなさん一グループ一ため池を使って、洗濯したり温泉に浸かっています。
小さな子供は水着で泳いでいるし、女性陣はゴムが入ったバスタオル(あの小学校の水泳の時間に使っていたようなの)を巻いて、足湯をしながらおしゃべりを楽しんでいます。
メキシコのこんな工業化した街でもこんな風景まだあるんだなー。


案内してくれたおばあちゃんがホテルの入り口まで連れて行ってくれ、帰りのバスの時間を聞いてお別れ。こんな風景に出会わせてくれたおばあちゃんに感謝です。

さて、温泉プールには120ペソの入場料が必要で、目的はその中にある個室のお風呂ですが、それが一時間一部屋85ペソかかります。
が、何故かトータル135ペソ(205ペソにならない不思議。タイムサービスか??)を支払い、個室のお風呂棟に案内してもらいました。
プール自体はウォータースライダーもあり、子連れファミリーが楽しそうに土曜の午後を過ごしています。
水着、あるけど一人でプールではしゃぐことはないんでね、さすがに。

アドベンチャープールって感じ。

で、個室が並んだお風呂はまさしく、グアテマラで行った温泉と一緒。

自分で浴槽にお湯をためて、適当な一時間後に出ます。
お湯は熱く、水で調整しながらですがお湯が溜まるのになかなか時間がかかります。
で、久々に浴槽に浸かって日々の生活と仕事で疲れきった足やら腰やらセルフマッサージです。
ここ、お湯がかなりの美人湯(ph値が高くてヌルヌル)ですな!
また来なきゃ!

で、お風呂上りに屋外の休憩所で、、、ビール(笑)
だって晴れた午後、お風呂上りにビールなんて至福の時だもん、ただの350ml缶が25ペソであろうとも我慢できません(笑)
(普通の街中のコンビニはレオンは10〜14ペソくらいかな。)

個室のお風呂の券を持った人のみ入れるエリアなのか、閑散としていてのんびりできます。


その後、まぁかなり満足したし、ホテルは今日はいっかぁと思ってプールを後にしました。
駐車場の出口を過ぎたところで、テントの手作りタコス屋さんが食べていかんねー、と。
お腹も減っていたし、何より手ごねタコスが美味しそうなので、迷うことなく直行。

グアテマラのケツァルテナンゴで毎日聞いていた、緑のトルティーヤを手ごねでペタペタする音がまたもグアテマラを思い出させます。

ここで期待していなかったビールが冷え冷えで売られていた(しかも缶ビールに塩とライムがついていて17ペソ)ので当然いただきながら(笑)相席した長距離バスの運転手さんと世間話をしつつ、タコスを3個ペロリ。

帰りのバスはプールの前に到着して、そこが始発というわけでもなさそうですが15分くらいその場で停車しています。
それに乗って、30分ほどで家の最寄のバス停に到着、、、のはずが、ビールでコテンにより乗り過ごす。
このまま終点はどこなのか見とどけよう、と終点(セントロの市場近く)まで行き、目に入ったサツマイモ屋さんで蜂蜜たっぷりかかった美味しそうなのを買って路面バスで帰宅。
それも、なんでか方向を間違えて逆方向に向かってしまい、結果、終点のバスターミナルから再度別の路線に乗ってやっとこさ帰宅したのは、夜8時くらいでしたかね。

とまぁ、一人温泉プチ遠足で大満足。
思えば福岡の天神に住んでいた頃、疲れが溜まってきたら1キロ先にある岩盤浴にフラりと行っては、島耕作を読みふけり(でも未だ部長になってから会ってない)、お風呂上りにビールを飲んで楽しく帰宅、、、という、なんともオヤジっぽい休日の過ごし方をしていましたが、それと何一つ変わっていないような(笑)
ま、いっか。心の禊、完了です。




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