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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

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夢のスタート的南米旅行:1.バッタバタ出発編

この日のテーマソング 宇多田ヒカル の "Traveling"の 椎名林檎ver.

滞在3時間のチリはサンティアゴの空港で、同じ椅子に座った隣りのイケメンの貧乏ゆすりにキレそうなニイナです。
こっちまでゆれるっちゅーねん。
いかん、最近、自分でも思うけど怒りっぽい。
しかも拙いスペ語で日本人が怒ってるアピールをするので、大概の人はやれやれ、と聞いてくれる体制に入ってくれることを知っているもんだからタチが悪い、と自分でも思います。。。

さて。
飛行機の出発まで2時間を切った状態で家を出発したuberをぶっ飛ばして
到着したレオンバヒオ空港では、
メキシコシティへのアエロメヒコ便が約2時間の遅延でしたが、
売店に置いてあった日本製カップラーメンを食べることなく。。。

必死で、これから向かう最初の到着地のブエノスアイレスのホテルとか、
そこからの移動の手配に明け暮れていました。
が、取れない、、、。
アマソナス航空という、アルゼンチンの北部とボリビア南部をつなぐ
ローカル路線のサイトから直接チケットを取ろうとしますが、なかなか決済が出来ず。
んもーぅ!
チケットないなら無いって書けやー!期待さすなやー!

そうこうしているうちに出発。
到着したメキシコシティでは乗り継ぎのみなので、出発エリアから出ることはありません。
イミグレカウンターは、出発ゲートの入り口入った近くにあるので
(メキシコの居住者カードを持っているもので)イミグレを済ませて、と。

それはさっさと終わったのですが、深夜なので出発エリア内の
全ての両替屋さんもまともなご飯屋さんも閉まってる!
うわーぉ。メキシコペソなんてこんな持ってても仕方ないし。

とりあえず、いろいろ尋ねまわって、出発ゲート入ってきたところを背にして
イミグレに向かって左手ずっと奥にある、検疫ゲートから、
出発エリアの外に出れることが判明しました。
で、無事に外でアメリカドルをゲットして
(最初に到着のアルゼンチンペソは品切れで買えず)
出発のセキュリティゲートを通って、また出発エリアに戻りました。
ふぃ〜。焦った。
やっぱ旅の最初が焦りで始まると、ずっとこんな困難が付いて回って焦る笑)

ネットで調べ物したりしつつしていると、パナマ行きのコパ航空は定刻通りに出発しました。
ちなみに、最終目的地がパナマじゃ無い人は、搭乗口のカウンターで
パスポートをチェックされてメキシコの出国カードをボッシュートされます。
えぇ〜?大丈夫?と思ったら、戻りの時用の紙は返されました。ヨカッタヨカッタ。

コパ航空の機内はごはんもサービスも悪くは無い、と思いました。
パナマの人はやっぱりお尻が生き物みたい。
(キューバの時に思ったのと同じく、男性も女性も)
無事に着陸したら拍手が起こるこの文化、アメリカ大陸全般でいつも体験しますが
パナマ人、陽気なっ!
うぇっほーぃ!って感じが、着陸成功をひしひしと感じさせます(笑)
あ、ラテンの国来たわー、と。

到着後、乗り継ぎのための時間は5時間だけなのですが、
どうせならパナマ運河をみに行ってみたかったので出国ゲートへ。
係官のお姉さんに、「5時間じゃ行っても戻ってこれないわよ」と
脅されながらも、とりあえず外に出てみました。
預け入れ荷物はそのままブエノスアイレスまで直行されるので、手持ち荷物だけ通関します。
この時点ですでに到着後1時間は経っていて、
しかもパナマは乗り継ぎ便の1時間前には出発ゲートに居るように決められています。

残すところ3時間。
どうやって行くべえか、、、と考えて、uberを試そうとしたら
おそらく行けます。
が、指定された離れたところでしか使えないみたいで、その場所を訪ねたおじさんたちに
タクシーで行きなよ、と言われる。カード払いもできるから、と。
固定で額を決めているらしく、片道40ドル、往復なら70ドルで
カード払いなら5ドル上乗せ、でした。
あ、パナマはUSドルがそのまま使えるのが、乗り継ぎ人にとってはありがたい。
カードも多くのところで使えるっぽいし。
タクシーの値段はネットでいくつか見た情報と同じだったし、
それならいっかー、ということで乗りました。
大きなワゴン車貸切です。
今にして思えば、他の似たような人たち誘って乗り合いすればよかったですが。

パナマの新市街はとっても近代的

運転手さんはガイドも兼ねているらしく、行きがけには
(直接行ってもまだ船が通行していない時間だったので)
パナマの旧市街を通ってくれたり、私が質問したことにも丁寧に教えてくれました。
しかもパナマ人のスペ語はゆっくりだし、発音も変な癖は無いし
私にとって聞き取りやすいのも嬉しい。

港町の旧市街。ちょっとキューバのハバナと雰囲気が似ていますが、パナマの方が全体的にキレイ。


パナマ運河では15ドル払って、フローレス展望台へ。
ちょうど朝一番の開門の時で、運良くダブル通行が見れました!
(パナマ運河は世界中の船が通るけど、いつでもどうとでも通れるわけでは無いので、莫大な通行料を払って決められた通りに船が通行します)

ここで超ざっくり簡単なパナマ運河の仕組み解説を実際に見た風景で。

行ったらちょうど船の入門から見れました


左右の水位を同じにすることで通行可能になります。船のエレベーター的な。


展望台ではずっと、スペ語と英語で実況中継が聞こえてきます。
下にいるお兄さんがマイクを持ってノリノリでしゃべっている。。。


開門してからは早い。


開門から通り過ぎるまでは20分、、、くらいかなぁ?


パナマ運河までは朝のラッシュで1時間半ほどかかりましたが、戻りは30分で戻れる距離なので、パナマ運河をちゃんと堪能して、次の出発便の1時間以上前には空港へ戻りました。
パナマ、また今度はここ目的で来たいわぁ。

おっと忘れちゃいけない。出発前にパナマのビールも。

その後、同じくコパ航空で、ブエノスアイレスへ。
夜に到着して、空港バスに乗ろう、あ、その前に両替しなきゃ!で
両替している間に、1時間に一本の空港バスが行ってしまう。
次は23:30発の最終便です。
ま、いいけど。ブエノスアイレスのエセイサ空港(国際線)はwifiサクサクだし。
他にやれることをやるのだ。
でもホテルの予約、キャンセルされないか不安。。。
(電話通じず)

なんじゃかんじゃとしながら、出発時間に空港バスのチケット売り場に集合して
そのまま外の乗り場へ。
市内での降り口は三つか四つかあるらしいので、一番ホテルに近い場所を教えてね、と
運転手さんにお願いして30分ちょっとで到着しました。


バスの降り場からホテルに向かう間に発見。タンゴ練習足場(笑)

夜遅くまでキオスクがたくさん開いているので、道を尋ねながらなんとかホテルに到着。
広いベッドでぐっすりと眠ったのでした。

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