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ニイナさんの海外転職レポ

お金、コネ、専門技術、語学力、彼氏、全て無し!の33歳独身女性が体当たりで始めた海外転職活動と@ラテンアメリカのリアルなレポート。語学留学と就職を決めるまでの第一章、メキシコで就職して驚きの連続の第二章。目指した業界に転職しての第三章です。

ニューヨーク・ニューヨーク:みんなで幸せ編。

家の中でコオロギ大量発生のニイナです。
いや、コオロギなんか鈴虫なんか知らんけども、とりあえずゴキではなく
薄茶色でぴょんこぴょんこ跳ねる。
ところをスリッパでペシャッとやります。平均1日2匹、、、。
またそろそろfumigacion(虫駆除。バルサン的な噴霧タイプを業者にやってもらう)を
しなければかしらねぇ。


7月22日土曜日、ミナミノの結婚式当日。ずっとずっと待ちわびた日です。
 NYからレオンの自宅に二ヶ月近くかかって届いた招待状。(私の妹が日本から昨年末に送った年賀状は未だ届いてないが。)


結婚式は夕方5時からなので、この日も午前はのんびりして。
お昼ご飯は今日こそ豚骨ラーメン食べよう、、、と
思ってミナミノの家の近くのラーメン屋に行ったらアウト。
もう何がアウトっち豚骨ないやん。ってか韓国経営か?

麺料理をすすれない白人達が、醤油ラーメンだか台湾ラーメンだかを
レンゲでミニラーメン作った挙句に、お箸に麺をグルグル巻きつけて
長い時間かけて食べているのを見て、一気にげんなりして
とりあえず海鮮丼を注文。

なんでしたっけ?ヌーハラ?とかなんとか言う前に、
ラーメンまともに食べれん人がラーメン食べるな、くらい言いたいけども。
(人種と文化が世界一ミックスされた都市でこんなこと言うなっていう話ですが、、、)

 海鮮丼という名の。。。いいけど、さ。。。

気を取り直して、妹ちゃん達と合流。
妹ちゃん達がいるミナミノの家で着替えをさせてもらいます。
ドレスはNYで一般的な結婚式の格好がわからなかったので、
どれにするか悩んだのですが、とりあえずここはこれでいけるでしょ、で
昨年の夏に日本で友達の結婚式に出席した時のドレスにしました。
髪の毛も妹ちゃんにばっちりキレイキレイしてもらって、
いざ、uberにて出発。

到着したのはセントラルパークの南の入り口です。
そこから、招待状に書いてある場所をgooglemapで辿って歩いていたら
ミナミノの結婚式のコーディネーターと名乗る女性が
「あなた達、ミナミノの妹さん?会場はこの先だから!」と。
でも言われた場所は教会じゃなくて、小高い丘の上の屋根がある休憩所みたいな。
緑の屋根とまわりではのんびり休日を芝生の上でくつろいでいる
ニューヨーカー達もいて、開放的な気持ちの良い空間です。

・・・ここ??と思っていたら、新郎のご家族とかもいらっしゃって
どうやらここで合っているみたいです。これはいいですね。
閉ざされていないから、公園を歩く人からもいっぱい
祝福の声をかけられるのではないでしょうか。

新郎の親戚にたくさん声をかけられながら、恥ずかしそうに喋っている
妹ちゃん一家。ごめんね、聞くだけの通訳しかできないもんで、、、てへぺろ。
みんな一様に遠いところからよく来たわね、と歓迎してくれていました。

そうこうしていると、いよいよセントラルパークの入り口から
歩いてきた、新郎新婦が会場に到着して式が始まりました。


過去にメキシコボリビアでカトリックの結婚式に参加してきた私は
讃美歌歌うの多いのかなとか、神父さん話し長いのかなとか思っていましたが。
プロテスタントだからなのか、アメリカだからなのかわかりませんが
讃美歌歌わされることも無く、牧師さん(女性)が
粛々と聖書の言葉を読み上げて、誓いの言葉と
指輪の交換をして、新郎新婦それぞれの家族に
感謝の念とこれからよろしくね的なお花を渡して、、、と
日本の教会使って挙げるタイプと似ていました。


ミナミノが妹ちゃんとハグしているところで涙腺崩壊してやっぱり泣く。
うぅ、、、。今までたくさん辛いことがあったけど
また今日から人生楽しみながら新たに歩き出すんだよ、、、と思いつつ
式は終了しました。

会場が普通のNY市の公園だからなのか、それとも昨今はやらないものなのか
わかりませんが、ライスシャワーとかフラワーシャワーとかは無く。
コーディネーターの先導で「さぁ!みんなで写真を撮りましょう!」
という感じで、芝生に移動して写真撮影です。


その後、披露宴というかお食事パーティの会場(公園出てすぐのレストラン)に
それぞれ徒歩で移動しました。
この辺で少しお話しした、ミナミノのお友達が皆様楽しすぎ。
航空業界の方が多かったのですが、やっぱり海外で生活している日本人だからか、壁が高くないというか、無い。
私は日本で友達の結婚式に出席している間は、同じ席になった見知らぬ人と話すこともあまりできないタイプですが、ここは違いました。
 お友達の皆様。素敵な笑顔の方々ばかり。

会場では着いたそばから、ウェルカムドリンクのみならず
ウェルカムフード(タパス的な)を振舞われ、もちろんドリンクサービスもあります。
が、司会がいて演し物があるわけでもないので、
いつのまにやら始まっていつのまにやらみんなが楽しく会食しているパーティで
これがまたアメリカっぽいラフさを感じられて楽しいです。
(メキシコ・ボリビアはここから延々とダンスタイムがあるのでそれと、
挨拶とイベント盛りだくさんだけど時間きっちりの日本との中間という感じでした)



挨拶はあるにはあるのですが、会の終了近くに新郎のお母様を筆頭に
言いたいことを言いたい人が主張する!という感じです。
グラスをフォークでチャンチャン!と鳴らして注目!とした上で
「こんなに綺麗で優しい嫁が来て嬉しいわ」みたいな。
(多分もっといいこといろいろ言ってるんだけどいかんせん英語なんでわからん)

私に英語を喋る力があれば!
もしくは航空業界の皆様に通訳してもらってでも
グラスをチャンチャンして言わせてもらえば良かった。

「ミナミノはね、中学の時から20年来の友達だけど、
いつもいつも努力して悩みながらもがきながらも
必ず自分の夢を叶えてきた私の自慢の友達なの。
新しい家族の皆さん、そんな彼女をこれからよろしくお願いします」

と。
やっぱアメリカでは自分の意見をアグレッシブに言っていかんとね、と反省しました。

お開きになって会場を出た頃、結婚式が終わるのを待っていたかのように
静かに雨が降り出しました。
やっぱミナミノ、ツイてるね。

妹ちゃん達のアパートに帰って着替えて、
地下鉄でミッドタウンの私のアパートに帰りついて。
たくさんの幸せをおすそ分けしてもらった私は
ちょっと前よりも「結婚っちいいねぇ、、、」と思いながら
とっても幸せに眠ったのでした。

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