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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

夢のスタート的南米旅行:8.なんともジブリなマチュピチュ編。

この日のテーマソング 姫神 "神々の詩"

アルゼンチンのけっこう端っこにある空港で整ったWi-Fi設備と充電デスクに
満足しながら旅のまとめをやっているニイナです。
エル・カラファテという空港でして、中は暖かく見える景色も素敵。
が、 ここパタゴニア地域はいつもどこも風が強い。
空港までの送迎バスを降りてから、建物入るまでの間に
スカートヒラッヒラで周囲の皆様にはお見苦しいものをお見せしました。。。
(黒スカートに黒タイツですから!)

さて。
10月18日にクスコの空港でアメリカ在住の友人と待ち合わせている私は
17日に先にクスコに到着して一泊して彼女を待ち構えるべく
飛行機でブンブンとパラグアイのアスンシオン→ペルーのリマ→クスコ、と来た
。。。はずだったのですが。

リマの空港で見つけた、小さなお部屋なお土産。

いきなりクスコに着陸できないトラブル発生。
そもそもクスコは標高が3400mと高いところにあり、
周りもずっとアンデスの山々に囲まれていて霧が発生しやすいみたい。
有視界飛行(管制塔指示による着陸じゃなくて目視での着陸)の為に、
ほとんどの便がお昼過ぎまでに到着するように設定されているみたいです。多分。
で、15時半時着予定 というアビアンカ航空 AV843便は
1時間弱の通常の飛行の後、
最初は着陸できないということで、クスコちょっと手前上空をぐーるぐる。

ぐるぐる中でも見える景色が綺麗です。

1時間ほど上空ぐるぐるをして、なんとか着陸したものの、
今度はアビアンカが使えるゲートが無い、ということで、
1時間ほどしたら(その間飛行機はもちろん降りられない)
リマに戻ってしまいました。。。
オーマイグッドネースっ!。。。と叫びたいのは山々でしたが
他の乗客はみんなため息だけなので、ね。みんな大人やん。。。

リマの空港は無料Wi-Fiが1日1時間までしか使えないことがわかっていたので
到着後に2時間分の有料Wi-Fiを購入し、明日クスコで待ち構える予定だった友人に
連絡をしたりしつつ。

その2時間の間に、飛行機の振り替え手続きと、おそらく今日飛ぶことはないから
今夜のお宿の確保をしなければなりません。
格安チケットだし、通常、天候理由の場合はホテル代の請求まではできない、
とか聞いたこともあるのですが、飛行機の中のアナウンスで
「アビアンカ航空のミスで」っち、はっきり言ったもんねー!(スペ語なのでわかる)
カウンターで、「最も早く行く便の手配と、それが明日ならホテルもお願いします」と言ったら
乗客ほぼ全員そう言うらしくて、さっさと手続きしてくれました。
Wi-Fiはリミットぎりぎりでしたが、繋がってる間に手続きできたので、友人に連絡して、と。
しかし、今までの飛行機旅行で、ロストバゲッジも着遅延も経験がない私。
ちょっとドキドキしました。。。

その日、他の乗客とともに連れられていったホテルはリマの街中にあるシェラトン。
クスコの予約していたホテルよりレベルは高いし、
夜の道だけど、リマの街が少し見れて良かったです。

翌日の飛行機は乗ろうとしたら、オーバーブッキングで
ビジネスクラスにアップグレードしてたし。
やっぱこういう時、一人旅なのは当たりやすいですね。
(私、クレームつけん態度のいいお客だし/笑)

で、2度目のクスコ。今度は着陸してゲートも通れました(笑)
到着して荷物レーンが到着出口の外にある、変な空港なので
ゲートを出てきたところにもう、マチュピチュ行きを案内する旅行会社のカウンターがあります。

そこで、取ってきた荷物を置いて、マテ茶をいただきながら待ち合わせの友人を待つ。。。

コカの葉とそれにお湯を入れてのマテ茶。
ついでにマチュピチュの後に友人と別れた後に行く、チチカカ湖へのツアーと
その後チリ方面に抜けるバスの手配もお願いして、と。
これが間違いだったのですが、そんなことはここでわかるはずもなく。。。

約2時間後、くらいかな?
友人の乗った便が到着しました。
彼女とは、以前、グアテマラから帰る途中に立ち寄ったNYで会って以来の再会です。
彼女は航空業界にお勤めなので、こんな突発的な二人旅も可能です。
二人分のマチュピチュへの移動手段を申し込みました。

クスコの街でご飯を食べたりしつつ、ツアーというかセットのピックアップを待ちます。

クスコのセントロは中性な雰囲気の中にインカの遺跡も入り混じっている街。

クスコから乗合タクシーといった感じの車で1時間ほど離れた村へ。
写真がないのが残念!ですが、車窓から見える景色が、超トトロ。
アジアっぽい田舎ののんびり風景です。

到着した村のオリャンタンタイボ駅というところからは
列車でマチュピチュ村に向かいます。
とりあえず列車に乗っていければいいね、で申し込んだセットだったのですが
人気のビスタドーム、という軽食などのサービスもついた車両でした。
因みに、二人とも中型ゴロゴロを引きずって荷物制限にビビっていましたが何もお咎めなし。


1時間半ほどの列車旅です。

温かいキノアのパイでおやつタイム。

列車から見える景色がだんだん山っぽくなってきました。

マチュピチュ駅到着。

到着したマチュピチュ村は、、、完全なる温泉地の風景。

温泉プールもあります。(翌日、水着持参で行きました)

村は千と千尋の神隠しの世界です。
九州出身の私達は「湯布院やね」と。。。
お宿に着いた後、一休して晩御飯を求めて散策。


とりあえず再会の乾杯はペルーやチリの代表カクテル、ピスコ・サワーで。


翌朝。
早朝はたくさんの人が行くだろうね、、で少しピークの時間を外して
7:30のバスに乗って、マチュピチュに向かいます。

入場したら、、、後はただひたすら
言わずもがなのラピュタな景色の中を歩きます。
ちなみに、人気のワイナピチュ登山ですが(↓この後ろの山に登る)
この日はこの時間でも十分入山出来そうでした。
と、いうより見た目にきついからか、
全然登ってる人を見ない。。。もしくは入場制限はかなり緩いのかしら。。。
 
アルパカ殿!リャマ殿なのか?わからん。というかもののけ姫のシシガミ様っぽい。


けっこう南国ちっくな花も多いのです。





ちょっと、、、登山家っぽく見えるような・・・ごめんなさい、調子に乗りました。
ワイナピチュ登山を早々に諦め、山ガールにもなれていない私(笑)


雲の中にいる、と思っていましたが。

この後に降り出しました。

広いように思えますが、2時間か2時間半もあれば全体をちゃんと見ることができました。

昼からはマチュピチュ村に戻って、散策しながら温泉に行ったり、
それぞれマッサージに行ったり洗濯屋さんに行ったり、ご飯食べたり。

なんかかわいいインカシリーズ。

観光地でもゴミの分別が少ない南米ですが、ここは分別カエルさん達がいます。

 
ペルーも肉と魚の王国ですが、リャマやクイっていうネズミ?か何かのお肉だったり、
魚はマスが有名だったりで、ちょっとペルーの内陸独特な感じです。


翌日の朝、クスコに戻って別れるまで、二人でたくさんの話をしました。
私達はいつも、どちらかの人生の岐路の時に必然かのごとく会える機会があります。
普段から、同じアメリカ大陸在住組なのでよく電話で話しているのに
ずっとひたすら喋っています。
中学生の放課後の教室みたい。
距離感が合う女子同士の旅ってこれがいいよねぇ。。。
今回はたまたまマチュピチュだったけど、次はどこでいつものくだらないバカ話をしようかな。

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