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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

シアトルの不動産エージェントアシスタントのインターン1日目

こんばんは。
毎食おいしいご飯にうっとりして旅立った理由をうっかり忘れそうになっているニイナです!

タイトルの通りですが、アシスタントのインターンというより、エージェントのインターンとも言えるありがたい経験をさせていただきました。
それは「物件ツアー同行」!

私が日本でアシスタント職を経験した時、実際に売りに出ている物件を見に行った事はありませんでした。
ちなみにここでいうアシスタント職とは、経理作業や物件資料(不動産屋さんの窓側にたくさんぶらさがっている紙です)を作るいわゆる事務員さんの仕事よりは、お客様のお申し込みからお引き渡しまでの契約の管理や顧客管理がメインの仕事です。

話は戻りますが、アシスタントは物件を見る必要性が無いんです。
物件を見る必要があるのはエージェント、日本でいう営業、ですね。
お客様を案内し、物件のいい所も悪い所も説明するのが仕事ですから。
以前働いていた会社では、新入社員が研修として先輩営業の物件案内に同行していました。

今回のアシスタント体験は、アメリカで不動産業界に就職活動の一環として来た訳ではなく、日本と同じ職種をアメリカで体験したい、という好奇心でお願いしたものです。

それでいきなり新人営業の研修さながらに物件ツアーに同行させていただき、本当にありがたいことです。同行を許可していただいたお客様にも感謝です。

で、実際は・・・カルチャーショックを受けています。
仕事内容そのものはさておき、物件がっ!相場がっ!違いすぎる〜っ!

物件の良さ(価値)の感覚は日本は狭くてアメリカは広いから、大きさが違う、とかそんなことじゃありません。
日米での物件の価値の違いを話しだすと、長くなるので、ざっくりと。
同じエリアと広さと価格なら日本は新築を買いたがり、アメリカは築100年以上の物件の方が価値が高いと考える、って感じです。

相場の上がり方の違いも長くなるので、わかりやすく説明してくれている友人のブログを興味がある方は見ていただくとして。

相場が今まで福岡市のベッドタウンで扱っていた物件の(私の感覚で)2.5倍
平均的な年収というか生活レベルが(私の感覚で)5倍といった感じです。

おハイソエリアの物件を多めに見たからではなく、広さとか場所とかそんなのひっくるめての感覚です。
とにかく「アメリカって豊かなんだな」と思った次第です。
またシアトル(市だけじゃなくて近隣の市を含むエリア)はアメリカの中でも、生活水準が高いらしいので、アメリカでひとくくりにするのもおかしいかと思いますが、とにかく、ここで生きていくには今までの日本での収入の何倍稼がなきゃならんのだ?とひしひし思いました。

そして「豊かさってなんだろう・・・」とも。
私が日本でもらっていた給料を同じ額で各地に当てはめて、出来る生活レベルの高い順に並びかえたらこんな感じでしょうか(本当に私の感覚だけですよ)

中の上→人並み? →→→下→→→→→下の下 →→→→底辺
グアテマラ<メキシコ< 福岡   < 東京    <シアトル

でも、時間は?環境は?
どこの地でも同じく1日24時間で平等なはずなのに、仕事に割く以外の時間やストレスフリーな環境はこの真逆、にはならないのではないか、と。

隣の芝生が青く見えるのは常で、生活した事も無いので勝手な妄想ですが

心が砂漠→→→心がささくれる→→フラット→→充実→→→→のびやか
東京<メキシコやグアテマラの都会<福岡<シアトル<メキシコやグアテマラの田舎

私の総合的な「豊かさ」はどこで得られるんでしょう?
と、なんだか人生に迷ったところで終わります(笑)
またまた夜更かししてしまいました。おやすみなさい。

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