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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

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バス?で近隣の村へ

相変わらず独り好きの寂しがリータ、休日は暇人のニイナです。
今日(日曜)は開拓したカフェがとっても素敵です。(と言っても学校の真裏にあるのに行ってなかっただけ)
でもこの雰囲気、外国人向けだからなんだろうなぁ。地球の歩き方にも載ってるし。

さて、どうにも暇を持て余すというか、家にこもって勉強してろよって話なんですが。
お金もかからないし、それが一番なはず、と分かっているのですが・・・。
家はちびっこ達もいるし、そもそもケツァルテナンゴ生活丸2週間なので、家や排気ガスもくもくの街の中に閉じこもることに限界を感じてきました。

で、学校で開催予定だった土曜のアクティビティで近所の村の温泉と温水プールに行くつもりでしたが、人数が集まらず催行取りやめになりました。
んも〜う、だったら自分で自然の中にある村で温泉だけ入るばいっ!と思って、その話を朝ご飯の時にホームステイ先のお母さんと現在ホームステイ仲間のホセ君(台湾人。元銀行員)に話しました。
ホセ君は今日はサン・アンドレス・シュクルという別の方角の村に一人で行くとの事。

そしたらお母さんが「それぞれ一人だったら、ニイナもホセと一緒にシュクルに行けば良いのよ!バスの乗り方も分かるようになるでしょう?」と。

そ、そうです・・・。今までバスに乗ってないのは乗り場が分からなかったから・・・。
先週はとぼとぼ片40分以上ガタガタ道を歩いてメガパカ(ウォルマートが入る郊外型ショッピングモール)行って、何も買わずにまた歩いて帰ってきたともさ・・・。

と、言う訳でホセ君と9時過ぎに家を出発。
案外近くにあったバス乗り場からチキンバスに乗りました。


チキンバスというのは、グアテマラ国内で中距離間移動に使われているバスです。
都市間移動の割に各停なので、住宅街の中もガンガン走っている地元民の足です。
バスには車掌さんがいて、停まっていても走りながらも「トト〜(このバスはトトカステナンゴ行き)」と行き先を叫んでいます。

アメリカのスクールバスのお古が活用されています。


運転席のあたりが派手なのと、音楽ガンガンなのがデフォみたいですね。
両列に二人掛けシートで通路せまっ!


出発前にホセ君が車掌さんに「僕たちシュクルに行きたいんだけど、これで乗り換えで行けるよね。降りる所で教えてくれますか」と言ったらOK!とな。

乗った時は他に乗客は一人でしたが、途中で結構乗ってきました。
そして車体の後ろのドアも開けて人が乗ってきます。
そして、後ろに席は空いていても、平気で前の方の席の既に二人座っている所に3人目として座る方多数。お尻が半分以上、通路にはみ出てますが気にしない(笑)

車掌さんはその中をかきわけながら、乗客から運賃を回収します。
途中で乗り降りも多いのにみんなの分ちゃんと回収出来ているのか心配です。

そもそもこの国のバスの車掌さんシステムが謎です。
後述しますが、街中を走るミニバス(ハイエースのぼろいの)にも若い男の子からおじさんまで車掌さんがいて、やっぱり行き先を叫びながら乗客を乗せ、運賃回収をしています。
運転手さんは黙々と(時には携帯電話で話しながら)運転しているのです。
で、時々、車掌さんが運転手さんにお金を渡している・・・。

全部のバスでこんな感じなのですが、果たして車掌さんは誰に雇われているのか?
バス会社?運転手さん?運転手さんは相棒の車掌さんが決まっているのか?
そもそも運転手さんはどこかの大きなバス会社に所属しているのか?
もしくは個人タクシーのような雇用形態なのか?
車掌さんはバイトなのか?本業なのか?謎すぎます。
明日、スペイン語の先生に聞いてみよう。


話を戻して。
街を出て少しだけ牧歌的な風景の中をガンガン走り、15分ほど先の乗り換え地点の村に到着。
車掌さんにちゃんと声をかけてもらい、更には乗り換え先のバスに乗る場所も教えてもらって降車しました。(因みにここまで一人3ケツァール。45円弱)
次の乗り換えバスはどれかな?と思ってたら、「二人で20ケツァールでどうだい?」と声をかけてきた一人のおじさん。
観光地によくある三輪バイク(タイなら通称トゥクトゥク)かタクシーの客引きかなぁ。

無視して一台のピックアップトラックの運転手に声をかけるホセ君。
「シュクルの教会まで一人2ケツァールだよ」に安心して、トラックの荷台に乗ろう!と言う。

え?これ、バスだったんですかー?!
みんなよく乗ってるのを見ますが、自家用トラックでお出かけなのね、と思っていましたが。
村人達も続々乗ってきます。計10人くらいでしょうか?
小さな赤ちゃん連れの若い夫婦はトラックの助手席に乗っていました。
ある程度集まったら出発進行。気分はあこがれのさつきちゃんです。
(©となりのトトロ冒頭引っ越しシーン。分かりにくくてすみません・・・。でもトラックの荷台に乗って走ることに憧れていた事を思い出しました。。。)


このバス?!は車掌さんは居ないみたいです。みんな降りたら運転手さんにお金を渡しています。
とうもろこし畑の中の道を15分ほどで走った山の中腹にある、サン・アンドレス・シェクル村に到着です。
ここはマヤ・キチェ系の先住民が占める・・・といった説明は地球の歩き方に書いているので省略して(笑)その「地球の歩き方 中米'14~15年版」の表紙に描かれた教会がある小さな村です。



教会の横から5分ほど急な坂道を上った所にやっぱり黄色い小さな教会(と思っていたんですけど歩き方を見るともしかしたら一般の家の祭壇かもです。)があって、そこまでぶらり散歩。
建物の隣の大きな十字架がある場所で焼いていたのは何なのか非常に気になる所ではありますが。



後ろを振り返って、高い所からの景色をしばし眺めました。



で、他に見る所も無いので、ぶらりまた教会まで降りた所で、ケツァルテナンゴへ直行のチキンバスが呼び込みをしていました。
車体の後ろから乗らされ(なんでなんだ)出発。
ぐーすか寝ている間にケツァルテナンゴの一番大きなバスターミナルに到着です。

すぐ近くにメガパカがあって、その向こうにある大きな国道を渡ると、街の中心に向かうミニバス乗り場がありました。
良かったよ〜。これで今度からメガパカ行って家に帰るのにとぼとぼ歩かなくて良い〜。
ミニバスも家の近くの通りで「ここで降りる!」と叫び、降ろしてもらい(本当は停留所らしく停まる場所がじわっと決まっているらしいけど。。。)、お昼過ぎには無事に家に帰り着きました。
3時間半と短い遠足でしたが、少しだけ街から離れて一息つけて満足です。
ってか各バスの乗り方がわかっただけで今回のお散歩は意義があったわ〜。

そういうわけで、次回こそ温泉に行こうかな。
それとも・・・は考え中なので決まったらまたご報告いたします!

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ケツァルテナンゴの家事情

やっぱり売家の看板が気になって仕方ない、元不動産業事務職のニイナです。
価格と言うより投資的な?いや違うな。ここをただの住む家や貸す家としてでなくて、ここで何をしたら楽しくて、かつその場所に何らかの貢献が出来るか??という目線で気になってしまい、いろいろ想像してしまいます。

と、いうことは私がやりたいのは不動産というよりデベロッパー??
ただ私はその土地の人の生活が充実しつつ世界と繋がる企画と運営がやりたいんです。
これをどうやって転職活動で上手く言葉にしたら良いのでしょうか・・・

前置きが長くなりました。転職活動についてはまた別の機会に。
さて、家 です。

まずは私がこの国で唯一知る、今住んでいる家のことを。
今は学校から斡旋されたホームステイ先に住んでいます。
グアテマラ第二の都市のど真ん中にある学校からアップダウンが有るとはいえ徒歩15分の場所であることを再度お伝えした所で。

因みにガイドブックなどによく書いてある「停電が多い」と「電圧が不安定」は今の所、遭遇していません。
パソコンも携帯も変圧器無しで毎日ガツガツ充電しています。
「水圧が弱い」これは本当ですが、トイレは頑張って流れてくれてます。

5DK2B2DEN+店舗付き 駐車2台可(とりあえずBはバスルームってことでいきます)、シャワーは昼間外が暑い時は生温いお湯が出る(事が判明)というスペックです。

2DENとしましたが、玄関のドア入ってすぐの所にソファーとテレビを置いていて(リビングとしてそんなに使われていない)、二階に上がった所の広くなっている所も家族の共用パソコンや洗濯物置き場になっています。
5部屋の内、4部屋をホームステイの部屋として貸し出し、一家6人は同じ一部屋で寝ています。
(え〜!これで17歳の男の子や15歳の女の子がよく嫌がらないなと感心しますが。)

この形態が一般的かどうかはわかりませんが、ご近所も間口から見る限り、広さ的には普通な感じじゃないかな、と。
そんな地域でご近所の家が売りに出ていたのでステイ先のお母さんに値段を聞いてみたところ、
「多分Q1,500,000(約2200万円)。でもあそこの家は大きいから〜。6DK2Bよ〜。zona1(街の中で一番都会地区)だしねぇ。」とのことでした。

確かに間口は25mくらいありますが、そうか、これで高いのなら一般的な広さの家なら若い人でも何年か頑張ってローン組んだら買えるか?(私は買う気も買える気も全くしませんが。)

と思っていたところに昨日、いつもと違う帰り道で不動産屋さんを発見しました。
物件資料はこちら。


場所だけ無理くり日本に当てはめて考えたら、第二の都市ってことで大阪で四ツ橋あたりに標準的な広さの中古戸建を1000万円以下で買うようなもんでしょうか。。。

それと週末にお散歩途中に新興住宅地の看板も発見しました。


価格や一戸あたりの広さはわかりませんが、zona3とは言ってもまたまた大阪なら東成区(中央区の隣でJR環状線も地下鉄も通っていて便利な住宅地)くらいだと思うのですよ。

グアテマラは日本のような新築信仰があるのか、そして不動産の価値の在り方(古くなれば価値が上がるのか下がるのか)は不明ですが、この場所に新築(が沢山建てられる土地があったってことだけでも)、お買い得なのでは、と思います。。。


ここでは家はコンクリート造りが多く、木造家屋は滅多に見ません。
一軒見つけたのが、私が通った高校の近所に在った醤油蔵の雰囲気と似ていて、なんとなく嬉しかったです。

↓木造なのは2階だけ↓


1階はタイル屋さんでカラフルな床材が多く置いてました。

 
ついでに建具。ケツァルテナンゴでは珍しいちょっと素敵レベル、のドアを発見。



そういやアメリカでもシアトルは木造が多かったですが、カリフォルニアはコンクリート?モルタル?が多かったですね。
ケツァルテナンゴはそんな夏の日差しサンサンのイメージは無いのですが、中米以南は基本がコンクリートなんでしょうか。



おまけで家具について。
家や学校でも椅子がやたらとプラスチック製です。韓国の飲食店とかによくある物。
まぁ軽くていいんですけどね。温かみは無いですよねぇ。
それと、ダイニングテーブルのセットは日本人にも安心の低さです。
よかったよかった(笑)


以上、ケツァルテナンゴの家に関するあれこれでした!

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追加編:道路事情に見るグアテマラ

前回、一方通行の標識が無いのにどうやってみんな一方通行を判断しているんだと謎だったニイナです。

・・・よく見たら(見ずとも)角地の家の壁にほぼ貼ってありました。
「UNA VIA」の標識が。


写真は撮ったつもりで撮ってなかったので、ネットから拝借しました。

なんでかわかりませんが、頭の中で勝手に「1番街はこっち」と変換していて、これをたどれば必ず1番街(1av)に行けると思っていました。
本当にその通りにしていたら危うかった・・・。
どこまでも一方通行。私の恋かよ。(ってΣ⊂(゚Д゚ )ヲイ!)


前回のアップ時にグアテマラの他の都市(アンティグア)はこうだったけどケツァルテナンゴはどうですか?という指摘をいただいたのが、車の真っ黒い排気ガスです。
も〜ぅ、酷い!
誰もしていませんが、一日マスクつけて行動してみようかな。
とんでもない真っ黒さになりそうです。


そしてまたまたバイクの話ばかりで恐縮ですが。(だってやっぱり目がいくので。。。)
新車売っているのは大概「家電売り場」です。
ウォルマートでも洗濯機と並んで3〜4台売っています。
日本の電機量販店で電動スクーター売ってるのと同じ感覚かな。なんか切ない(´・ω・`)



オフ車(125ccかな?メーカー知りまてん)ニューモデルの新車が約14万8千円也。

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道路事情に見るグアテマラ

毎日学校までの道のりが軽いトレッキングに感じるニイナです。
15分くらいの道のりですが、アップダウンが多いだけではなくがったがたなんですね。
しかもここは標高2300以上の高地・・・。軽く息切れます。

そう、ケツァルテナンゴはガタガタなんです、道が。普通のハイヒールや革靴は3日でやられると思います。
ごりごりした道を歩けるトレッキングに適したスニーカーを買おうと思っています。
しかも道では多数の野良わんこさんが幅を利かせています。
吠えられたり追っかけられたりはしていませんが、うっかりするとしっぽを踏んだりしそうなので要注意です。わんこさんの茶色い落とし物も道のあちらこちらにありますしね。

ケツァルテナンゴに限らず、中(南も?)米のいわゆる「街」は格子状に道があって、道に迷いにくいのでありがたいです。
時々行き止まりなどのトラップもありますがね。(よく引っかかって学校まで行くのに道に迷う)
歩道もあるのですが、歩道自体も70センチくらい高いところにあったり、電柱がドンとあったりしてなかなかに歩きにくいです。



ここは道が細いのでほぼその道が一方通行です。しかしその矢印の標識が無いのにみんなどうやって、ここは入っても良い道、と判断しているのか謎です。
と、言うかそもそも信号が少ないです。車用はおろか、歩行者用の信号を見た事が無い。
未だに街の中心の広場の信号の所でいつ横断歩道を渡ったら良いのかわからず、カメみたいになってます。

車はとても古いものが多く、ダントツ人気はトヨタ、マツダの日本車のようです。
アメリカから来てすぐなので、この古さに目がいくのかもしれませんが、、、。
路線バスもアメリカの黄色いスクールバスのお古が多いですね。

こういった道路事情の中、役に立つのはバイクだと思います。実際、たくさんの125〜250ccくらいまでの(これまたぼろい)バイクがヘルメットも被らず通り抜けて行きます。
この光景は東南アジアを彷彿させますね。
自転車はほとんど見かけませんが、一応、無料で停められる専用フェンスが街の真ん中にはあります。

ただ、一番分からないのがこういった街中の状況なのに、都市間の高速道路(インターとかは無いのでただ都市間を結ぶ一般道路なのだと思いますが)では、奇麗で大きなバイクが何台も連なってツーリングをしているのです。
大きいと言っても、400ccくらいだと思うのですが、ネイキッド(教習車みたいなの)やレーサータイプ(ガッツリ前のめりで乗るザ・バイク)に、これまたレーサー仕様のファッションに身を包んだ人達が峠を攻めています。
自転車もたくさんのかっこいいロードレーサーが峠で漕ぎ漕ぎ・・・。

こんなかっこいい(きれいな)バイクがあるなら普段、何で見ないんでしょう?
大きなバイクを買えるなら、新しい車が買えそうな気もします。

単純に峠族はリッチなのだと思いますが。
こんなところに国内での経済格差を感じるのでした。


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